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ここは、人生の物語に出会う場所。

赤ちゃんとのお出かけをもっと心地よく。雨の日も赤ちゃんの表情が見える「ベビーカー用レインカバーAIR」が誕生するまで

著者: ダイヤ株式会社

ダイヤ株式会社は、「健康でゆとりある暮らしの創造」を理念として、アイデアとデザイン性に富んだ家庭用品やベビー用品を展開しています。雨の日でも内側が曇りにくい「ベビーカー用レインカバーAIR」を5月15日に発売しました。


ベビーカー用レインカバーAIR


雨をはじいて空気は通す特殊防水シートを採用しているため、内側が曇りにくく、雨の日のお出かけでも子供の表情が確認しやすい便利なレインカバーです。

面ファスナーで簡単に着脱でき、レインカバーを取り付けたままで赤ちゃんの乗せ降ろしが可能。濡れたレインカバーの収納と持ち運びに便利な専用ポーチもついています。


今回は、そんな赤ちゃんにもお父さん・お母さんにも嬉しい「ベビーカー用レインカバーAIR」が生まれるまでの物語をお届けします。


コロナ禍に出てきた新たなニーズに応えるために


「健康でゆとりある暮らしの創造」を理念としているダイヤ株式会社は、アイデアに富んださまざまな家庭用品・ベビー用品を企画商品化して、生活者の皆さまにお届けしています。


当社第一世代の「ベビーカー用レインカバー」を発売したのは2004年。当時売られていたベビーカー用のレインカバーといえば、ベビーカーメーカー純正の高額なものしかありませんでした。そこで、各社ベビーカーに対応した汎用性とそれまでの商品にはない特徴を盛り込んだベビーカー用レインカバーを、よりリーズナブルな価格で商品化しました。


2004年以降、お客様のニーズに合わせてたびたび改良を加えてきました。そしてコロナ禍では、レインカバーが雨よけだけでなく、飛沫防止目的でも使われ始めた結果、雨の日以外でも装着するケースが増えてきたのです。お出かけの際は常に携帯することが多くなり、軽量化や持ち運びやすさのニーズも高まってきました。


そのような新しいニーズを踏まえ、新たに雨を通さず空気を通す特殊シートを採用。このシートの採用によって、内側が曇りにくいだけではなく、軽量化も実現できました。



今までにないベビーカー用レインカバーを作りたい


レインカバーの開発はさかのぼること20年程前、その当時はベビーカーメーカー専用の高額な商品しか出回っていないような市場環境でした。


「赤ちゃんにもママにも快適で、今までにない形のベビーカー用レインカバーを作りたい」と考えた企画担当者は、


①A型、B型、対面式等、どのベビーカーでも使用できること。

②レインカバー内の蒸れを防ぐ小窓を取り付けること。

③レインカバーをつけたまま赤ちゃんの乗り降りが簡単にできること。


この3点を盛り込んだレインカバーの開発を始めました。


2004年当時の企画書


開発にあたって苦労したのはサイズ調整でした。


社内には限られた種類のベビーカーしかなかったため、汎用性のあるサイズのカバーを設計する上では、写真や資料を見て縮尺で寸法を割り出すしかなかったのです。


そこで、試作品が出来上がるたび、何度も何度もベビー用品専門店にお願いして店頭のベビーカーへの取り付けを試させてもらい、最終的な仕様に仕上げました。



こうして現在販売している「ベビーカー用レインカバーAIR」のもととなる

第一世代の「ベビーカー用レインカバー」が完成しました。


より使いやすく変化したベビーカー用レインカバー


第一世代の「ベビーカー用レインカバー」の発売から10年経った2014年ごろ、ベビーカー市場ではハイシートタイプのベビーカーの登場で、カバーする高さが求められるようになってきました。そこで、高さサイズなどを改良した第二世代の「ベビーカー用レインカバー」を発売。


2017年に再び高さサイズを調節し、より使いやすいベビーカー用レインカバーに生まれ変わりました。


この第二世代の「ベビーカー用レインカバー」は、当社累計販売総数約84,000個を突破するロングセラー商品になりました。



大型ベビーカーに対応、収納に困らないレインカバーの登場


しばらくするとベビーカー市場はサイズの大きな海外製ベビーカーがトレンドになってきました。


しかしながら、第二世代の当社レインカバーは、主に日本製のベビーカーへの取り付けを想定していたため、サイズの大きな海外製ベビーカーには取り付けができませんでした。


そこで2021年、サイズの大きいベビーカーへの取り付けも可能な、第三世代の商品となる「ベビーカー用レインカバーGY」を発売。レインカバーの幅を5cmほど広くしたことで、幅広いベビーカーに取り付けられるようになりました。



このレインカバーにはもう一つポイントがあります。

それは、収納がしやすいこと。


以前より、濡れたレインカバーの収納に困るとの声が当社に寄せられていました。


当初販売していたものは、ビニール生地が分厚く少し畳みづらいものでした。

そこで、生地を薄いものに変更し畳みやすく、またメッシュ生地のポーチを付属することで濡れたレインカバーをサッと収納できるようにしました。


ベビーカー用レインカバーの新たな理想を追い求めて


コロナ禍では、レインカバーが雨よけだけでなく、飛沫防止目的でも使われ出した結果、雨の日以外でも装着するケースが増えてきました。そのため常に携帯することが多くなり、軽量化のニーズが高まっていました。


ただでさえ重たいベビーカーなのだから、少しでもレインカバーを軽くできないか。


そこで、発売当初からレインカバーに付いていたくもりや蒸れ防止のメッシュの小窓をなくすことで軽量化する代わりに、レインカバーに使用している生地自体を通気性の良い新しいものにしようと考えました。


新しい生地探しは大変でした。

既存の通気性の良い生地は、透明度が低くて視界が悪かったり、コストが高かったり、理想のものにたどり着くことができず苦戦していました。


そんな中、素材メーカー何社と情報交換している中で、土のう袋で細かい穴が空いたものを扱っているメーカーがあり、その袋からヒントを得ました。

今までのレインカバーで使用している生地に細かい穴を均等に空けることで、当社オリジナルの雨を通さず空気を通す特殊シートが完成したのです。


生地の厚みや穴の間隔、サイズの調整を何度も行い、

生地探しから製品化にいたるまで、第四世代商品「ベビーカー用レインカバーAIR」の開発には約3年かかりました。


 ※特殊シート拡大画像

もっと赤ちゃんとのお出かけを心地よく。「ベビーカー用レインカバーAIR」が完成


メッシュの小窓をなくしたことで、メッシュ部分からの雨の侵入も防ぐことができ、より快適なレインカバーになりました。

もちろん、こだわりの雨を通さず空気を通す生地を採用しているので、レインカバー内がくもりにくくなっており、赤ちゃんの表情が確認しやすくお父さん・お母さんにも安心です。

また、風や雨が強い日にお出かけしなければならないことがあるかもしれないので、

生地は軽くなっても、強風に耐えられるようにしています。


ダイヤ株式会社 マーケティング室広報担当 宮崎周子


ダイヤの「ベビーカー用レインカバー」は、生活スタイルや時代の変化にともなって進化を続けてきました。

おかげさまでたくさんのお客様の手に取っていただき、出かけるのがおっくうな雨の日でも安心してお出かけできるとのお声をいただいています。


当社はこれからも赤ちゃんやお父さん・お母さんに寄り添った、生活を快適にできるベビー商品の開発を続けていきます。



■商品仕様

商品名 : ベビーカー用レインカバーAIR

色   : 本体:クリア 縁取り部分:グレー

素 材 : ポリエチレン

本体寸法: 幅約53cm×奥行約74cm×高さ約71cm

本体質量: 約217g

価格  : オープン ※市場想定価格3,780円前後(税込)

発売日 : 2023年5月15日

JAN : 4901948304754

※ハンドル幅51㎝以上のA型ベビーカーには取り付けられません


■商品紹介・動画

商品紹介URL:https://www.daiya-idea.co.jp/housekeeping/baby/4901948304754-2/


■​取扱い場所

主要なインターネット通販サイト

・当社公式ショッピングサイト(楽天市場) URL:

https://item.rakuten.co.jp/daiya/030016/

・Amazon.co.jp当社ストアページURL:

https://www.amazon.co.jp/dp/B0C2BYJYMS


[ダイヤ株式会社]

・所在地 : 〒164-0001 東京都中野区中野2-2-4

・代表者 : 代表取締役 豊澤 一誠

・事業内容 : 家庭用品、ベビー用品、ゴルフ用品などの企画開発販売

・ホームページ: https://www.daiya-idea.co.jp/


<一般のお客様からのお問い合わせ先>

ダイヤ株式会社 消費者サービス係

TEL : 03-3381-5454 受付時間 : 10:00-12:00/13:00-16:00(土日・当社休日を除く)

E-Mail: tk.de@daiya-idea.co.jp

問い合わせ: https://www.daiya-idea.co.jp/contact/




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