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「肌悩みが止まらない。そんな女性に使ってほしい」~開発者 咲丘恵美に聞いた“ワクチナイザー®美容液誕生秘話”~

著者: エルムジャパン株式会社



誰もが一度は聞いたことがある、あの大ヒットとろけるクレンジングバームの開発者 咲丘恵美が美容人生をかけて作った、エイジングケアブランドRe:CODE<リコード>。美容編集者もリピート続出中のワクチナイザー®美容液。

その開発秘話について、Re:CODE 代表取締役社長・開発者 咲丘恵美にインタビューを行った。



“美容とは、生き方までキレイにしてくれる、自分を認め愛するためのツール”

―美容家・化粧品開発者として長年美容に携わっている咲丘さんにとって、美容とは、どんな存在なんですか?

私にとって美容とは生き方までキレイにしてくれるものです。

びっくりされることが多いのですが、私は生まれつき色黒がコンプレックスでした。学生時代アルバイトで化粧品を買えるようになって、とにかくスキンケアを一生懸命頑張ったら、色白とまで言われるようになったんです。

それがきっかけで、美容にのめり込み、美容は丁寧に手をかけるほどリターンを生む、自分への投資だと思うようになりました。

肌の調子が良いと、なんだか気持ちが明るくなったりしませんか?

肌は自信をくれる、自分を肯定してくれる大きな存在になってくれる。

だから美容は究極には他者からの承認ではなくて、自分を認め愛するためのツールだと思っています。

“最先端の化粧品を使っても効かなくなった。プロとしてなんとかしなければ...”

―美容のプロの咲丘さんが、どうして新しいブランドを立ち上げることにしたんですか?

40才を過ぎたある日、どんなに最先端の化粧品を使っても効かなくなったんです。ケアをしている方なら一度は経験したこともあるんじゃないでしょうか。最新の科学的知見に基づいて、私自身も商品をたくさん生み出してきたのに、シミもシワもたるみも同時多発して止まらない。これは「プロとして何とかしなければ」と想い、化粧品の常識にとらわれない、結果至上主義のブランドを立ち上げました。



“化粧品の限界に立ち向かう、常識にとらわれない処方”

―化粧品の常識とはどういうことですか?

多くの女性はご存知ないかもしれませんが、今の化粧品には限界があるんです。

酸化、コラーゲンの質量低下、メラニン蓄積など、肌エラーは膨大すぎて、話題の美容成分だけではカバーしきれず、「●●配合」と言っていても、推奨濃度以上出ないと効果は期待できない。一方、高濃度美容液であっても、高配合されるのは1~2種類の美容成分が常識。「じゃあ、何本も高濃度美容液を使えばいい」と思ってしまいがちなんですが、化粧品のための成分(防腐剤など)を重ね付けしてしまうことになり、かえって肌負担になってしまうこともあるんです。

だから、1本で肌悩みを網羅し、「効果を最大に、肌負担を最小に」してくれる美容液を作らねばならないと思いました。数々の壁を乗り越えて、12種類の主役級美容成分をすべて高配合したのがワクチナイザー®美容液です。



“良い美容成分を組み合わせたら、最強の美容液になる?”

―1本で肌悩みを網羅するには、悩みに効く美容成分をすべて配合するだけではダメなのですか?

各肌悩みに効果のある美容成分を組み合わせたら、最強の美容液ができるのでは?と思われる方もいらっしゃると思うんですが、そう簡単な話ではないんです!

美容成分の組み合わせによっては、元々の効果を打ち消してしまったり、安全性を担保できなかったりしてしまいます。

なので、それらを担保しながら、12種類も高濃度配合するなんて、業界では、本当に考えられないことなんです。


開発までの苦労

“原料選定のためにパリまで。そして、確証を得るための細胞試験の実施”

―12種類の原料はどのように選んだのですか?

最終的な原料選定のためにパリまで行き、直接サプライヤー(海外の原料元)から話を聞きに行きました。直接海外の原料メーカーと打合せすると、日本に入ってこない様々なデータや新情報を入手することが可能です。世界の最先端の知見や動向に加え、日本人サイエンティストからの話や、論文や原料資料という紙の上で収集していた知見、そして私自身が研究を重ねてきた情報を元に狙いを定め、国内外から100種類以上の原料を取り寄せました。

そして、1億通り以上の成分組み合わせの中から、最も手応えを感じた組み合わせ、最高濃度、ベスト比率の12種類の成分を選んだんです。

確かな手応えを感じることができたのですが、確証となるものが必要なので、細胞試験を実施しました。実は通常の化粧品開発では、費用も時間も大幅にかかってしまうため、自社研究施設を持っていない小さな化粧品会社が細胞試験を行うことは異例。

でも私にとって、“化粧品の常識を超える”ブランドを立ち上げたからには、製品への効果と安全性を確証するためにも譲れませんでした。



通常の細胞試験の常識から大きく逸脱。予想していた以上の効果データ”

―細胞試験の結果はどうだったのですか?

細胞試験では毒性と有効性をクリアしました。実は、細胞試験そのものも、試験機関の専門家の度肝を抜いた12種高濃度の組合せ。成分数も濃度も通常の細胞試験の常識から大きく逸脱して、すべてが多いので、培養条件がなかなか整わないということも大変だったようです。一つの原料につき48時間経過で濃度別に何パターンも計測し、データを出してくれました。そして、出されたのは、予想していた以上の効果でした。このデータを見たときに、自分が間違っていなかったと心から安堵できましたし、これまでの苦労が報われた瞬間でもありました。


―いよいよ製造ですね。製造での苦労はあったのですか?

ここからがまた険しい道でした。常識を超える高濃度処方だったため、製造メーカーに断られる日々。そんな中で、「こんなふうに他にはないこだわりを持った人が提案する、究極の化粧品を作るのが、ずっと夢だったんです」という製造メーカーに出会うことができ、引き受けていただけることになった時には、感激のあまり涙が止まりませんでした。

そして、試作である程度予想はしていたのですが、12種すべてを高濃度にするとなると、なかなか安定しないのです。たとえば、ビタミンCを高濃度配合しているため、他の原料とのpH領域の調整にも難航しました。「ビタミンC高配合で、○種類配合!」と謳った商品をみかけることがあります。この場合、ビタミンC以外の原料は微量添加のため、割と簡単に作ることができます。でも私がこだわっているのは、すべてを高濃度にすること。これが浸透技術を取り入れる前の段階ですでに躓いていました。そして、数え切れないほどの試作を重ね、安定化させることに成功しました。同時に、12種高濃度という常識外のことをやろうとしていたからこそ、安全性をとても重要視していたため、試作ごとにパッチテストを行い、最終的にはアレルギーテストもクリアしました。

また、「スキンケアは心に響くもの」という信念があるため、香りにもこだわりました。香料メーカーのラボまで行き、幸せホルモンが上がる効果が期待できる精油をミックスしました。

こうして、美容人生すべてをかけ、私の化粧品開発者史上、最も難しかったワクチナイザー®美容液を完成させることができたのです。



美容感度の高い女性たちからの反響

―反響はどうですか?

嬉しいことに、正式発売から各有名美容雑誌に掲載させていただき、感度の高い女性からの支持をいただいております。お客様からも「透明感が出て、肌の質感も変わった」「ハリが出て、顔がすっきり見える」「とうに諦めていた色ムラが薄くなり驚いた」、などの嬉しいお声や、現在海外販売は行ってはいないのですが、「友人やご家族から送ってもらっている」とおっしゃっているお客様もいらっしゃいます。肌悩みが無くなってきているという嬉しいお声はもちろんのこと、海外にいらっしゃる方にもご愛用いただき、ご満足いただけていることに、心から嬉しさを感じています。


最後に

“スキンケア次第で肌も生き方も変えることができる”

―最後に伝えたいことはありますか?

私達の肌は後天的な環境で大きく変わります。そもそも、スキンケアもUVダメージから肌を守るなど“後天的に”行うもの。私自身、このブランドで、美容人生史上初の透明感や質感を実感しました。だから、遺伝だから歳だから、限界だと諦めることはないんです。“スキンケア次第で肌も生き方も変えることができる”ということを皆さんにも実感いただきたいです。





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