お金と資産運用の悩みを解決する”ロボアドバイザー業界No.1(※1)”の「おまかせNISA」開発ストーリー
見渡せば、資産が預貯金に集中している方か、一か八かのリスクの高い投資をする方が多いと感じています。10年以上金融畑にいた私、牛山史朗はこのモヤモヤした思いをずっと抱えていました。そこで偶然見かけた「ウェルスナビ」の創業の記事が目に留まり、ホームページの「お問い合わせフォーム」から連絡をとってみたのです。
ウェルスナビは資産運用をおまかせできるロボアドバイザーサービスを提供しています。正式リリースから約7年5カ月で、預かり資産1兆円のサービスに成長しました(※2)。本ストーリーでは、ロボアドバイザーの運用の頭脳とも言える”アルゴリズム”(複雑な数式の組み合わせ)の責任者の牛山史朗のストーリーをお届けします。
なぜ、大手証券会社から創業間もないベンチャーに飛び込んだのか。
「金融の知識がなくても、誰もができる資産運用」とはなにか。
牛山史朗の思いと「おまかせNISA」開発のストーリーです。
「誰もが真っ当な資産運用をするには」ウェルスナビ入社まで抱えていた思い
2015年夏、ウェルスナビの創業について書かれた小さな新聞記事が目にとまりました。「長期・積立・分散」の資産運用を全自動でおまかせできるサービスを準備しているという記事でした。日頃から資産運用についてモヤモヤした思いを抱えていた私は「このサービスこそ、今の日本に必要なのではないか」とピンときました。とにかく会いに行かなくてはという思いで、すぐさまホームページのお問い合わせフォームから「話を聞いてみたい」旨の連絡をしました。このウェルスナビという会社ならきっと「より多くの人のために自分の知識やスキルを活かせるのではないか」そう思い、創業間もないベンチャー企業に飛び込むことにしました。
私の仕事は、金融工学の理論に基づく高度な数学的手法を使って、投資戦略を考えたり、金融商品の開発などを行う”クオンツ”という専門職です。当時は大手証券会社に勤めており、世界中へ分散投資をすることでより高いリターンが得られる戦略を考えたりしていました。待遇はよく、優秀な同僚に囲まれて毎日が刺激的ではあったのですが、開発する金融商品は複雑で、金融の専門家や投資の玄人でなければ理解が難しいものでした。その前は信託銀行に勤めており、窓口で個人のお客様に対して投資のアドバイスをしたり、実際に投資信託を買っていただくこともありました。
お客様と接している中で、金融工学の理論に沿って「分散していろんなものに投資をしましょう」とお伝えしても、なかなかご理解いただけませんでした。売れ筋の人気商品や、特定の業種などに集中投資する商品が選ばれやすい一方で、そのような商品には、商品設計やリスク・コストなどの面で必ずしも長期の資産運用に向かないものもあり、ジレンマを抱えていました。
金融の専門家や投資の玄人ではない、普通の人が真っ当な資産運用をするためにはどうしたらいいのか。ずっと心に引っかかっていました。
働く世代の将来のための「長期・積立・分散」の資産運用
現在は、働きながら資産運用をすることが大切な時代になっています。必要なのは、リスクを抑えながら時間を味方につけてじっくり資産を増やすことをめざす「長期・積立・分散」の資産運用です。「長期・積立・分散」の資産運用とは、世界中の様々な資産に分散してコツコツと投資をし、長期的な視点で、世界経済の生み出すリターンによって資産を大きく増やすことをめざすもので、資産運用の王道とされています。ですが、日本の個人金融資産2000兆円のうち、半分以上は預貯金に集中(※3)していて、投資をしているとしても、リスクの高い金融商品を選んでいる方が多いのが現状だと思います。
ウェルスナビで準備を進めていたのは、働く世代が将来のために「長期・積立・分散」の資産運用をおまかせできるサービスです。これまでの金融機関の常識からすれば、地味なサービスだと言えます。日本の金融業界にいる人からは、ビジネスとして成り立つのか疑問に思われてもいました。しかし、ウェルスナビでなら実現できるのではないか、と感じていました。
金融×ゲーム制作の目線でこだわった「使いやすさ」
ウェルスナビには2015年12月に入社しました。最初に必要だったのは、自分が仕事をするための机を組み立てることでした。そこからは年明けのサービスリリースに向けて一気に開発を進めました。ベンチャーで働くのも、スーツではない職場も初めてで、エンジニアやデザイナーとチームになって仕事をすることも初めてでした。ちなみに、当社の社員の半数はエンジニアやデザイナーです。
金融機関としては珍しいメンバー構成になっているのは、お客様にとって使いやすいサービスにしたい、という思いからきたものです。中には過去にゲームを作っていたエンジニアもいます。ゲームは操作性が悪いと誰も遊びたがりません。エンジニアはユーザーが迷わずストレスなく使えるように画面の設計を考えたりします。金融機関の目線とは違うこだわりを、徹底して考えているのが新鮮でした。
2016年1月に招待制という形で、ベータ版をリリースしましたが、聞いたこともないベンチャーが作ったサービスに、どれだけの人がお金を預けてくださるのか、全く想像がつきませんでした。「今日はこれだけの方が入金してくださった」という日々の報告を聞きながら、信頼して運用を任せてくださったお客様に感謝して、お客様の期待に応えられるサービスを提供し続けよう、という思いが強くなりました。
パワーアップするNISAにも対応した「おまかせNISA」
あれから7年以上たちましたが、誰もが安心して使える資産運用サービスを提供したいという思いは変わっていません。今では38万人超の方(※4)にご利用いただき、預かり資産もついに1兆円を突破しました(※2)。大手証券会社から転職した時は、周りに驚かれたり、心配されたりもしましたが、「お客様の期待に応えられるサービスを提供し続けよう」としたあの日の決断があったからこそ、「多くの人の役に立つ仕事ができている」と自信を持って働くことができています。
ウェルスナビは、今話題のNISA(少額投資非課税制度)にも対応しています。
通常、投資で得た利益には約20%の税金がかかりますが、NISAを活用すると、非課税、つまり税金がかからなくなります。そのNISAは、今年からさらにパワーアップします。非課税の投資枠が「1800万円」になり、期間は「無期限」に変わります。生涯使える制度になることで、一人ひとりが自分のペースで活用できる制度になり、働く世代には大きなメリットがあると感じています。
ウェルスナビの「おまかせNISA」は、新しいNISAに全面的に対応しています。ご入金いただくだけで、一人ひとりに合った最適なポートフォリオを構築し、運用します。また、新しいNISAはご利用状況に応じて手数料が下がるため、活用しやすくなります。
資産運用を「おまかせする」という選択肢で豊かな人生を過ごしてほしい
NISAを活用した資産運用の目的は「お金を増やすこと」だけではありません。お金に余裕が生まれて、将来への不安が少しでも減れば、自分のやりたいことを実現する選択肢が広がります。お金のことは「おまかせする」という選択肢をもっていただくことで、より多くの方に仕事や家族との時間、趣味など自分だけができることに時間を使って、豊かな人生を過ごしてほしいと思っています。その思いから、今後も働く世代のお金の悩みを解決できるよう、サービスの開発や改善をすすめていきます。
※1 一般社団法人日本投資顧問業協会「契約資産状況(最新版)(2023年9月末現在)『ラップ業務』『投資一任業』」を基にネット専業業者を比較 ウエルスアドバイザー社調べ(2023年12月時点)
※2 2024年1月11日時点
※3 OECD “Household financial assets”の各国の2021年末のデータより当社作成(2022年10月)
※4 2023年9月30日時点。「運用者」とは1円以上の預かり資産がある顧客を指す
新しいおまかせNISAのページ
https://www.wealthnavi.com/nisa/nisa2024
ウェルスナビ株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第2884号
加入協会:日本証券業協会、一般社団法人日本投資顧問業協会
金融商品の取引においては、株価、為替、金利、その他の指標の変動等により損失が生じるおそれがあります。ご契約の際は契約締結前交付書面等の内容を十分にご確認ください。リスク・手数料の詳細はこちらからご確認ください。https://www.wealthnavi.com/rule/01.html
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