いつものバッグを開ける動作で大開口を実現したWE-ME Dパック開発ストーリー
1940年創業 企画提案型 OEM バッグメーカー 松下ラゲッジ株式会社が 2019年 9月に発表した機能性と手触りを追求したバッグブランド “WE–ME (ウィーミー)” 今回は、シグネイチャーモデル W-01 Dパックに込められた想いや開発の裏側について開発担当者自らが語ります。
松下ラゲッジ株式会社 企画製造部 Aチーム 企画開発チーフ 平井 拓斗
WE-ME の中で、シグネイチャーモデルとなっている W-01 Dパックの大きく開く構造について、私がどのように開発したか紹介させていただきます。私が大好きな「もの作り」の楽しさを少しでも伝えられると嬉しく思います。
始まりは紙の模型
私は、頭で考えるより手で考える方が発想しやすいので、A4用紙とハサミ・セロテープを使い工作を始めました。幼少から何かを作ることが好きで、大人になった今も手で形にする事は続けています。紙の折れるシワや、折れ方をチェックし、どのようにバッグにしていけば良いか、具体的な構造を考えながら切って貼って、作り直してを繰り返し、WE-ME Dパックの元となる模型を完成させました。
紙の模型 ( 再現 )
発想のきっかけ
オリジナルブランドを立ち上げるにあたり、私自身が一番何を作りたいか、何を発信したいか考えた時、お客様が手に取って使って頂く際に、本当に使いやすいバッグを提案したい思いがありました。
使いやすいバッグの条件
使いやすいバッグの条件で一番大きなポイントはメイン収納の開口の広さにあります。各ブランドが知恵を絞り大きな開口の機能を考え、ガマ口のリュック等多くのヒット商品が生まれています。
いつものバッグを開ける動作で大開口を実現したい
大きく開く事がバッグの使いやすさに大きく影響しますが、もう1つ大切なポイントとして、「 使い慣れている 」事があります。
バッグの開閉で一番ベーシックな動作はファスナーを開け閉めする事です。いつものバッグを開ける動作で大きな開口を実現する事が、一番使いやすいバッグと考えて、それを実現するために今回開発を始めました。
WE-ME W-01 Dパック誕生
紙の模型を元に、いつものバッグを開ける動作で大開口を実現した WE-ME W-01 Dパックは誕生しました。通常のDパックに比べ、一目瞭然の大開口が実現出来ています。
開発中に気づいた事ですが、出来るだけ大きな開口を取る事により、パソコンや書類を入れる、内装背中側のポケットに通常屋根のようにファスナーの出っ張りがあり、物の出し入れに干渉しますが、WE-ME のDパックは全く引っ掛かりがありません。私が作りたいお客様が本当に使いやすいと思っていただけるプロダクトが開発出来たことは今でも嬉しく感じています。
WE-ME について
“A new de–facto standard”
WE–ME は、年齢・性別・使用シーンの境目を無くしたシンプルなデザインに、機能性と手触りの良さを融合させたアイテムを発信し、“これからのスタンダード” を追究するブランドです。
WE–ME のブランドロゴは、We (公) / Me (私)・Women / Men が上下反転したデザインになっており、どちらの「私」にも寄り添いたいという、WE–ME の想いを形にしています。
WE–ME 公式ホームページ
お問い合わせ窓口
広報 中西 / info@we-me.jp
Instagram / https://www.instagram.com/we_me.jp
取り扱い店舗
店名 : マークスタイル トーキョー GINZA SIX 店
住所 : 〒 104–0061 東京都中央区銀座 6–10–1 GINZA SIX 5F
店名 : グラフィア 横浜ジョイナス店
住所 : 〒220-0005 神奈川県横浜市西区南幸1-5-1 相鉄JOINUS 2F
店名 : ギャレリア 高崎飯塚店
住所 : 〒 370–0069 群馬県高崎市飯塚町 31–1
店名 : ギャレリア 高崎高関店
住所 : 〒 370–0043 群馬県高崎市高関町 407–1
会社概要
社名 : 松下ラゲッジ株式会社
住所 : 〒668–0013 兵庫県豊岡市中陰 318番地
URL : https://www.luggage.co.jp
創業 : 1940年
設立 : 1993年
代表者 : 松下 達郎
松下ラゲッジは、バッグを中心に企画・製造を行う ODM・OEM メーカーです。小さなキーケースから大きなキャリーバッグ、ビジネス向けから子供向けのアイテムまで、様々な用途、素材で国内外で年間約 250,000本を生産しています。バッグの構造の特許取得や、グッドデザイン賞の受賞歴があります。
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