農業の衰退に危機感、生産者と消費者のイメージを変えていく。イチゴ農家が作った「ドクターベリー3Dフェイスマスク」の誕生秘話
農業の衰退に危機感、生産者と消費者のイメージを変えていく。
イチゴ農家が作った「ドクターベリー3Dフェイスマスク」の誕生秘話
#農家#ビジネス#美容#誕生秘話#いちご#化粧品
ICHIGOOJI株式会社
福井県坂井市にあるイチゴ農園「ICHIGOOJI株式会社」代表取締役の池田天瑠です。
「本ストーリーではイチゴ農家になったきっかけからイチゴの成分のフェイスマスク誕生について紹介します」
目次
・始まりは負けたくない想いと高齢化している分野で若い自分がやる面白さ
・SNS映えやグッズ化、イベント開催など若い自分だからこそできる取り組み
・いちごの素晴らしさを多くの人に知ってもらいたい、いちご農家がフェイスマスク開発を実現
~始まりは負けたくない想いと高齢化している分野で若い自分がやる面白さ~
私は兵庫県川西市出身で小学1年生から大学4回生まで野球に打ち込む日々でした。
大学3回生の時に肩を壊して大好きだった野球を断念することをになり大学3回生の
秋から就職活動をアルバイト時代の先輩に勧められて始めました。
初めて受けた大手人材派遣会社に内定を頂き卒業後は勤める予定でした。
内定者の交流会などで野球一筋だった私には今まで出会って来なかった方々が沢山おり
自分自身も刺激をもらいこの方々に負けたくないなと思い起業しようと決意しました。
元々、親戚の叔父が福井県で稲作農家を営んでおりその姿に憧れもありましたし就職活動する中で農業というワードすら聞いたことがなかったので周りが誰もやらないならチャンスだと感じましたし農業分野が高齢化していく中で若い世代がやれば面白いんじゃないかなと思い大学卒業前に農家になることを決意しました。
福井県の県の方や役所の方JAの方に相談したところイチゴの事業があるよとのことでイチゴのことは全く知らなかったのですがイチゴ農家になることに決めました。
そこからハウスが建つまでの間に京都のイチゴ農園で約2年間研修を行い4年前に
福井県に移住し経営がスタートしました。
~SNS映えやグッズ化、イベント開催など若い自分だからこそできる取り組み~
ICHIGOOJIでは『いちご、トキメク』、『農園っぽくない農園』をコンセプトに
若いからこそできる農業展開をしてきました。
【 Strawberry Night 】
夜のイチゴ摘み取り体験です。昼のイチゴ摘み取り体験は通常通り行っておりファミリーが中心にご来園されますが夜のイチゴの摘み取り体験は全国的にも少なくインスタ映えにもなるため女性やカップル層が中心にご来園されます。
【イチゴザウルス】
福井県は恐竜のイメージが強いことから福井県特産品になればと思い1粒60g(イチゴ3粒~4粒)ぐらいのイチゴ『イチゴザウルス』を栽培し百貨店を通じて東京などにも販売しており県内の直売所では朝一から大行列になり300個が5分程で完売します。
【 アパレル 】
地元の直売所では年配の方のご利用が多いため少しでも若い世代に興味をもってご利用頂く為に オリジナルのキャップ、 パーカーを地元直売所で販売しています。 全国的にも珍しく、福井県初(自社調べ)の取り組みです。
【イベント開催】
イチゴ農園でDJイベント日本でも初めて(自社調べ)の取り組みです。
の取り組みでハウスがクラブに様変わりします。 坂井市との各種コラボ 移住後、第二の故郷となった大好きな坂井市。婚活イベント等いろいろな形でコラボしています。
今後は大学生の学祭ライブバンドやコスプレイヤーのイベントも開催予定。
~いちごの素晴らしさを多くの人に知ってもらいたい、いちご農家がフェイスマスク開発を実現
そして今回本題のイチゴのフェイスマスク!
なぜイチゴ農家がフェイスマスクを開発に至ったのか。
それは『いちご、トキメク。お肌、キラメク。』をコンセプトにイチゴの魅力や農業の魅力を日本や世界に広げたいと思ったからです。
農業という世界に飛び込んで感じたことは、農家が農作物をそのまま流通業者に販売するだけではビジネスとして成り立たなくなってきているということです。
多くの農家は、家業として代々営んでいることが多いですが、少子化の影響や農業に対するマイナスイメージにより農家を継ぐ人たちは減少傾向にあります。
私は、農家に生まれたわけではないので、農家に対する固定概念はありません。
「丹精込めて苦労して良いものを作れば売れる。」といった精神論に近い考え方が蔓延しているように感じます。もちろんそれを全て否定はしません。しかし、工夫した売り方をしている農家はほんの一握りです。
農業の衰退は、日本の衰退に繋がります。自分達の作ったものの良さをどう伝え、どう販売していくのか。
我々は、いちご農家です。だからこそ、いちごの素晴らしさを多くの人に知ってもらいたい。甘い、美味しい。それだけではありません。ビタミンも豊富ですし、美肌効果もある。それを伝えるために今回のいちごのフェイスパックを開発しました。
競合する農家との差別化を図るなどは考えていません。
農業を起点にビジネス展開し、生産者と消費者の農業に対するイメージを変えていくことが衰退を食い止める唯一の解決策だと考えています。
イチゴのフェイスマスクを開発するなかで一番苦労した点は肌への安全性や効果を確認するための試験などを何度も繰り返し行ったことです。約1年間という期間をえて商品が誕生致しました。
・FBC福井放送・福井テレビ・NHK福井・FBCラジオ・FM福井ラジオ・読売新聞
・TikTokケンティー健人
Dr.BERRY3Dフェイスマスクをご利用頂いたお客様からはお肌のうるおいが良かった、次の日の化粧のノリが良かった、トーンアップした気がする、イチゴにこんなに沢山の美容成分が含まれていると思わなかったなど沢山のご好評を頂いております。
今後の展望としましてはイチゴの生産量の拡大はもちろんですがフェイスマスクを通じてイチゴの魅力や可能性を沢山の方々に届けたいと思います。そしてフェイスマスクだけではなくイチゴの化粧水などといったレパートリーもどんどん増やしていきたいと思います。
販売に関しては国内のみならず海外にもイチゴの魅力を伝えるため販売もさせて頂く予定です。
日本を代表するイチゴの生産法人になれるよう取り組んでいきたいと思います。
行動者ストーリー詳細へ
PR TIMES STORYトップへ