コロナ禍での『老犬ホーム』の在り方~THEケネルズ東京の老犬サポートプラン誕生~
2018年11月に開業した目黒区洗足の老犬ホーム「THEケネルズ東京」
2020年冬、コロナ禍で急速に世の中が変わる中で、長期預かりの老犬ホームとしては異例の『老犬サポートプラン』というサービスを新しく提供を始めた。
このプランには、スタッフの想いとこの施設のコンセプトである”飼い主様とご愛犬に寄り添い「もう一つの我が家」となること”の新しい時代に即した在り方が詰まっている
。
●THEケネルズ東京とは
2018年に創業した、「老犬ホーム&ペットホテル THEケネルズ東京」のコンセプトは、飼い主様とご愛犬に寄り添い"もう一つの我が家"となること。
昨今の高齢化社会に伴い、飼い犬の高齢化も進み、
双方または飼い主様に介護が必要になることで飼えなくなる例が多く聞かれるようになってきた。
人間と同様、医療の先進化やペットフードの改良などによりペット自体の平均寿命も長くなり、介護が必要な高齢わんちゃんが増え、老犬ホームの需要も増えているようだ。
一方、老犬ホームは施設自体も少なく、安心して預けることができる施設が少ないと考え、わんちゃん自体の体調や性格、飼い主様のさまざまなご希望に合わせた「オーダーメイドプラン」でお世話をさせていただくハイホスピタリティなサービスを目指し、創業した。
ペットも人間と一緒、それぞれの体調や性格がある。
それぞれに対して柔軟かつきめ細やかなサービスができるよう、配慮した。
例えば、ペットホテルの個室はそれぞれの部屋で照明や温度の設定スイッチを設け、寒がりな子、暑いのが苦手、などお預け前のカウンセリングで飼い主様から聞いたわんちゃんに合わせた温度管理や、就寝中に照明を暗く、など一室一室小まめに調整できるようにしている。
また、わんちゃんの誕生日にはお誕生日会も開かれ、季節ごとのイベントもある。
お誕生日会では飾りをし、わんちゃん用のご馳走と共にみんなでそのわんちゃんのお祝いをする、スタッフもわんちゃんも楽しみにしている行事だ。
また、対応をするスタッフも自ら犬やその他動物を飼っている者が多く、お世話をする知識や技術はもちろん、心からワンコが大好き!な精鋭を集めた。
一見、綺麗で落ち着いているように見える現場は、次から次と同じことが起こらないお世話の内容。人が足りない時も介護で繊細なわんちゃんが多いのでもちろん手を抜くわけにいかない。
深夜もわんちゃんを起こさないようにそーっと見回りをし、体調を確認するなど24時間体制で見守る体制をこなすのは並大抵の気持ちでは務まらない。
どれだけ大変でも、わんちゃん自体がどれだけ心地よく過ごしてもらえるか、がスタッフにとっても一番大事なのだ。
●老犬サポートプランの誕生
THEケネルズ東京のメインサービスとなる「老犬ホーム」とは、介護が必要になったり年齢により体調などを付きっ切りで見る必要があるわんちゃんを長期~生涯預かる施設。
順調に入居数も増えていたが、一定数明確な理由がなくキャンセルされる方の理由が気になっていた。
スタッフがよくよく話を聞いてみると、
入居中はもちろん面会できるのが、やはり離れることが寂しい、など”ずっと預けること”が辛いようだった。数日預けていたものの、そばに愛犬がいないことに飼い主様が耐えられなくなり、途中でお迎えに来られる、ということもあった。
また、コロナ禍で飼い主様が在宅勤務になり、家の中で介護をしながら仕事ができるようになったことでのキャンセルなども相次いだ。
しかし寂しくてキャンセルした飼い主様や、在宅勤務になったことでご愛犬の世話をしている飼い主様達が本来お預けいただくことで解決をしたかった介護の負担などは減らすことはできないまま。
老犬ホームに預けていただく理由は様々だが、やはり介護や体調面での飼い主様の負担が大きくなり、不眠や飼い主様まで体調を壊し、通常の生活ができなくなったり、ということが多い。
在宅ワーク中の飼い主様においては、リモート会議中に吠えてしまう、介護わんちゃんの様子が気になって集中できないなどのお困りごとも聞くようになってきた。
当初のプランは最低でも6ヵ月以上、全日のお預かり。それ以外はペットホテルとしての利用プランしかなかった。
ずっと預けるか、預けないで介護をするか、2択になり追い込まれてしまう飼い主様に向け、「もっと飼い主様とご愛犬が気軽に利用できるプランが作りたい」と思い、
月に10日・20日の任意の日にお預かりし、継続的にご利用をいただけるプラン『老犬サポートプラン』を作った。
老犬サポートプランは長期間預けっぱなしにするのではなく、月に10日、20日それも日程を選んで飼い主の生活に合った預け方ができる。
飼い主様の生活リズムに合わせ、平日は預けて休日は愛犬と一緒に過ごす、などが可能となるのだ。
これなら飼い主様とご愛犬がお互いすぐに会うことができるので寂しくないし、在宅ワークの飼い主様もお預け日に会議をまとめて入れるなど、予定が立てやすくなる。
プランの期間も6ヵ月の他、更に短期間である3ヵ月も作り、様子を見ながら契約をしていただけるようにした。
ハイホスピタリティを目指して作った当施設の利用料は、他の施設様に比べ決して安い値段ではない。全日ではなく月のうち数日のお預けにしていただくことで、費用が安くなりその面でも利用しやすくなる、というメリットもある。
通常老犬ホームのプランは最低金額が792,000円(1ヵ月あたり132,000円)~。
最低金額は316,800円(1ヵ月あたり105,600)~、6ヵ月プランは1ヵ月あたり92,400円。
それぞれのプランは往復2回の送迎サービス(トリミング1回サービスに変更可、6ヵ月プランの場合は+2往復分の送迎付き)やLINE報告サービスも含まれており、送迎が難しい飼い主様も安心できる。※条件詳細はお問合せ下さい。
いくつか利用をいただく中で、想定外の良いお声もいただくようになった。
『夜鳴きが酷く、夜中に起こされる毎日で心身共に限界になり老犬サポートプラン
をスタートしばらくしたら夜鳴きが無くなりました。』
『家に居ても寝てばっかりだった愛犬ですが、老犬サポートプランをスタートしてから
は足腰もしっかりし、太りすぎだった体重も落ち元気になった。』
『あまりお家でご飯を食べなかったのですが、老犬サポートプランを利用してから他のわんちゃんと交流をしたり運動するようになり食欲が出てきた。』
わんちゃんも人と同じで、気分によって体調が良くなったり悪くなったりということがある。他のわんちゃんと触れ合うことで良く動くようになり、筋肉がついたり、適度な運動により夜鳴きが減ったりと、預けている間だけでなく、飼い主様とおうちに帰った後もサポートができていることが嬉しい。
●これからのTHEケネルズ東京
現在、老犬サポートプランや生涯預かりの老犬ホームプランの他、ペットホテルやトリミング、定期利用コース(わんちゃんの保育園)、フィットネスや数時間単位の一時預かりなども好評をいただいている。
各サービスは、他の施設で一般的にお断りされることもある老犬も年齢制限無しで受入れが可能なため、他からの流入や遠くからの利用も少なくない。
また、新型コロナの状況下、お預けに興味はあるが見学に行けない飼い主様の為に
PCの画面で施設内を見ることができる”リモート見学”の開始や、
コロナ禍でペットを飼い始める家が多くなったことでの、パピー犬のしつけ教室も好評いただいている。
スタッフの一人、PET事業部定期利用担当の牟田口 夏美(下写真中央右側)は、
コロナ禍や時代の流れにより、飼い主様とご愛犬の関係や生活などがどんどん変化していく中で、この「老犬サポートプラン」のように喜んでもらえるサービスをどんどん生み出していきたい、と言う。
現在取り組んでいるのは、長く健康的に過ごせるための「未病」に注目した肥満解消のフィットネスや、脳トレーニングなどのサービス。
介護が必要になる前から健康寿命を長くする為のサポートできないか、と考えたメニューだ。
THEケネルズ東京は、
飼い主様とご愛犬が1秒でも長く幸せに過ごす為に、これからも時代に合わせ、飼い主様とご愛犬に寄り添っていく。
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東京都目黒区洗足2丁目19番地2号 (受付1F)
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