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あなたの物語を教えてください

なぜ在宅ワーク特化型求人サイトが “子供向けオンライン講座“ を『完全無料』で運営するに至ったのか? そこにあるママたちの熱い思いとは?

著者: 株式会社アイドマ・ホールディングス

株式会社アイドマ・ホールディングスが運営する、在宅ワーク特化型求人サイト『ママワークス®』は時間や場所を選ばない新しいワークスタイルを応援する、主婦向け在宅ワークの支援サービス。昨今の新型コロナウイルスの影響もあり、在宅での仕事を希望するママたちの登録は今も益々増えています。


主婦の在宅ワーク・内職の求人・バイト・お仕事情報ならママワークス (mamaworks.jp)



ママの仕事、子供の勉強、趣味や親子の触れ合いの時間、全部が叶う“おうち時間”をママワークスが丸ごと提供できたらどんなに素敵だろう


そんな想いが詰まった『オンラインdeキッズスクール』という企画が持ち上がったのは、コロナ禍で学校が休校となった2020年春、会員に送ったアンケートの結果がきっかけでした。


無料だからこその苦悩や社内での温度差、教育関連の知識豊富な運用担当がぶつかったオンラインならではの壁を乗り越えながら、開始から3ヶ月で延べ200人のお子さまが受講したオンライン講座の誕生秘話をお送りします。


<プロフィール>

語り手 事業開発室・オンラインdeキッズスクール運営担当 山田有里

講座の運営全般を務めています。来春、小学校に上がる娘を持つ1児の母であり、子供の教育について本格的に考えざるを得なくなる時期に新型コロナウイルスの影響で完全在宅勤務に。

約10年の教職経験を経たのち、お子様たちが目を輝かせて楽しく学べる教育コンテンツ制作に従事。教育畑をひた走っています。


聞き手 広報 西江美幸

経営企画室 ブランド広報チーム リーダーとして活躍中。3児の母であり、普段は完全リモート(在宅)にて広報活動を行っています。





【新講座『からだをうごかそう』のプレスリリースはこちら】

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きっかけはコロナ禍真っ只中に調査したアンケート結果から

――まず『オンラインdeキッズスクール』とは、どういったサービスですか。

在宅ワーク特化型求人サイト『ママワークス®』のCSR活動の一環として

会員のお子さま向けに2020年8月より提供している、完全無料のオンライン講座です。


親子の「自立」「新たな可能性」「成長」をコンセプトに、様々なオンライン講座を通じてママワークス会員の皆様とそのお子様の豊かなおうち時間作りをお手伝いします。

現在は、英語、プログラミング、料理、工作、フィットネスという5種類の講座を開講しており、今後はプログラミングの大会出場を目指すような、プログラミング中級コースやママ向けの単発講座も予定しています。

――サービス立ち上げのきっかけとなったのは、新型コロナウイルスの影響で自粛真っただ中、学校が休校中となり子供がいない間に進めていた在宅業務が急にできなくなったりと、誰もが不安を抱えていた今年の春にママワークスの会員向けに行ったアンケートの結果でしたね。

そうですね。

皆さんどのように過ごされているのか、などの質問もあったアンケートでしたが、悩みだけでなく対策方法など、大変興味深い回答をたくさんいただきました。


TVやゲームに頼るという内容も多かったですが、ママの在宅ワークの時間はお子さまも一緒に勉強する時間と考えているご家庭も多いこともわかりました。


共通していたのは、突然学校が休校となり子供の継続した学びが脅かされていることに大変不安を感じているママたちがとても多かったということです。

――そのアンケート結果を見た、ママワークスの運営会社である株式会社アイドマ・ホールディングスの代表 三浦から発案されたのが『オンラインdeキッズスクール』でした。

コロナで日本中、世界中が混乱している中での、新たなCSR的な発案だったこともあり、上層部もざわついていたと聞きました(笑)

――もともと営業主体の会社ということも相まって、まったく利益を生み出さないこの企画に戸惑いを覚えた社員がいたのは事実でしたね。

しかもこの先も営利目的に方針を変える予定はないと聞いています。

――会社的にこのようなサービスを行うだけの体力がついたというのもありますが、企業理念に通じる部分が大きかったというところが一番の理由です。当社はオンラインコミュニケーションでのやり取りに長けているので、そのスキルを活かして未曽有のコロナ危機で混乱している学業の現場の助けになりたいという気持ちが何より強かったです。

なるほど。


経営理念の「すべての人の夢の実現に貢献する」、ビジョンの「世界の可能性を広げる会社を創る」という部分にまさに合致していますね。


わたしは企画が決まった後からの参加で、それまでは別の会社に勤めていましたが、会社の理念やビジョンに共感しましたし、自分にも来春から小学校にあがる子供がいて、いろいろな可能性を模索しているところでした。


そんな中、「自分が緊急事態宣言下そして子育てするなかで感じたこと」と「これまでの知見」を何か役立てられないかと思ったんです。

――詳しくお聞かせいただけますか?

緊急事態宣言の際、私も在宅勤務になり、娘の習い事もすべてオンライン化し、とても助かりました。


コロナを機に働き方も一気に変化するだろうと感じましたし、感染リスクを軽減しながら学びも継続させられた経験は大きかったですね。

――テクノロジーの力があるからこそできることですよね。

日本はIT分野に遅れを取っていますが、テレワークもICT教育の重要性の認知も加速度的に広まりましたよね。


私自身もコロナがきっかけでオンラインで教える立場になりましたが、3月時点ではオンライン受講しているお子様の中には日本だけでなく、ロックダウンしている国からの参加もあったので、そこでもオンラインの可能性をひしひしと感じていました。

――海外からも参加が!まさにオンラインだからできることですね。


教員仲間から混乱と奮闘の声が届いていましたし、オンラインであれば、これまでつながることのなかった人ともつながれます。これを広げていくために動くべきだと思いました。

――オンラインdeキッズスクールの対象は幼児から小学生低学年ですが、なぜですか?

周りに教育関係者がたくさんいるのですが、研究会や座談会などでお話を伺っていると、みなさん口をそろえて“小さいとき、幼児教育の重要性”を語ってくれますね。

――具体的には何歳ごろ?

幼児期はだいたい年中さんから小学校3~4年生ぐらいが大切な時期と聞きます。


この時期の教育を見直さないと、社会に出てから生き抜けない可能性がある。それを危惧し、根本を解決したいと幼児教育に飛び込む有名予備校講師や大学教授もいらっしゃいます。普段、高3生や大学生を教えるプロまでもが、幼児を教えはじめているということです。

――どのような教育や接し方が必要なんですか?

子供は元々教えなくても、自ら学ぶ力を持っているんです。なので、幼児期は具体的に何かを教えるよりも、『自ら学ぶ』という経験ができるような環境づくりが重要だと思います。


一方で、親と子の対話も重要です。


オンラインdeキッズスクールでも、親子間の対話のきっかけを提供ができるといいなと考えています。オンラインだと親も子供の近くで様子が見られるので、子供の変化や意外な面に気づくことができます。子供が興味を持ったことに対して、親もしっかり興味をもって答えて次の会話につなげてほしいですね。

――対話は興味があることをつなげていく訓練になるんですね


そうです!自分でとことん考える力となっていくんです。

ですが、これが小学校の高学年になってくると、成長にしたがって、これまでのように大人と会話をしなくなったり、授業でも時間が経過すれば答え合わせの時間がくることを経験から知ってしまいがちです。


中学、高校になるともっと顕著です。

――経験値が上がって良くも悪くも合理的になってくるんですね

そう、だけど小さな子供は違います。


とことん素直に純粋に突き詰めて考えることができる時期なんです。

その時期に粘り強く自分で考えることができる力を養うことが重要です。


オンラインdeキッズスクールではそのような力を伸ばせる仕掛けをどんどん組み込んでいきます。


無料に身構えるママと、企画の価値を十分に感じ取ってもらえない社員の間で板挟み状態

――オンラインdeキッズスクールのテスト授業は夏に開催されましたがママや子供たちの反応はいかがでしたか?

まず無料ということで、こちらとしてはママたちからは単純に喜んでもらえると踏んでいましたが実際は違いました。

――というと?

無料だと質が低いのでは?逆に質が高ければいつか有料に切り替わるのでは?と

期待よりも不安を抱かれることが多かったんです。


また、夏休み中であるという事や無料であること、更にオンラインで対面じゃないことがあり無断欠席、ドタキャンされるパターンが本当に多かったです。

――無料ということや実際に会わないことで軽んじてしまうんでしょうね。オンライン営業でのアポイントでも良く起きる問題でして対策を立てる必要のある内容です。

あとは幼児なのでタイミング悪く開催直前にぐずってしまったりすると、

親御さんからやっぱり今日はやめておきます、という連絡がくる流れになるパターンも多かったです。


これはおそらく有料の講座でお金を払っていたとしたら、もったいないという気持ちが湧きがんばって参加しているのかもしれないですね。

――社内の反応はどうでしたか?

平均年齢が比較的若く、20代の独身社員も多い当社では、実はこの無料オンライン講座の価値は社内で十分に認知されていませんでした。


でも、運用がうまくいき結果が出せればそれも覆せると確信して突き進むことが使命と考えました。


飽きて離脱する子供たち…、テスト段階で立ちはだかった壁

――テスト配信中の生徒や親御さんの反応はどうでしたか?

質の高い授業を行っている講師に依頼したものの、オンラインでの双方向授業に関してはお互いノウハウがなく試行錯誤の連続で苦労した。


テスト段階では、たった30分間という講座であったにも関わらず40%のお子様が講師と直接話せないため、離脱。


幼児の場合は特に集中力の維持が難しく、エンタメ性をプロ並みに高めない限り、一方向の形態は難しいと感じました。


それならママを巻き込もう!散らばっていた歯車が徐々に回り始める

――実際わたしもテストに参加しました。確かにエンタメ性はとても重要だと感じました。これらの問題にどう立ち向かったのですか?

子供をいかに飽きさせないかについては、オンラインでも双方向でのやり取りを可能にしました。


また講師が教えることに集中できる環境を整えるために別途テクニカルスタッフを配置し、さらに講義中の声掛けをマニュアル化することで現在の離脱率は0%を維持しています。

――なるほど。サポートスタッフとシナリオを用意したのですね。ほかには?

無料だからこそ、誰のためにやるのか、なぜやるのか、

コンセプトをママたちに正確に伝える必要があり、PRの重要性を感じました。


そこで、講座制作はもちろん、PRもLP制作もすべてにママを巻き込むことにしたのです。


なぜなら、ママのため、お子さんのためのコンテンツだから。


そうすることでママ目線が生きる。


また、有料講座へ誘導するためのサンプル的な講座と思われてはいけない。

それには継続した学びを子供たちに提供し続けることがとても重要と考えました。

――結果としてママワーカーの雇用機会の創出につながる企画へと変化したのですね。

そうですね。

これらの求人は全てママワークスで募集しました。


これからもどんどん幅が広がっていくことが想像できますし、こういったお仕事を在宅でママがしているという前例ができれば当社だけでなく、興味を持ってくれた企業に事例として案内もできる。


生きた営業トークに繋がるということです。

社内的にもこの企画に興味を持ってもらえるように変化してきました。


まだ始まったばかりのこの企画、掲げる目標は高く、その可能性も限りなく広い

――今後の目標は?

このオンライン講座で、全てに共通しているのは子供たちに色々なことを体験してもらうという事です。


そしてわたしたちが一番多く子供に声掛けしているのは “どうしたらいいと思う?” という言葉。


そうすると子供ながらに一生懸命考えて、子供なのにこんな事を?という発想が出てきます。プログラミングの授業などでは私の想像もつかないような発想がポンポン子供から出てくるんです。


先日開講した算数も、計算プリントをやり、早くできた子に手を挙げてもらう授業ではなく、紙をつかって手で動かして組み合わせたり、数えたり、回転させたり、規則を調べたり、さらにそれを発表する場もあるので、試行錯誤する場面がたくさんあります。


オンラインだから、あれが、これが、という表現では伝わらない。それを自力でどうしたら伝わるか考えてもらう。そういったやり取りをしていくことで大人になってから自力で自分を伸ばすことができる底力のようなものを養っていくことができるんですね。


ですが、このオンラインdeキッズスクールの特徴として現在そういったその部分は表立って案内していません。


あくまで、オンライン講座の間お子様をお預かりし、その間にママの自由な時間が作れるお手伝いをするというのが醍醐味となっています。


でも、参加いただいたからには何かしら取得して持って帰ってもらいたいし、回数を重ね、実は無料でもここまで深く考えて作られている講座なんだよ、というのが段々と伝わっていけば良いなと考えています。


【関連プレスリリースはこちら】

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■会社概要

商号:株式会社アイドマ・ホールディングス

設立:2008年12月22日

代表者:代表取締役 三浦 陽平

資本金及び資本準備金:88,100,000円(2020年9月30日現在)

本社所在地:東京都豊島区南池袋2-25-5 藤久ビル東5号館 4F

TEL:03-5985-8290

FAX:03-5985-8291

ホームページ:https://www.aidma-hd.jp/




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