スマトラサンバル 商品化までのストーリー
スマトラサンバル 商品化までのストーリー
㈱セモス プレスリリース
「インドネシアからやってきた新感覚調味料」
何とか商品化・プレスリリースが出せるまでになりました。
5月に、スマトラサンバルのプレスリリースを発表しました。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000057520.html
㈱セモスはインドネシアからオーガニック肥料を輸入する商社です。そんな会社が食品販売に挑戦するきっかけをご紹介します。
もともと スマトラサンバルはお客様へのお土産からはじまりました。
私、セモスの川原は、年数回、肥料の仕入れのためにインドネシア・スマトラ島へ出かけます。その出張は、日本から飛行機・車を乗り継いで16時間以上かかるハードな旅です。ついた先は、山あいにパーム椰子園が点在する、のどかだけがとりえの田舎町カバンジャヘー。気候も良く、食べ物もおいしいまちです。そこでの楽しみの1つは、レストラン「RM RASA SAYANG」で名物料理「バビゴレン」にサンバル(後のスマトラサンバル)をつけて食べることです。このサンバルは、この店の山椒を使ったオリジナルサンバルです。
日本に帰り、このサンバルの話に興味を持ったお客様へのお土産として持ち帰ったところ、思いのほか評判がよかったので、この土地にしかないサンバルを商品化し、インドネシアの魅力が詰まったこの味をみんなに知ってもらいたいと思ったのです。
ここから 商品化までに試行錯誤の2年がはじまりました。
100個を超える試作品
まず、セモスの川原は、このサンバルをインドネシアで製造して日本に輸入しよう考えます。食品加工会社に話を持ち掛けますが、食品の輸入に関するHACCPを取得している大手工場には相手にされず、話を聞いてくれた小規模の工場は、当然HACCPなんか持っていない。はやくも輸入計画は暗礁に乗り上げ、却下。
あきらめきれず、日本での商品化を考えますが、全くの素人の私が、商品化するにあたって、日本でのサンバルの味の再現できるか。味が再現できたとしての生産をどうするか、生産ができたとしての販売方法は、販売方法がきまったとして 本当に売れるのか?と、不安になることだらけの中、味を再現することに立ち向かって行きました。
サンバルの材料の一つであるナッツ。豆なら何でも同じだろうと簡単に考えて、安価なピーナッツで試してみました。結果、うまくペースト状にならず失敗。次にマカデミアナッツ、とろみが出ず失敗。と、作った試作品の数は100個を超えました。試作するのも大変ですが、試食も大変。食べていただくとわかるのですが、山椒と唐辛子の入ったピリ辛サンバル、大量の試作品の試食は舌がシビレ、味覚が麻痺し・・・試練でした。そんなこんなの挑戦を8カ月続け、ようやく、材料一つ一つにこだわりぬいたレシピが完成したのです。
この後、製品として製造してくれる工場を探します。インターネットで検索して、調味料を委託製造してくれる工場を探しますが、何社も連絡するが、どこも小ロットでの製造を請け負ってくれる工場がありませんでした。
10社以上問い合わせした中で、株式会社 みと 様が話を聞いてくれることになり、
試作品の製作から製造してくれることになり、私の作ったレシピをもとに、試作品を作りながら、話し合いを重ねて10カ月 5回の試作品をつくり、試作品をもって インドネシア出張に行って レストラン「RM RASA SAYANG」の店主に、味をみてもらい、アドバイスも頂きました。そうして、製品製造までたどりつきました。
ここまでが、製品製造までの、スマトラサンバル セモス川原の ストーリーです。
どんな製品にもストーリーがあると思います。そして そのストーリーが商品の魅力の1つになっていくのだと私は思います。このストーリーは、これから販売として、まだまだ新しいストーリーとして続いていかせたいと思います。
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