挑むことが、未来をつくる。30周年記念ソング「JOYSOUND レッツゴー!」に込めた想いとエクシングのチャレンジ精神の根底を探る
1992年に創業し、業界初の通信カラオケ「JOYSOUND」を世に発表して以来、常に「未知」への「挑戦」を続けてきた株式会社エクシング。
2022年5月6日に創立30周年という節目を迎えたエクシングは、「30周年記念プロジェクト」を発足し、「挑戦」という創業の精神を次の世代に繋ぐべく、「挑むことが、未来をつくる。」というコーポレートスローガンを新たに掲げました。
また、30周年を記念したプロジェクトでは、公式キャラクター「ジョイオンプー」、30周年記念ソング「JOYSOUND レッツゴー!」を発表するなど、さまざまな企画を展開。
そのプロジェクトリーダーとして多岐に渡る施策を牽引した寺本 勝哉氏と、社員として本プロジェクトに積極的に参画し、30周年記念ソング「JOYSOUND レッツゴー!」の作曲をつとめた平松 弘光氏、ボーカリストをつとめた向後 望氏へのインタビューを通じ、エクシングの創業から息づくチャレンジ精神の根底を探りました。
寺本 勝哉
株式会社エクシング コミュニケーション戦略部 部長
30周年記念プロジェクト プロジェクトリーダー
向後 望
株式会社エクシング 営業本部 営業推進部 インサイドセールス支店
30周年記念ソング「JOYSOUND レッツゴー!」 ボーカリスト
二児の母として働きながら、音楽活動も精力的に行う
平松 弘光
株式会社エクシング 営業本部 直販営業部 中部第2直販営業G 福井支店
30周年記念ソング「JOYSOUND レッツゴー!」 作曲者
カラオケ営業一筋28年、人生初の作曲に挑んだ
創業から30年の歩みは
エクシング 挑戦の軌跡
―30周年を機に、新たなコーポレートスローガン「挑むことが、未来をつくる。」を掲げられましたが、どのような想いが込められているのでしょうか。
寺本:エクシングの歴史は、まさに挑戦の歴史といっても過言ではありません。「限りない未知に挑戦し続ける」という創業から息づく精神は、時を経て、人々の生活様式や事業環境が大きな変化を遂げる中でも変わることがない、というメッセージが込められています。
エクシングは1992年に創業し、業界で初めて通信カラオケを世に発表しました。「カラオケに行けば、好きな曲を思いっきり歌える。」今では、ごく当たり前になっていますが、幅広いアーティストの新曲がいち早く歌える通信カラオケの誕生は、レーザーディスクが主流であった当時、革新的と言えるものであり、大きな挑戦でもありました。
向後:私も昔から歌うことが大好きで学生時代には、友人と一緒にカラオケによくいきましたね。テレビで最新ヒット曲をチェックしたりして。カラオケは私の青春時代、そのものです。学生時代で思い出しましたが、着メロもエクシングの挑戦のひとつと言えるかもしれませんね。
寺本:はい、1999年には、カラオケの音源データの活用として着信メロディサービス「ポケメロJOYSOUND」を開始し、着メロブームの火付け役ともなりました。
もちろん、主力の事業であるカラオケでも、絶えず挑戦を続けています。自分の歌を全国の方に聴いてもらったり、遠隔地のユーザーとデュエットを楽しんだりできる「うたスキ動画」もその一つです。歌うだけでなく、カラオケでギターなどの楽器演奏を楽しめるサービスや、最近では、ライブ・ビューイングや映画、アニメなどの多彩な映像コンテンツを全国のカラオケルームで楽しめる「みるハコ」の展開も強化し、歌うにとどまらない、エンタテインメント空間としてのカラオケルームの価値創造に努めています。
平松:私は地方に住んでいますが、有名なアーティストのライブが地元で開催されることは、まずないんですよ。東京や大阪まで遠征もなかなか難しいので、身近にあるカラオケルームで、ライブ会場の熱気を感じられるのは画期的ですよね。常識にとらわれず挑戦することで、カラオケルームという空間の歌うにとどまらない新しい価値がどんどん広がっていると感じます。
寺本:エクシングという会社は、過去も現在も未来も“挑戦”というキーワードで表されるのだろうと思います。通信カラオケを生み出した当社は、この30年間、音楽エンタテインメントの分野でチャレンジし続け、今があります。そして、30周年というタイミングでは、さらなるエンタメの領域を拡大させるため、過去に敬意を払いながらも、変革が必要な時期だとも考えています。コロナ禍によってライフスタイルが大きく変化したことも、新たにスローガンを検討する起因になりましたね。
ちなみに、今回のコーポレートスローガンは、10年後に主軸となるメンバーを中心に検討してもらいました。自分たちが掲げた言葉を率先垂範することで、10年後の風景は必ず実りあるものになる、と考えています。その様を見るのが、今からとても楽しみです。
未来へバトンを繋ぐために
記念ソングに込めた「挑戦」への想い
―30周年記念ソング「JOYSOUND レッツゴー!」を発表されましたが、制作に至った経緯をお聞かせください。
寺本:音楽の楽しさを発信する企業として、ずっと社歌をつくりたいという想いを抱えており、今回30周年記念ソングという形で、一つかたちにすることができました。
▽JOYSOUND30周年記念ソング 「JOYSOUND レッツゴー!」
当社は、日本経済新聞社が主催する「NIKKEI全国社歌コンテスト」に第一回から特別協力をしており、社歌を起点としたコミュニケーションの輪がさらに大きく広がっていくことを願い、入賞企業様の社歌をカラオケ配信するなど、バックアップを行ってきました。
そんな中で多くの社歌と出会い、そこで働く人たちの熱い想いに触れ、社歌は社内外のコミュニケーション活性化やブランド力向上はもとより、企業の想いを広く伝え、次世代にバトンしていくためのツールとしても非常に有効であると考えておりました。
平松:社歌というと、硬派なイメージがありましたが、社歌コンテストにエントリーされた社歌をみて驚きました。つい、口ずさみたくなるような楽曲ばかりで、何よりも企業の想いや、社員の皆さんの熱意が伝わってきました。
寺本:そうなんですよね。ただ、言葉で伝えるより、歌にのせて歌うことで、心にスッとメッセージが入ってきたり、耳に残って口ずさんだり。嬉しい時も、悲しい時も私たちの心に寄り添ってくれる、そんな「音楽のチカラ」を、コロナ禍を経て、私自身もより強く感じるようになっていましたね。
「JOYSOUND レッツゴー!」の制作にあたっては、作詞・作曲・編曲をはじめ、ボーカリストやコーラス、MVの出演者まで全て社内公募を実施しました。
自ら手を挙げて参画いただいたみなさんのチャレンジ精神、エンタメ精神を結集することで、当社の30年の歴史の総括として、次の世代に繋ぐメッセージとして、素晴らしい作品を完成させることができたと感じています。
―向後さん、平松さんのお二人は、本楽曲の制作にどうして参画しようと思ったのでしょうか。
向後:30周年記念ソングのボーカリスト、それは私にとって、一つの挑戦でした。私は入社前から音楽の創作活動をしており、出産後に活動を再開したものの、なかなか歌う機会もなく、「このチャンスを逃したら自分はもう歌えない!」と自身を鼓舞することで意を決し、応募しました。
自身の制作活動においては、好きな音楽ばかりを聴いてしまう傾向があり、もっと幅広くアンテナを張らなくてはいけないと課題を感じていたのですが、仕事をしながら音楽やエンタメの最新トレンドを身近に感じられる会社があるとは…!それが、私のエクシングへの入社の動機であり、今も楽しくお仕事できている大きな理由の一つだったりもします。
平松:私は、自分の働く会社が30周年を迎えたということで、何らかのかたちで参加してみたいと漠然と考えていました。そんなとき、30周年記念ソングの社内コンペ募集のメールが届いたのですが、『果敢にチャンレジし続けるエクシングを体現するような楽曲をお待ちしています!』という一文に背中を押され、私も新しいことにチャレンジしよう!と意を決し、生まれて初めて音楽制作ソフトを使用して楽曲制作にチャレンジしてみました。
寺本:生まれてはじめての作曲だったのですね、驚きました。それで複数の応募の中から、見事選ばれたわけですから。向後さんも子育てと仕事をしながらのボーカリストへの挑戦は、大きな決心が必要だったのではないかと思います。今回、お二人は30周年記念ソングの制作に携わったことで、会社への想いに何か変化はありましたか?
平松:以前から愛社精神はありますが、今回のプロジェクトを通じて会社への愛情、愛着がさらに増しましたね。「JOYSOUND レッツゴー!」は、カラオケ配信もされていますが、歌い終えた後に自分の名前がクレジット表記されるのが、なんともくすぐったい気持ちになります。向後さんはどうですか?
向後:「JOYSOUND レッツゴー!」の歌詞には、JOYSOUNDのこれまでの歩みと挑戦が凝縮されています。そして、その敲き台となった未公開の歌詞には、エクシングの歴史が0から盛り込まれており、それを目にしただけで、30年間の変遷が手に取るように分かり、本当の意味で「自分事」のように会社を感じることができました。そして、この歌を自分が歌として表現し、多くの人に伝えていくことの重みを改めて感じるとともに、ワクワクと心躍るような気持ちでもありましたね。
寺本:向後さんがおっしゃる通り、この楽曲には30年間の歴史と未来に向けたメッセージが込められています。これまでの当社の挑戦の歴史や、挑戦し続けるという企業文化を絶やさず、これからを担う若い世代にバトンを繋いでいくための強いメッセージとして想いを結集しました。
こうした楽曲は完成して終わりではなく、社内外のコミュニケーションツールとして活用してこそ、その真価を発揮するものなので、これから長く愛される楽曲として育んでいきたいと意気込んでいます。
向後:そうですね!一度聴くと耳に残る曲なので、社内でときどき口ずさんでいる人に遭遇すると、なんだか嬉しくなります。私は自宅でよく、子どもたちと一緒に聞いていますが、「お母さん、お歌上手~パチパチ」と拍手してほめてくれるので、とても嬉しいです!今度、家族でカラオケに行って歌いたいと思っています。
平松:私は家族に「JOYSOUND レッツゴー!」がカラオケ配信された事を告げたところ、大爆笑されました。いままで西日本を中心にさまざまな営業拠点で多くの仲間と一緒に仕事をしてきましたが、そんな仲間からも今回の楽曲の件で多くの反響をもらいました。「平松さんって本当暇だね~」なんてからかわれもしましたが、久しぶりに連絡を取る方も多く、懐かしさと嬉しさを感じましたね!
寺本:今後は、社内イベントなどでの活用はもちろん、新卒採用などのリクルーティングツールとしても積極的に活用していきたいです。エクシングって、とても面白い会社だな。JOYSOUNDって、エンタメを本当に大切にしているのだな、といったポジティブなイメージを持ってもらえたら嬉しいですね。
平松:たしかに、この曲には当社のこれまでの歩みや企業風土など、私たちが大切にしていることが凝縮されているので、エクシングという会社に、JOYSOUNDというブランドに興味を持ってもらえるきっかけにもなりそうです。
挑戦を支える企業風土と
生き生きと働ける環境づくり
―リクルートという話が出ましたが、エクシングの職場環境、雰囲気はどのようなものでしょうか?
平松:私のカラオケ業界での営業歴は、もう28年になります。もともとは老舗カラオケメーカーの日光堂の出身で、その後、カラオケUGAを展開するBMBに所属、2010年の統合を機にエクシングの一員となりました。エクシングには、私だけでなく、さまざまなルーツを持つ人材が集まっています。この多彩なDNAの融合こそが、柔軟な発想を生み出す原動力となり、強固な組織力にも繋がっていると感じます。
エクシングに所属してもう13年になりますが、改めて一人ひとりを大切にしてくれる会社だと感じますね。一般的に、「営業=大変」というイメージを持つ方も多いと思います。実際、私の支店は小規模でメンバーも多くはないため、大変だと感じる場面も少なくありません。でもその分、自分を支えてくれる仲間をとても頼もしく思いますし、自分が成し遂げた成果に対する評価もしっかりといただけています。何より、JOYSOUNDのカラオケを通じて、たくさんのお客様に笑顔をお届けできることが嬉しく、日々やりがいを感じています。
向後:企業の精神として「挑戦」という言葉を掲げているだけあって、それぞれが自由な発想を持ってチャレンジできる土壌があると感じます。社員からアイデアを募る「アイデアコンテスト」も定期的に開催されていますが、社員一人ひとりの小さな声にも耳を傾け、新しい発想に柔軟に取り組む姿勢がこれからのエクシングの未来に欠かせないことであり、当社の強みでもあると思います。
最近では、カラオケルームでのミシンの貸し出しも話題になっていましたが、常識にとらわれずに斬新な発想を持って挑戦してこそ、世の中をあっと言わせるようなサービスを生み出せると思います。
社内の雰囲気ですが、カラオケメーカーということもあって音楽が好きな方も多く、社員同士でバンドを組んでいるメンバーもいます。30周年を記念して行われた社内カラオケ大会も、盛り上がりましたよね!
寺本:そうですね、社内のカラオケ大会とはとても思えないほどの、歌唱力の高さに私も圧倒されました。向後さんは、パフォーマンス部門で準優勝を勝ち取られていましたよね。当日はお子さんも一緒になってお母さんの受賞を喜ばれていたのが印象的でした。子育てと仕事の両立は大変なこともあるかと思いますが、その点については、いかがでしょうか。
向後:うちの子はまだ小さくて手がかかるのですが、職場環境にはとても恵まれていると思います。コロナ禍を経て就業環境が大きく変わりましたが、在宅ワークの体制もしっかり整っていて、一緒にお仕事しているメンバーも子育て中のメンバーが多いこともあり、急なこどもの体調不良も寛大に受け入れていただいています。
女性のキャリア形成において、「育児と仕事の両立」は一つの課題だと感じます。でも、楽しく仕事ができる環境があるからこそ、「仕事をする一人の女性」と「子供のお世話でてんやわんやな母親」をうまく切り替えることもでき、充実した日々を送ることができています。
寺本:私が担当する部門も、子育てと仕事をうまく両立しながら第一線で活躍されている女性は多いです。実は、我が家にも小さい子どもがおりまして…育児の楽しさはもちろん、大変さも日々身に沁みて感じています。だからこそ、私も管理職の一人として、メンバーそれぞれのライフステージに寄り添いながら、気持ちよく働ける環境や雰囲気づくりを大切にしたいと思っています。
まだ見ぬ「未来」に向けて
絶え間なく「挑戦」し続ける
―エクシングの「挑戦」の根底には、社員一人ひとりが主体となれる環境があったのですね。
寺本:おっしゃる通り、当社の挑戦の数々の根底には、一人ひとりのチャレンジ精神と、それを支える企業風土があります。今回完成させた30周年記念ソング「JOYSOUND レッツゴー!」についてもそうですが、平松さんや向後さんをはじめ、携わったメンバー一人ひとりの挑戦の上に成り立っています。
平松:私も作曲という形で「JOYSOUND レッツゴー!」の制作に携わらせていただきましたが、この楽曲の完成には本当にたくさんの方の力が結集されていると感じました。
普段は地方都市の小さな支店で営業を担当している私ですが、日々の仕事に重ね合わせ、頼もしい仲間たちのサポートや、お客様の支えがあってこそ、自身の目標を成し遂げられているのだと、改めて感じることができました。
営業の仕事は、お客様との信頼関係を構築し、快適にカラオケをご利用いただけるようメンテナンスを行うという地道なものです。でも、こうした活動が、皆さんにカラオケを楽しんでいただくことに繋がっているんですよね。これからも「JOYSOUNDレッツゴー!」の精神で、JOYSOUNDのカラオケを通じ、たくさんの人に歌う喜びや笑顔をお届けしていきたいですね。
向後:そうですね。30周年記念ソングの制作にあたっては、社内公募したところで一体どれだけの応募が集まるのか、未知数な点も多かったと思います。でも、この会社には、誰かが始めた「挑戦」を応援し、力を貸してくれる仲間が必ずいる。一人の「挑戦」から、手を差し伸べる人たちへと「挑戦」の連鎖が広がっていく。それを、証明してくれた企画にもなりました。
仕事はもちろん育児でも、私自身が「挑戦」し続けることで、同僚や家族、周りの方々が「挑戦」することへのハードルを下げることができたら素敵ですね。失敗を恐れるより、やりたいことができなかったことに後悔をしないよう、日々前進していきたいです!
寺本:今回のプロジェクトでは、30周年という機会に今まで積み上げてきたことを振り返り、それを糧にさらに未来に向かって挑み続ける。そんな私たちの感謝と決意、そして、これから当社で活躍する従業員、また、後輩たちに繋いでいってほしいという期待を込め、さまざまな施策を展開しました。
当社の事業は、カラオケボックス、スナックやバーといった業務用カラオケ市場を主軸に、ゲーム機やスマートフォン向けのカラオケサービス、さらには高齢者施設の運営を支えるヘルスケア市場に向けたサービスに至るまで、実に多岐に渡ります。
このスローガンを胸に、わたしたちは、世の中の人々の心を躍らせるサービスや空間を生み出すべく、まだ見ぬ「未来」に向けて絶え間ない「挑戦」を続けていきます。
▽JOYSOUND30周年記念ソング 「JOYSOUND レッツゴー!」
〇JOYSOUND サービスサイト
〇株式会社エクシング 企業HP
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