自宅で行えるラボグレードの尿・唾液検査サービスを提供するBisu, Inc.が、シードラウンドで総額3.5億円を調達、アシックスと協業に向けた取り組みを開始
Bisu, Inc.(以下「Bisu」)は、韓国のQUADをリード投資家として、アシックス・ベンチャーズ株式会社(以下「アシックス・ベンチャーズ」)、15th Rock Ventures、パシフィコ・インベストメンツ及びSOSV Investments(以下「SOSV」)から、シードラウンドで総額3.5億円を調達しましたのでお知らせいたします。名門ハードウェアアクセラレータプルグラム「HAX」を運営するSOSVからの出資を受けるのは今回で3回目となります。
【Bisu(ビース)について】
Bisuは、自宅で行えるラボグレードの尿・唾液検査サービス「Bisu Body Coach」(ビースボディコーチ)を開発し、人々の健康と生活の質の向上を目指すスタートアップです。
「Bisu Body Coach」とは、使い捨て型のテストスティックで数滴の尿・唾液を採取し、専用の小型検査デバイスに差し込むだけで、多種目の検査を高精度に、かつ採取後2分間で分析を行います。またテストスティックの中には、マイクロ流体技術を活用した「マイクロ流体チップ」が入っており、これまでの検査項目数を家庭用検査の2倍超に当たる20目以上検出することができます。
さらに、小型検査デバイスと連動したスマホアプリを利用することで、アプリ上で水分やビタミン、ミネラルなどの重要な栄養素に関するフィードバックを得られるほか、個人の目標、睡眠・活動パターンなどに基づいた健康改善のアドバイスも表示されます。そして内容は、医師やトレーナー、家族などに共有することも可能です。また、一つの小型検査デバイスで複数のテストスティックを解析することが可能なので、複数人で使用できることも特徴の一つです。
自宅で行えるラボグレードの尿・唾液検査サービス「Bisu Body Coach」
(左)小型検査デバイス、マイクロ流体テストスティックと同伴アプリ
(右)目的に応じて複数種類を使い分けられる使い捨て型テストスティック
今回調達した資金は、「Bisu Body Coach」のさらなる製品改良・販売開拓に充ててまいります。また今後、「Bisu Body Coach」では栄養検査だけでなく、トレーニング強度及び効果測定やホルモンバランス、ペットの健康状態がわかる検査ツールの開発・提供も計画しています。
また、今後Bisuとアシックスは、世界の人々の心身の健康に貢献する活動をさらに推進すべく、多方面で協業へ向けた取り組みを開始します。Bisuは今年4月に開かれたスポーツ・フィットネス業界最大級のイベント「U.S. Sports & Fitness Industry Association startup challenge(米国スポーツ&フィットネス産業協会主催)」で優勝するなど、スポーツ・フィットネス領域での取り組みを強化してまいりましたが、今後もアシックスとの取り組みを通じて「Bisu Body Coach」によって収集されるデータを生かした分析診断やサービス提供を通じて、一人ひとりの健康および運動パフォーマンスの維持・向上のサポートを目指していきます。
【協業先からのコメント】
アシックス・ベンチャーズ 代表取締役 蔭山広明 氏
家庭で実用的な健康データへのアクセスを安価に提供するBisuの技術は非常に革新的で大きな可能性を秘めていると感じ、今回の出資に至りました。長期的な戦略パートナーとしての関係を築けたことを非常に嬉しく思っております。
Bisu 共同創設者&CEO Daniel Maggs
今回の資金調達は、技術に精通し、世界的な視野を持った投資家たちからの大きな信頼の証です。
Bisu共同創設者&CTO Dr. Wojciech Bula
アシックスとの協業を発表することができ、大変嬉しく思います。アシックスは現代的で世界的に認知されたブランドです。日本のクラフトマンシップの精神に基づいて、美しくかつ科学的に緻密な製品を作るという我々のコアバリューと合致いたしました。
【Bisuの会社概要】
会社名:Bisu, Inc.
設立:2015年
資本金:4億5千万円
本社:東京都中央区八重洲2-5-9 八重洲共同ビル6F
代表:共同創設者&CEO Daniel Maggs
【連絡先】
メール:press@bisu.com
電話:+81 (0) 3 4405 2794
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