日々頑張る女性へ、気分も体も喜ぶものを届けるために。ノンカフェインの花茶・果茶ブランド「fuacha」の誕生秘話。
株式会社CROSSASIAは、2012年に創業しました。地域メディアやコミュニティを作り、不動産会社様や地方の商業施設様の集客やマーケティング課題の解決をサポートするなど、主にタウンマーケティング事業を行っています。会社のスタッフ全員が子育て中の女性のため、特に親子向けのコミュニティ作りやイベントの集客が得意分野です。
設立10周年を迎えた2022年、新たな事業として「fuacha ~花茶と果茶専門店~」を立ち上げました。
「日々頑張る女性たちに、気軽に、手軽に、そしておしゃれに、気分も体もよろこぶものを取り入れてほしい。」
fuacha ~花茶と果茶専門店~は、女性の体にぴったりなノンカフェインの花茶と果茶をセレクトしてお届けしています。このストーリーでは、fuacha立ち上げのきっかけ、花茶と果茶販売へのこだわりをお伝えします。
花茶、果茶とは
中国では花や果実のお茶がごく一般的に飲まれています。
茶葉が使われていないノンカフェインのお茶なので、時間を選ばずどなたでもお楽しみいただけるのが特徴です。
中国出身の株式会社CROSSASIAの代表・篠原が、お茶そのものの見た目の美しさや体へのやさしさに着目し、fuachaでは「花茶」、「果茶」と表現しました。
「fuacha ~花茶と果茶専門店~」を始めたきっかけ
コロナ禍になり活動が制限され、イベントが相次いで中止となり、我々の事業は大きな打撃を受けました。同時に、親子コミュニティの参加者から「外のイベントがなくなって、一日中家の中で子供と過ごしていると行き詰ってしまい、イライラが爆発してしまう。」という声がたくさん届きました。弊社内でも在宅勤務が増え、スタッフたちは参加者と同じ苦しい思いを実感しています。
そこで、「自宅で楽しめて、子供がお昼寝しているときや家事の合間の短い時間に、パッと気分転換できるアイテムはないだろうか?」と考え始めたのがきっかけです。
代表の篠原は中国出身で、普段から中国茶や花と果実でできたお茶を会社内でよくふるまっています。見た目が可愛く、体にも良さそうで、スタッフの間でも大人気です。
これなら、コロナ禍で気持ちがふさぎ込みがちなママたちも簡単に取り入れることができて、しかも気分転換になるのではないかと思い、事業展開を決意しました。
実際にコミュニティのママたちと花茶や果茶について、意見を交わし、「ノンカフェインなのが良い!」、「見た目が美しくて癒される!」と好評をいただき、当初のパッケージもママたちによる投票で決めました。
商品開発、パッケージデザイン、すべてが初めてのことだったので、社内で議論を繰り返して、試作を何度も作り直して、ようやく2022年2月8日にオンラインショップがオープンしました。
こだわりの花茶と果茶を販売
fuachaの花茶と果茶は、見た目の美しさはもちろんのこと、味・香り・安心安全にもこだわって商品を作っています。
花茶商品は、現在4種類展開しています(ばら花冠茶、ジャスミン花茶、菊花茶、金木犀茶)。いずれも原産地の大規模茶農園から原料を取り寄せて、商品作りは日本国内で手作業で行っています。
スタート時は取引量が少ないため、現地の大規模茶農園は全く相手にしてくれませんでした。代表の篠原が自ら現地に出向き、日本に花茶を広めたい想いや市場の可能性を説明。その熱意が伝わり、信頼できる茶農園さんから原料を仕入れることができました。
花茶の中でも、特にばら花冠茶が不動の人気No.1です。
ばら花冠茶は花びらの階層が非常に多い品種の「平陰ばら」を使用し、お茶にしても豊かな香りが楽しめます。製茶のプロセスにもかなりこだわりました。
- 平陰ばらの開花時期に、咲き始めの2週間のみ採取
- 毎日、夜明け前に日を浴びていない花を摘み取る
- 摘み取り~乾燥まで2時間以内
- 花びらの量や形を見て、手作業で上級品30%のみを厳選
- ノンカフェイン
- 香料、甘味料など添加物は一切なし
fuachaのもう一つの人気商品は果茶。なつめ、クコの実、ろんがんが入って、飲んだ後に中身も食べていただけるお茶です。
リピート率No.1の「果茶」
中国では、女の子に生理が来ると、母親が果茶を作ってくれます。また、女性は更年期になると、体や気持ちのバランスが崩れやすくなり、その時も果茶を飲みます。
なつめ、クコの実、ろんがんは栄養価も高く、中国では「女の三宝」と呼ばれて、体の巡りをサポートするポピュラーな素材として、日常的に食されています。
代表の篠原は会社に果茶を常備しており、スタッフみんなが日頃から飲んで食べていました。fuachaの商品を検討するときも、「果茶を商品化したい!」「日本の女性にもっと果茶を飲んでほしい」とスタッフ全員の気持ちが一致していました。
商品開発にあたり、なつめ、クコの実、ろんがんの3種のバランスを何度も試し、fuacha独自の配合を指定して作りました。ブランドがスタートしてからの1年間で1万袋以上売り上げたfuachaの中でも不動の人気商品です。
ポップアップストア出店ー販売未経験からのブラッシュアップ
fuachaはEC販売がメインでしたが、お声がけいただければポップアップなど期間限定のストアも展開しています。
初めてポップアップストア出店は2022年5月。販売経験のあるスタッフはいません。棚、商品陳列、ポップ、販促物、接客トーク・・・販売に関わることをどうやるのか、わからないまま代表自ら店頭に立った初日の売り上げはたったの3,500円でした。
その後、fuachaファンのお客様が増え、メディアに取り上げていただく機会が増え、商業施設様や大手百貨店様からのお声がけが増え、スタッフも少しずつ販売経験を重ねていきました。
今では、1年前に初出店した時と比べると、単日売上は100倍以上にもなっています。
2023年5月に阪急梅田本店で開催されたワールドティーフェスティバルに出店した際は、連日売り場に行列ができました。経験の積み重ねとブラッシュアップしていくことの大切さを日々実感しています。
またEC販売と違って、出店することでfuachaファンの皆さんと対面でお顔を見ながらお話ができ、感想や利用シーンなどの声が聴けます。うれしい声や喜ぶ顔は励みになり、厳しいご意見は商品改良やサービス企画に活かせます。対面のコミュニケーションはとても大事だと実感しています。
広報・藤村の想い
私は、元々エステティック業界の出身です。子育てすることにより、キャリアは一時的に中断しましたが、美や健康に対する意識は常に持っていました。子どもが大きくなったら、また好きなジャンルでセカンドキャリアをスタートしたいと考えていたところ、CROSS ASIAのコミュニティと出会いました。その後、fuachaの立ち上げが発表された時に掲載された花茶のイメージ写真を見て心が奪われました。
初めて見た花茶の美しさは、今でも忘れられません。
その後、代表の篠原からリラクゼーションやデトックスなど花茶の体に優しい話を聞いている内に、花茶や果茶はまさに自分が求めていたものだと確信します。
そして、自分と同じく子育てや家事に疲れてふさぎ込みがちになっている女性たちにピッタリのものだと感じました。
fuachaの花茶や果茶を取り入れることによって、日々の暮らしのちょっとしたスキマ時間でも特別な癒し時間をお届けしたい。もっとたくさんの方に花茶や果茶の良さを伝えたいと思いこの事業への参加を決意しました。
約1年間走り続けて、大変なこともたくさんありましたが、SNSやポップアップイベントなどでファーナーズ(fuachaファンの愛称)の喜ぶ顔や嬉しいお声をいただくたびに、この事業に参加して本当に良かったと実感しています。これからもっともっとfuachaを通じて皆さまに幸せな時間やホッとする時間をお届けしていきたいです。
左から代表・篠原、広報・藤村、デザイナー・わたべ
fuachaの展望
ブランドがスタートしてわずか1年ですが、メディアに多数取り上げていただき、商業施設様や大手百貨店様からもたくさん出店のお声がけをいただくようになりました。店内メニューで使っていただく店舗様も増えてきました。予想以上に目まぐるしく展開が進んでいき、驚きの日々です。
2023年の秋以降も、また多くの場所でポップアップイベントを開催してfuachaを多くの方に知っていただきたいと思います。
それから、花茶の種類を増やしたり、花と果実をブレンドした商品を作ったり、商品数を増やす予定です。また、ばら花冠茶においては、原料の「平陰ばら」の人気が高く、お茶以外の商品に対するご要望も多く届いていますので、アロマやバスソルトなど雑貨品の開発を取り組んでいきたいです。
日々の暮らしの中に、「ちょっと一休み!」「ほっと一息!」のような小さな時間はたくさんあります。その時、fuachaの花茶や果茶を一杯淹れて、パッと気分転換ができれば、いつもの日常がよろこびに溢れる毎日になると思います。そんな慶び溢れる日々をたくさんの方に届けたいと思います。
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