【みんなの想火】僕たちの"想火" それぞれのサイドストーリー
2020年7月23日、全国47都道府県で一斉に「竹あかり」を灯し、世界へ希望と平和のメッセージを発信する「みんなの想火」プロジェクト(https://47akari.jp/)。この前代未聞のプロジェクトに参加する運営メンバーに、そのきっかけや想いを聞いてみました。
今までにみたこともない規模のプロジェクト!
「みんなの想火」プロジェクト副実行委員長 / カナエリア 川渕 皓平
ー「みんなの想火」プロジェクト実行委員長・池田親生(ちかお)との出会い
川渕「僕が親生くんと出会ったのは、彼がCHIKAKENをはじめる前、地球一周船で周るピースボートの上でした。まだ僕も当時21歳、親生くんも22歳くらいの頃だったと思います。彼はピースボートを降りてすぐに竹あかりの会社を始めたんですが、『竹あかりをただのあかりではなく、環境循環型のものにしていきたいんだけど一緒にやらないか?』という話を聞いて、ちょうど僕も循環型のコミュニティ形成に興味を持っていた時期だったので僕もCHIKAKENのその活動に参加することになりました。まだ本当にCHIKAKENが誕生したばかりで、シェアハウスに住みながらちゃんとした収入も入らない、CHIKAKENの"ゼロ時代"と呼ばれてる頃に3年くらい親生くんと行動を共にしていました。」
ー趣味で続けていた「竹あかり」を本業に。そして気がつけば副実行委員長!?
川渕「CHIKAKENとの3年間ののち、一旦竹あかりの仕事をやめて、彼らのいる熊本から三重県に引っ越しました。しばらくは竹あかりは趣味で続けていたんですけど、その依頼が増えてきたことがきっかけで、やっぱり竹あかりの方が楽しくてやりがいがあると感じて『竹あかり』一本に絞ったのが30歳のころ。そこから竹あかり作家・演出家として活動をしています。」
ーこの「みんなの想火」プロジェクトに参加したきっかけは?
川渕「オリンピックをきっかけに、全国で竹あかりで何かやりたい、と親生くんが言っていたのは知っていましたが、いつのまにか『副実行委員長グループ』なるものができていて、気がついたら僕も副実行委員長になってました(笑)当然やるでしょ?っていう雰囲気でしたね。でも親生くんがやるっていうなら、やろうかっていう気になっちゃうから不思議ですよね。今は副実行委員長として、このプロジェクトに関わるサムライさんたちの竹あかりに関する技術指導などをやっています。コロナであまり全国を周ることはできなくなっちゃったんですが。」
今までにない規模のプロジェクト!そこにしかない、その人にしかできない竹あかりで、その人の人生が少しでも豊かになってくれたら本望です
川渕「多分これって今までにない挑戦なんですよね、竹あかりで全国47都道府県を繋ごうというのは。僕が今まで関わってきた竹あかりのプロジェクトの中でこれが一番大きなプロジェクトなんです。この"自分たちのまちは、自分たちで灯す"っていうことをそれぞれが竹あかりを通して実現して繋がった時に、いったいどうなるんだろうというのをとにかく見てみたい。それが一番ですね。」
ー今回参加してくださっているサムライさんたちの約半数くらいは竹あかりの未経験者さんですが、それについてはどう思いますか?
「自分は竹あかりの魅力は十分わかっていて、それにぞっこんでこうやってやっているんですけど、もしかしたらまだ僕の知らない竹あかりの魅力に今回始めて竹あかりに触れてくれる人たちが気づいてくれるかもしれない。今までより美しく、さらに美しく、と竹あかりに関わってきたけれど、もっとシンプルにたった一つでも想いを込めて灯すというところにきっと竹あかりの本当の良さがあるので、今回で原点回帰できる気がしています。誰でもできて、誰とでもできる。誰一人取り残すことがない、そういうところが竹あかりの魅力だったんだということを再発見できたのは今回すごくありがたかったし、それを日本全国規模でできるというのは未だかつてないやりがいのあり、楽しみにしているところでもあります。
またその土地土地での竹あかりの利用の仕方もきっと違う。それぞれのストーリーが見えてくるのもすごく楽しみですね。日本中で、そこにしかない、その人にしかできない竹あかりの灯し方ができてくる。そしてその経験を通じて、竹あかりで人生が少しでも豊かになった!という僕のような人がひとりでも多く出てくれたら僕は本当に本望です」
ーこのプロジェクトに参加してくださっている方たちは、本当に素敵な方ばかりですね。
「損得考えずに誰かの為に動ける人たちの集まりですからね。それもこのプロジェクトの魅力ですよね!」
観光とは、"人の光を観る" こと。
「みんなの想火」プロジェクト 関西エリアマネージャー/ 藤原 皓平
ーこのプロジェクトに関わることになったきっかけを教えてください。
藤原「2019.8.29に、副実行委員長の前田さんからメッセージがきました。
みんなの想火プロジェクトについてのお声がけでした。
みんなの想火(当時は聖火)プロジェクトについてのお声がけでした。
池田の親生 が代表。
私は、複数の地域をとりまとめるエリアマネージャーという役割のご相談でした。
どう転んでも、愉しそうでした。
どう立ち上がっても、愉しそうでした。
なぜならば、池田親生が代表。
2010年くらいだったか、お世話になっていた方きっかけで紹介されたCHIKAKEN。
はじめに、CHIKAKEN池田親生くんの相方・三城くんと逢いました。
たしか、東京の馬喰町で。あの時は、型紙さえなかった気がします。
たしか、はじめて竹あかりを観たのは
2010年に大阪万博で行われたworldshiftOSAKA。
それから、時々連絡をとるように、なりました。事あるごとに、知人友人にCHIKAKENを伝えるようになりました。
池田親生とはじめてあったのは
私が東京のスカイツリー絶賛建設中の押上に住んでいた時です。
たしか当日か二日くらい前に三城くんから
『コーヘーちゃん、●/●に●人くらい、泊めてくれない?』と連絡をもらいました。
当時シェアハウスに住んでいた私は、家主の方に相談して、ありったけの敷布団と掛け布団を用意してもらいました。
大きなトラックから、知らない人がたくさん出てきました。
最後に、ムクっと降りてきた年齢も性別も不詳な、長髪の哺乳類。イケダチカオ。
何を話したかは、覚えてません。
もっというと、いつから今のような関係性になったかも、覚えていません。
でも、ファンであることは間違いありません。
私の中のHEROのひとりであり、くすぐったいけど、憧れであることは間違いありません。
そんなHEROのプロジェクトに
携われるなんて、願ったり叶ったり。
案の定、竹みたいに真っ直ぐで
竹あかりみたいな眩しい人ばかりがスタッフでした。
想像よりも、真っ直ぐでした。
想像以上に、輝いてました。
この、みんなの想火プロジェクトは
0723がひとつの区切りになっています。
東京2020の開催予定日前日。
47都道府県で竹あかりを一斉に灯す、祭り。
大きい子どものイタズラ遊びみたいな、決意。
言うのは簡単だけど、行うのは難しい、行為。
でも、やっちゃうんだと想います。
出来ちゃうんだと想います。
その一片に、身を置けちゃうこの贅沢な道楽。本気の遊び。今瞬間瞬間が、私にとっては、想火の灯火です。
この場を借りて、お声がけいただいた
前田の翔吾さんに感謝を。
そして、どれだけ役に立てているかわからないながら、ご一緒させて頂いているみなさまに、感謝を。
あ。そういえば最後に。
観光とは、人の光を観ることだ。
と、どこかの本に書かれてました。
ではでは素敵な1日を。」
インタビュー:広報 谷本
<みんなの想火プロジェクト>PRESS RELEASE
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コンタクト:info@47akari.jp
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