「伝統」「地域文化」「自由」「挑戦」・・・そして新たな発見！全国14校の高校生が挑戦した、地域の魅力

東武トップツアーズでは、「地域の食文化を広め、『旅のきっかけ』となるような、全国有名旅館・ホテル・料理人監修のおせち」と「全国14校の高校生が、伝統を守りつつも柔軟で自由な発想で考案したオリジナルおせち」、その他ご当地お取り寄せグルメの全128商品を10月3日(月)より販売しています。

なかでも「高校生おせち」については、当社のオリジナルおせちとして2018年より販売していますが、スタート時の1校から年々参加校が増加し、2023年はお取り寄せの考案も含め、14校に参画いただきました。

生徒の皆さんは、約1年前から自らが住む地域の魅力を様々な面から学習し、地元のホテルや素材の生産者と協業するなか、消費者のニーズを探究のうえ様々な味付けや食材の組み合わせにチャレンジして、地元特産品を使ったアイデアおせちを作り上げました。そこには14校14とおりの「STORY」があり、商品には高校生たちの「郷土愛」が込められています。

（神島高校　おせち）

（進徳女子高等学校　おせち）

（赤羽北桜高等学校　おせちオードブル)

様々な課題を前に・・

おせちづくりは初めてという生徒や、新たな食材を使用したレシピづくりなど、各校の高校生たちの前には、様々な課題が立ちはだかりました。

「地元食材である三笠地層真薯の層を平らにし、層を横から見た時の美しさを作るのに苦労した(三笠高等学校／北海道)」、「先輩方の築いた実績を凌駕できるような内容にしなければというプレッシャー(宇都宮短期大学附属高等学校／栃木県)」、「長時間、見た目やおいしさを保つための工夫や改良が難しかった(修文学院高等学校／愛知県)」、「食材の確保や全体のバランスを取ること、昨年とサイズを変更したことにより再度メニューの厳選に時間を要した(進徳女子高等学校／広島県)」、「十勝の美味しい食材の特徴を引き出すまで試作を繰り返し、完成させるまでの苦労が大きかった(帯広南商業高等学校／北海道)」、「はじめてのおせちづくり。全体の見た目や香り、味のバランスとりなど、全てに苦労した(清和学園高等学校／埼玉県)、「紀州南高梅の風味や味わいを、いかに料理の中で感じていただくための調理と梅の使用方に苦労した(神島高等学校／和歌山県)、「食材を活かしながら保存にも適したオリジナルおせちの考案が大変だった(清真学園高等学校／茨城県)」　※順不同

それでも生徒たちは課題に立ち向かいます！

高校生たちのチャレンジとこだわり

これら課題をひとつひとつ乗り越えるため、高校生たちのチャレンジとこだわりを持ったおせちづくりが始まりました。

「おせちの伝統、作り方、そして私たちを支えてくれた皆さんへ感謝の気持ちを込めて作った(三笠高等学校)」、「伝統とは革新の連続、を念頭に、失敗を恐れず色々な味付けと食材の組み合わせにチャレンジした(宇都宮短期大学附属高等学校)」、「高校生の感性を大切に、地域の名物や一品一品の意味を考えながら作った(修文学院高等学校)」、「若い人たちにも食べやすい味付けと、フタを開けたときの彩りの豊かさにこだわった(進徳女子高等学校)」、「十勝の数多くの地元食材を使用したことで、土地の豊かさ・食材のおいしさを再確認できた(帯広南商業高等学校)」、「越生町の梅や柚子について関係者の方に講演をいただき、あらためてその食材の素晴らしさを感じることができた(清和学園高等学校)」、「梅マヨネーズの考案など、型にはまらない自由な発想をおせちに取り入れた(神島高等学校)」、「地元の特産物の魅力を、おせちを通じてどう伝えるかにこだわり作った(清真学園高等学校)」　※順不同

これらのチャレンジとこだわりが、新たな領域のおせちを生み出しました！