コロナ禍で印刷業界が嫌がる「小ロット」向けシールステッカー印刷サイトをリリース　世の中に貢献できるO

コロナ禍で求められる企業としての役割

弊社はお客様からお預かりしたデータをシール印刷会社です。

あまり知られてませんが、シール印刷業界は受注内容により世の中の状況をリアルに捉える事ができます。

今回の新型コロナの影響においては、消毒やソーシャルディスタンス関連の印刷が増えました。

ただ大型イベントなくなったりや飲食業界からの依頼は少なくなっているので、何とか世の中を明るく元気にできる事はないかという視点から検討が始まりました。

現状よりも先へ、未来の「希望を表現できるクリエイター」に注目

現状経済等を見ると、どうしても先行き不透明で不安感が高まってしまいます。

そこで「世の中活気付けるシール」を作れるのは誰かという事を検討した結果、誰でもわかりやすく具体的にグラフィックで表現できるイラストレーターさんが最適という事になりました。SNSを通じてコミュニケーションをとり世の中明るくしてくれそうなクリエイターさんに声をかけさせて頂く事にしました。

安売り競争ではなく「付加価値」の提供へ

まず一番意識したのは社内の課題を考えるのではなく、クリエイターさんが弊社と関わるに辺り、どのようなメリットを感じて頂けるかという事を考えました。

クリエイターさん側としても「単純にシール印刷を安く印刷してあげます。」というのでは現状何も変わらず。怪しい営業されているのと同じで嫌な印象を持たれてしまいます。

そこで弊社としてはクリエイターさんの作品やプロフィールを理解してそれを紹介し、一緒にプロモーションを強化しつつシールを無料で作成する事にしました。

クリエイターさんは独自で面白い表現されている方は多いですが、あまりプロモーションに力を入れてない方が多いのでそこを協力しながらシールと連携取る形にしました。世の中イベント中止や延期が重なり、クリエイターさんとしても発表の場がすくないので、企業として何を協力し応援できるかという立ち位置でサイトの最適化を進めていきました。

小ロット専用「シール直送便Light」サイトの誕生

SNSを使って協力させて頂いたのですが、クリエイター様からの声で、「小ロット」「安く」「簡単」に注文できるサイトが欲しいというご意見を頂戴し、「シール直送便Light」というサイトを数カ月で立ち上げました。小ロットのシール印刷は会社的には効率が悪く利益が少ないので、正直あまりやりたくない分野ですが、「世の中を明るく」という事を前提に弊社代表より

Goサインが出て21年2月1日よりオープンする事になりました。

開発期間が少なかったので機能的にまだ不足している部分はあるのですが、直接クリエイターの声を聞いて調整を進めながら使い勝手の良いサイトになるよう改善進めていきたいと思います。