障がい者が主役の婚活サービス『恋草』が提案するサービスへの想い
oleilo株式会社が展開する婚活サービスは、安心安全に使えるマッチングアプリからはじまりました。恋草サービスへの想いと、プロジェクト立ち上げの軌跡をお伝えいたします。
「恋草の原点」
ーはじまりは安心安全の婚活アプリ
恋草は、当初結婚相談所などの仲介業者参加型のkoimach(コイマチ)というマッチングアプリ(2020年4月サービス廃止)でした。会員に信頼性を持たせ安心して利用できるアプリを目指しました。結婚相談所の方と協業し会員獲得を目指すことになります。
しかし、マッチングアプリは100以上存在し、大手アプリが会員数数百万人といるアプリにはかなわない。
会員数は伸び悩み、2年弱で300件弱でした。
ー 婚活事業を営む方の声がきっかけ
苦戦続きの婚活サービスの未来について、婚活事業を営む方と会話をしていたときです。
「障がいを持つ方は婚活サービスでは不利なんですよね」
という話がありました。
結婚相談をする方は、はじめから条件が厳しいので、障がいがある=条件から外れてしまう方が多いそうです
「障がいという肩書だけで判断されてしまうのか、何か良い方法はないのだろうか」
「障がい者の世界観を変えたい」
ー 言葉の壁から勝負する
そもそも、障がい者と一括りだけど、一括りじゃないよね?そんな話をしていました。障がい者という言葉は、社会に適合しにくいなどの症状がある方が、社会的に有利に働くべき言葉ではないだろうか。一方で、結婚や共同生活、社会的に難があるような偏見から始まり、この言葉で一括りにされてしまっているのではないだろうか
「平等に活動できる婚活サービスを目指せないか?」
ここにはメンバー皆が懐疑的でした。
それは、「マッチングアプリが存在しないから」でした。
生きづらさを感じる人たちが生きやすい世界を作る。そこから初めてみないか?障がい者の方にスポットをあてて。が「恋草」プロジェクトの始まりです。
「誰もが希望を」
ー 結婚と恋愛
私が恋草プロジェクトを進めることで、多くの声が寄せられました。応援のメッセージもいただきましたが、ネガティブなメッセージも多く、やはり「障がい者」と一括りのメッセージでした。
「結婚しているけど、旦那に迷惑をかけて、ずっと申し訳ないと考えて生きている」
「家族の反対で恋愛も結婚もあきらめている」
「障がいを隠してお付き合いしている」
このような声がすべての人に当てはまると思っていません。すべての人が希望を持つことが大事かと考えます。
私たちは、恋愛や結婚を諦めた方が、自信となり、未来を想像できる世界を創りたい。そんな想いがあります。
「さいごに」
恋草を初めて「人間誰しも、何かしら不得意なことがあるよな。」と考えるようになりました。私にもどうしてもできない不得意なことがあります。しかし、それは社会生活の中で、あまり重要じゃなく問題になることはありません。この不得意が、社会生活の中で重要な世の中であった場合、生きづらさを感じるのかもしれない。
行動者ストーリー詳細へ
PR TIMES STORYトップへ