多様なメンバーが集まるHumble Bunnyがコロナ禍で再定義した企業カルチャー
海外進出やインバウンドビジネスをマーケティング施策で支援するHumble Bunny。
メンバーの50%が海外国籍の国際色豊かなカルチャーのもと、新しいマーケティングソリューションの開発に日々取り組んでいます。
そんなHumble Bunnyもコロナ禍でのリモートワークにより当たり前ではないニューノーマルといわれる働き方へとシフト。業務面では問題なく、企業カルチャーの1つでもある「ワークライフインテグレーション」もコロナ禍でさらに機能し始めていました。
しかし「ヒト」としての繋がりの面では課題も。。。チームメンバーのコミュニケーションや意識の共有、カルチャーの再定義など、コロナ禍でのリアルな交流を図ろうと試行錯誤しました。
そんなコロナ禍で、どのように変化や課題と向き合ってきたのかをリアルにご紹介するため、Humble Bunny代表のNathan Hoernig(以下:Nathan)、マーケティングスペシャリストのMilosz Bugajski(以下:Milosz)の2人にインタビューを行いました。
インタビューアーは、Humble Bunnyでインターンシップ中の現役大学生のSarina。彼女自身もコロナ禍で、在宅での学業と仕事の両立など、様々な課題がありました。そんな中、Humble Bunnyのカルチャーや、モチベーションを上げるための様々な取り組みに刺激を受け「リアルなストーリーが知りたい!」ということで、
PR & コンテンツマネージャーの佐々木の企画・サポートのもと実現したインタビューをご紹介いたします。
「ワークライフインテグレーション」を掲げる企業カルチャー
Sarina:Humble Bunnyカルチャーは、ワークライフバランスではなく、ワークラフインテグレーションという、私生活と仕事のバランスを合わせることよりも両方共を充実させることを重視した働き方でもあり生き方ですよね。それでは、Humble Bunnyのワークライフインテグレーションとは具体的になんですか??
Nathan:「ワークラフインテグレーション」を一言で表すのはなかなか難しいね(笑)!僕は4つの会社の要素によって成り立っていると思う。
1つ目はフレックスタイム制度。これは、Humble Bunnyが3年ほど前から導入しているものなんだ。例えば、朝にヨガに行けるを時間を作ったり、家族と過ごしたりして私生活を充実させることができる。
2つ目はメンバーが「私はこういう働き方がしたい!」と提案したり、言える環境。既に何人かのメンバーは実現してるけど、私生活と仕事を充実させてシナジーを創り出すには、ワークライフインテグレーションは欠かせない思う。
3つ目はメンバーの私生活における習慣の取り入れやすさ。例えば、銀行に急用ができた時、すぐに行ける環境を作れているかという点も小さいことだけど生きる上で大事なことだと思う。
4つ目は仕事の効率に重きを置くこと。仕事のプロセス(実行率)はメンバーによってもさまざま。もちろん早く終わるメンバーもいれば、時間がかかってしまうメンバーもいて当たり前。だから働いた時間ではなく、達成した仕事の質と、個々の目標まで達成したかどうかというトータルの質を重視するんだ。
ワークライフインテグレーションは「働く」上で、メンバーに多様な選択肢を作ることができると思っているんだ。仕事のプロセスで必要なことを達成しているのなら、メンバーの自由で働くことができる。これがHumble Bunnyのワークライフインテグレーションを形作る重要な要素だと思う:)
Milosz:5つ目の要素として、無期限の有給休暇というものもあるよね!
Nathan:そうだね、これは働く場所を自由に選ぶことができるという働き方の多様化にも繋がるんだよね。Humble Bunnyは、渋谷にあるオフィスへ週1出社するだけだから、次の1週間はリモートワークのハイブリッドな働き方なんだ。だから、出社日が水曜日だったら、木曜日から火曜日は東京にいなくても良いということなんだ。
Milosz:こんな考え方は、海外から来た僕にとっては最高だね!Humble Bunnyは海外出身の人も多く、仕事以外の時間は日本文化を感じるために色々探索して時間を使いたいメンバーがいるからピッタリなんだよね。それと、仕事以外の時間を使って勉強や自己啓発、他の活動をしたりできるから、バランス良く、メンバー個人のゴールを達成しやすい環境だと思う。
Sarina:2人の楽しそうに話す顔やお話を聞いて、そのカルチャーが合っているんだなぁと心底感じました!コロナ禍でのリモートワークの環境があったから、Humble Bunnyのワークライフインテグレーションがより一層叶えやすくなったんですね。
コロナによるポジティブな働き方の変化
Sarina:コロナ渦で仕事を探している多くの人が、会社のリモートワークへの取り組みに興味を抱いていると思います。私も現在、大学での授業がすべてオンラインになったことで、孤独を感じやすい環境で生活を送ることに不安を感じています。
コロナ禍のリモートワークでHumble Bunnyへの大きな変化や課題はありましたか?
Milosz:僕たちはデジタルマーケティングエージェンシーで海外のクライアントも多いから、コロナ前からミーティングはほとんどオンラインで、資料もデジタル化を行っていて、業務的には全く問題なかったね。
Nathan:課題の面で言えるなら、チーム内の関係性の構築が大きな課題だったね。今までもバランスあるチームだったけど、リモートワークとなるとコミュニケーション方法も大きく変わってくるから、いろんな面でたくさん考えたね!
Milosz:僕たちは、日々アイディアを交換し合うことが必要なんだ。マーケッターだからね。今までメンバーが近くにいたおかげで、インスピレーションをもらいやすい環境にいたんだということを心底実感してる(笑)!
リモートワークは個々の効率を上げるには適していると思うけど、メンバーとの何気ない会話や、クリエイティビティの高め合いをするには難しい環境だと思う。だから、この課題については、メンバーで話し合って、さまざまなアイデアを試して、やっと僕たちなりのやり方を見つけたけど、Humble Bunnyにとってはかなりの試練だったね。
Nathan:今まではトイレに行くときに、気軽にアイデア交換がメンバーとできてた。でも、コロナによる働き方の変化で、Humble Bunnyに交通時間は必要ないものだということ、作業の効率化、家族との時間など、本質的なことと向き合えたね。例えば、僕は家にいる時間が長くなったことで、子育てを手伝いやすくなって、家族との時間がより一層大切だと感じるようになったんだ。この変化によって、僕が冒頭から話している、バランスの大切さを再認識できたと思う。チーム内でも繋がりをより一層強く、深いものにすることが重要だと考えて、今年からワークショップなどのアクティビティを始めたんだ。
チームワークを深めるためのアクティビティ
Sarina:なるほど、具体的にチーム内の関係性を構築するために行っているアクティビティは何ですか?
Nathan:メンバーの文化背景を知るためのワークショップ、沖縄へのワーケーション、そして仕事終わりに全員で外に出て気分転換をするサニーソルティスが代表的だね。
Humble Bunnyは少人数の会社だからこそコロナ禍でも、密にならず、感染症に配慮したアクティビティを行うことができたと思う。これからは、ムービーデイや出社日を活用してメンバーとのリアルな交流の場を増やしながら、私生活と仕事のバランスをより良いものにしていきたいと考えてるよ。
Milosz:コロナは僕たちに物事を客観的にみて、考える機会を与えてくれたね。Humble Bunnyのメンバーの存在や、そこに居る自分の在り方を考えさせられたし、より良い方向に向かっているように感じるよ。
Nathan:特に沖縄でのワーケーションは、チームの結束力を高めるのに最適なものだったと思うよ。全ての決めごとをメンバー全員で決めていたから、必然にお互いの会話の量も増え、仕事だけでなくお互いをヒトとしてきちんと理解することができたね。
Milosz:今までメンバーと一緒に働いていたけど、ワーケーションのような体験はしてこなかったから、このアクティビティを行って本当によかったと思う。今まではテキストのやり取りが多く、相手の感情を想像することしかできなかったけど、ワーケーションを通して、お互いのことをより一層わかるようになったから感謝を伝えやすくもなったし、協力もしやすくなったんだ。
今後のHumble Bunny
Sarina:これからのHumble Bunnyはどのようになっていきたいですか??
Nathan:日本で1番のブティックエージェンシーかな!でも、1番の定義がちょっと違うんだよ。認知度なども確かに必要だけど、僕が1番大事にしたいことは、メンバーがそれぞれの”1番”の定義を持っているということなんだ。一人ひとりが「Humble Bunnyは日本で1番XXXな会社!」と自分ゴト化して言えるよう、これからもワークショップなどを通じて関係性を築いていく予定だよ!
Sarina:なるほど!本日は、どうもありがとうございました!
コロナ渦の中でも明確なプランを立て、そこに向かって何をするべきかを個人だけではなく、チームとしてメンバー全員で考えていく姿勢が、ポジティブな雰囲気を企業にもたらした理由なんですね。チームメイトへのおもてなし精神が会社としての指針を決めていく大切な要素であることがわかりました。最後になりますが、インタビューを受けてくださったCEOのNathan Hoernigさん、マーケティングスペシャリストのMilosz Bugajskiさん、そして、このインタビューの場を設けてくださったPR&コンテンツマネージャーの佐々木さんに深くお礼を申し上げます。
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