「大切な人を夏の暑さから守りたい」から「大切な人のマスク熱を下げたい」へ
雑貨メーカーである株式会社スパイスでは、「好きは、自由だ!」をスローガンに、暮らしの中にある雑貨に愛着をもてるようにと、商品の開発・販売をしています。
私たちが手掛けるのは、そばにあるだけで毎日が楽しくなったり、元気になれたりするもの。また、暮らしの困ったことを便利に且つお洒落にすることできないか、それが私たちの商品開発の原動力になっています。
そんな中、ここ数年尋常ではない暑い夏を当たり前に経験しました。
そして、この暑さは危険だと世の中も意識するようになりました。
自分や家族はもちろん、高齢者や子供そして「大切な人を夏の暑さから守りたい」という思いで2019年「WFan (ダブルファン)」が誕生しました。
首にかけることで両手が使える扇風機WFan。
発売当時は、アウトドアやBBQ、屋外での仕事、家庭菜園やスポーツ観戦など、屋外での暑さに風が必要だということ、ヘッドホンのようにお洒落でハンズフリーの使いやすさに共感を頂き、テレビや雑誌などで商品が紹介され、色々な声が寄せられました。
「倉庫で仕事をしているけど、冷房が効かないからこれがあって助かった」
「介護職だけど、風に当たりながらも両手が自由に使えて仕事がしやすい」
「通勤のバスや電車の中で使っているけど、音も静かで使いやすい」
「風呂上りの、のぼせ防止にいい」、、、など。
屋外だけでなく、屋内でも必要とするシーンがたくさんあることに気づかされました。
「WFan」はアメリカでも販売され、「Oprah magazine」では、「Hot Flashにとてもおすすめ!」と紹介され、通年で必要とする人もいることを教えてもらいました。
「夏の暑さから守る」ために予想以上に多くの場面にご使用いただける点を踏まえ、
より安心安全に使うことができることを一番大切に考え、WFanの2020年モデル「ダブルファン ハンズフリーver.2.0」はバージョンアップを果たしました。
首へのフィット感の向上、曲げやすさの改良、指や髪の毛が入りにくいファンカバーの改良、風量の増量など使いやすさへの改善を施しました。そして一番の改善点はリチウムイオン電池からニッケル水素電池への変更でした。
ニッケル水素電池は過充電過放電に強く熱を溜めないという特徴があり、飛行機の機内持ち込みや預け入れ荷物として、危険物規制がかからないという高い安全性を得ています。
そのニッケル水素電池を使用し、誰でも安全に使えることを一番に追求しました。
さらに設計上でも、過充電などの原因により万一製品本体内の温度が上昇した場合には、センサーが作動し充電や可動などの全ての動作がストップする仕組みを施しました。
また、自分が暑さに弱いということを忘れて何かに夢中になってしまう子どもたちが使いやすいkidsモデルも同時に開発しました。
【WFan 開発チーム】
名越 仁美 池本 朝美
2019年モデルが好評を博し、2020年モデルの開発は質の向上、より高い安全性の追及において、大きなプレッシャーとの戦いでした。
「WFan」は中国の工場で作られており、金型から始まり成型、塗装、組みたて、梱包まで、たくさんの部門の手を経て作られます。試作段階においてスパイスの要望である、使う人のことを第一に考えた細かいこだわりを、工場に指示します。出来上がった試作品を試しては、再度指示を出すの繰り返しです。
大変なのは、要望を出す側と受け取る側でのニュアンスの違いです。少しの違いで全く違うものが出来てしまいます。時には工場へ赴き、とことん話し合いをしました。
職人の熟練技が必要なパーツの細かな修整にも大きく影響します。そうした、話し合いと修整を何度も繰り返し、やっとお互いのイメージが完全に一致して完成した2020年モデルの販売となりました。
そして2020年は誰も予想できなかった、コロナウィルスの蔓延により外出自粛要請が出され、テレワークやおうち時間といった家で過ごす時間を余儀なくされました。
家族との過ごし方、家での過ごし方が見直されるようになり、私たちは「WFan」で涼しく快適な夏のおうち時間を提唱しました。
コロナ禍でのおうち時間経験は、新たな課題を与えてくれました。
当然のことながら、屋内で過ごす時間が多いおうち時間はエアコンの空調が効いていて、
弱・中・強の3段階風量では、弱でも寒かったり、ずっと風が当たっていると心地よくなくなったりしました。
そこで、2021年モデルの開発に当たっては、部屋の中でも外で自然な風にあたっているようなリズム風と、ずっと風に当たっていても不快に感じない微風という2つの風を追加し、5段階風量の調節ができるよう改善をしました。
おうち時間で子どもの世話や家事の時間が増えた女性が使いやすく、髪の毛の巻き込み防止にもさらに配慮した扇風機に見えないデザインの「ダブルファン ハンズフリー ヨガシロッコ」と、より首にフィットするよう前モデルより一回り小振りした「ダブルファン ハンズフリー ヨガエアー」が登場しました。
乾電池式だったキッズモデルも、環境と安全性を考えニッケル水素電池を採用しました。
2020年のコロナ禍で、マスクが必須の日常になり夏はマスク蒸れやマスク内の熱で体調を崩したりするというニュースもありましたが、なんとなく通り過ぎてしまいました。
スパイスでは、2020年冬に「ウルトラパフマスクJIGGLY」という、つけ心地が「ぷるぷる」「もちもち」で最高に気持ちのいい新感触マスクの販売を開始しました。
メイクパフと同じ素材を使い、まるでマシュマロタッチのウレタンマスクです。
このマスクはウレタンですが、飛沫捕集効率80%(米国ネルソン研究所調べ)の高い性能を持つ、肌に心地いい、耳が痛くならない、そして飛沫捕集効率にも自信のあるマスクです。
この4月になって、「やっぱり暖かくなってくるとマスク蒸れで息苦しくなるね」、という何気ない会話。「でも、息苦しいとマスクを外したりして、感染防止対策ならないし、かといって我慢してマスクして息苦しくて頭が痛くなったりするのもいやだよね、、、」
「これなんとかならないだろうか」という話題が「WFan」のニューモデルの発売を控えていた時期と重なり、「WFan」でマスクに風を当てたら冷えるんじゃないか、しかも手は使わなくていいんだから便利じゃない?ということになり、さっそく検証してみました。
思ったとおり、マスク内の熱が下がり呼吸もしやすくなりました!
そして、「このジグリーマスクとWFanをセットにしたら最強だね!」と盛り上がりましたが、世の中にはもうすでにいろんなマスクが出回っている。ならせめて「マスクに風を送れば、マスク熱を下げることができる」ということを、みんなに知らせたい!
ハンズフリーでそれができたら、絶対便利!
それがわれわれ雑貨メーカーができる、世の中へ貢献だよね、と今スパイスは動いています。
すぐにでも夏の暑さはやってきます!
「大切な人を夏の暑さから守りたい!」から生まれた「ダブルファン ハンズフリー」は、今「大切な人のマスク熱を下げたい!」という、新たな意義を見出しました。
待ったなし、WFanでマスクに風を送って
「今すぐマスク熱を下げよう!」
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