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今日が、残りの人生の最初の1日。

社有車の管理業務をDX化! ソリューションサービス企業「パイオニア」が提供する“進化し続けるクラウドサービス”

著者: パイオニア株式会社

 カーナビゲーションやカーオーディオなどを提供する車載機器メーカーとして知られているパイオニア株式会社。実は、車載機器のみならず、それらから収集した膨大なデータやクラウドを活用したさまざまなモビリティ領域向けのソリューションサービスを提供しています。

 

 その中の代表的なBtoBサービスが、クラウド型運行管理サービス「ビークルアシスト」。社有車を活用する企業や、その車両管理担当者が抱えるさまざまな悩みや課題を解決します。

 車載機器メーカーならではの先進デバイスと膨大なモビリティデータを活用し、社有車の管理業務をDXするサービス「ビークルアシスト」。その開発者の想いを紹介します。


パイオニア株式会社 モビリティサービスカンパニー 吉田(左)、渡邉(右)


「ビークルアシスト」とはどのようなサービスですか?

渡邉:

 近年、交通事故削減に向けた安全対策、業務を効率化するための働き方改革、カーボンニュートラルをはじめとする環境問題への対策など、顕在化する社会課題やその対応への関心が高まっています。

 パイオニアは、以前からタクシーやオートリース・レンタカー車両向けに業務用カーナビゲーションを販売するビジネスを行っていましたが、その中で業務車両を保有する企業が抱える悩みをお聞きする機会が数多くありました。それがまさに今顕在化している社会課題そのものだったんですね。


 「安全対策」「働き方改革」「環境問題」それらの課題に対して、パイオニアのアセットを使って何かできないか。そこからサービスの検討が始まりました。

 我々が持っている車載デバイスや業務車両に対する専門知識とサポート体制、市販ビジネスで収集、蓄積してきたプローブ情報やクラウドでの解析・配信技術、これらを組み合わせることでこれまでにないサービスを提供できるのではないか。その発想から開発されたのがクラウド型運行管理サービス「ビークルアシスト」です。




渡邉勇人:

Vehicle Assist事業部 プロダクトマーケティングチーム リードプロダクトマーケティングマネージャー。主に「ビークルアシスト」のマーケティング戦略を担当




 「ビークルアシスト」は、社有車の安全管理はもちろん、車両管理や行動把握、さらには業務効率化による生産性向上も可能な、業務車両の運行“管理”だけでなく運行“支援”も行えるサービスです。


 急ハンドルが多い、急ブレーキが多いなど、ドライバーごとの運転挙動の把握や分析を「ビークルアシスト」が自動的に行うため、管理者は手間をかけることなくドライバーごとに適切な運転指導を継続して行えます。

 また、車両の運行状況も自動かつリアルタイムに把握できるので保有車両を有効に管理、活用できるほか、巡回経路作成や日報作成など手間や時間のかかる業務を自動化することで業務効率化をサポートします。

 効率的なルートを巡回することで、走行時間やガソリンの消費量を減らすことができ、ひいてはCO2排出抑制など環境配慮にも貢献できるんです。



どのような企業が採用されているのですか?

 「ビークルアシスト」のサービス利用料は月額980円(税別)からと導入しやすい価格設定になっており、ドライブレコーダーやカーナビゲーション、スマートフォンといった幅広い端末に対応しています。車載端末は、購入、レンタル、リースから選択できるので、各企業様の車両保有台数や予算に合わせて検討される事例が多いですね。


 「ビークルアシスト」を提供し始めた頃は、事故削減など安全管理を目的に導入される企業が大半を占めていましたが、ここ最近では課題が多様化したこともあり、安全管理に加えて車両管理や生産性向上なども求められるケースが増えています。

 例えば、コロナ禍で働き方そのものが変わり、社有車の稼働率も下がっています。商談などがオンライン化することで車での移動が減り、これまでと同じ台数の車を保有していてはコストばかりかさんでしまう。そのため、社有車の数を最適化したいという企業が増えています。「ビークルアシスト」の分析データをもとに社有車の正確な稼働状況を把握し、一人1台使用していた車を複数人でシェアしたり、レンタカーやカーシェアをスポット的に利用するなど保有車両を最適化することで車両コストの削減につながっています。


 また、車載端末にカーナビゲーションを使用するケースでは、新人教育の短期化や配送・営業などの巡回効率化を求める方が多いですね。最短・最速ルートや的確な訪問順などを検索し、通信機能を使って指示できるので、新人教育時に助手席でサポートする期間を短くすることや、効率的な行動計画をドライバーと共有することができます。

 人手不足が問題になっている物流業界や訪問介護業界などでも「ドライバーのサポート(負荷低減)ツール有り」は採用面でのアピールポイントになっているようですね。



 現在、株式会社京王プラザホテル、シダックス株式会社、タカラベルモント株式会社、ライオン株式会社、コニカミノルタジャパン株式会社(API利用※)をはじめ、数多くの企業にご採用いただいてます。

※同社社内システムとのインターフェースとして利用


パイオニアのサービスならではの特長はありますか?

吉田:

 パイオニアは、長年カーナビゲーションに代表される車載機器の開発、製造を行ってきました。また、2006年よりカーナビゲーションなどの車載機器から走行速度や自車位置など、さまざまなプローブ情報をネットワーク経由で収集しています。2013年からは交通量の多い場所、渋滞が多い場所などの地点画像・映像データも収集しています。

 これらのデータを、ハードウェアとクラウドサービスが一体となったソリューション開発に活用することで、独自の価値を提供することができる。ここが他のサービスとの大きな違いですね。


吉田徹也:

Vehicle Assist事業部 プロダクトマネジメントチーム リードプロダクトマネージャー。主に「ビークルアシスト」のプロダクト戦略を担当




 パイオニアがこれまでに収集したプローブ情報は約80億kmにのぼり、ヒヤリハット地点情報については約60万地点、画像・映像データは約1.4億枚とそれぞれ膨大なデータを保有しています。プローブ情報については、測位能力の高いパイオニア製の端末で収集しているため車両位置などの精度が高く、機能やサービスを作るうえで重要な役割を果たしています。

 例えば、映像をAIで解析して必要な情報をレコメンドする機能一つをとっても、その機能の精度を上げるためにはAIにたくさん学習させる必要があります。そういったAI学習の面でも、大量かつ高精度なデータを保有し、活用できることは大きなメリットになりますね。

 「ビークルアシスト」の特長である運転挙動把握や分析、効率的な巡回ルート作成などの能力が優れているのも、このようなデータがあるからこそ実現できています。





 また、収集したデータの分析・解析、管理をクラウド上で行っていることも「ビークルアシスト」ならではの特長ですね。使用するデバイスに限定されることなく、大量のデータ分析・解析を素早く行えることに加え、必要な機能を随時追加できるなど高い拡張性も備えています。ハードウェアも、追加したい機能に合ったコストミニマムなデバイスを自社で迅速に開発できます。

 車載機器メーカーとしての品質担保はもちろん、お客様のニーズや要望をお聞きして、それに応える機能やサービスをハードウェアとクラウドサービスの視点で開発できるからこそ、お客様個々のニーズに最適なサービスを提供することができます。

 だからこそ「ビークルアシスト」は“お客様のニーズに合わせて進化するサービス”と呼べるんですね。


 導入後のサポートも重要だと考えています。企業向けのサービスは、導入してもらって終わりではありません。「より高度な運用をしたい」「事業・組織の変化へ対応させたい」といったニーズから、「運用が長続きしない」「どうしたらよいか分からない」といった声まで、お客様によって異なるさまざまな悩みにきめ細かく対応する必要があります。

 そのために、サービスの導入から運用、定着、拡大まで、活用ステージに合わせて継続的にサポートを行える「カスタマーサクセスチーム」を設け、人員・体制を強化しています。この「継続的なサポート」がとても重要です。お客様のステージごとの課題を明確化し、どのように機能を当て込むかといった運用設計、振り返りや進捗確認などを一体となって行うことにより、サービスを長く、効果的に運用してもらうことができます。

 「この機能が良かった」「この機能は使いにくい」といったお客様の生の声をお聞きし、お客様と一緒にサービスを進化させていけることが、「ビークルアシスト」の最大の強みだと思っています。



今後「ビークルアシスト」はどのように進化していくのでしょうか?

渡邉:

 「安心・安全」「快適」「効率」この3つのポイントを抑えながら、パイオニアならではの車載デバイスと、正確な自車位置情報や運転挙動などの制動データを活用し、お客様の声やニーズを活かすことで、より社会課題を解決できる、利用者から便利で使いやすいと言ってもらえるサービスに進化させていきたい。


 具体的には、車を運転するドライバーと車両の管理担当者それぞれが負荷やストレスを抱えることなくサービスを利用、運用することができる。意識することなく事故が減っていて快適に業務を行える。生産性も高まり、会社や仕事が楽しくなっている。それらを実現する便利で使いやすい機能、サービスの開発をまさに今進めています。

 「未来の移動体験」を創造し、快適な労働環境の実現、環境問題をはじめとする社会課題の解決に寄与するサービスを多くの人に提供することが、パイオニアの役割だと考えています。





「ビークルアシスト」の詳細はこちら: https://mobility-service.pioneer.jp/?ad=pr

















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