コロナ禍で激変した、スーツ業界をDX！卸の立場から関わっていた三矢商事が手掛ける、中小スーツ小売店を

三矢商事株式会社（以下、三矢商事）は、全国各地のスーツ小売店の情報を簡単に検索できるプラットフォームを目指す「SUIT STATION」を2023年6月にサービス開始しました。

また、同年8月には「SUIT STATION」加盟店限定で利用できる、BtoBオンライン発注システム「SUIT OROSHI」をリリースしています。

スーツ業界のDXをサポート！スーツ小売店ポータルサイト「SUIT STATION（スーツステーション）」がサービス開始！

PR TIMES

両サービスは、コロナ禍を通じて大きな変化が起きたスーツ小売業界の課題に着目し、元々スーツ卸業を営んできた三矢商事の強みが生かされています。2ヶ月で20店舗掲載と急速で加盟店数を伸ばしているサービスの裏側を本ストーリーではお伝えします。

※三矢商事株式会社代表取締役社長西村優駿

スーツ小売業界の現状

新型コロナウイルスにより更なるスーツ離れが加速した一方で、勝負服としてのオーダースーツ需要が増加するなど、スーツ業界が激動の数年を迎えました。

新手のオーダースーツ店が増加、大手は売上好調と、業界としては良い兆しに見えます。しかし、街の中小スーツ小売店と話していると、思ったより売上が戻ってきていないという声をよく聞きます。

深掘りするとやはり課題は新規顧客の獲得。

このまま更に大手に力が集約していき、中小の元気が無くなっていくと、業界の未来は暗いままでしょう。

この状況を打破したく、一スーツ卸企業の三矢商事が立ち上げたのが、中小スーツ小売店に特化した情報発信サイト「SUIT STATION」です。

三矢商事代表の西村は、前職でPayPayの新規加盟店営業にアプリリリース前より携わっており、業種を問わず中小企業のDXに取り組んできた経験があります。

ITの力で店舗の集客に貢献できた実体験があるからこそ、新規顧客の獲得という課題にITの力で立ち向かおうと思いました。

「SUIT STATION」はHPでの情報掲載、SNSでの広告代行、広告動画作成など、ネット上での販売促進を担います。

大手に対抗するには、中小で一丸となり、令和にマッチした広告媒体であるネット広告を使いこなし、新規顧客を獲得していく必要があると考えたのです。

街のスーツ屋さんの魅力を伝えるメディア

街のスーツ屋さんの魅力は何でしょうか？

代表的なものは以下だと考えます。

「親切丁寧な接客」

「掘り出し物」

「フィッターとしての技術の高さ」

街の既製品スーツ店だと、自分にジャストフィットする商品を親切丁寧に探してくれて、かつ、大手では見られないような価格、品質のスーツと出会うことができます。

また、街のオーダースーツ店だと、大手と大きく違うのが、パターンオーダーだけでなく、イージーオーダー、フルオーダーに対応しているところです。

パターンオーダーは、補正がサイズ補正のみに限られるため、型紙の自由度が低く、採寸者の技量に依存する余地が少ないため、アルバイトや派遣店員など大勢の販売員を必要とする大手でよく採用されています。

一方、イージーオーダー、フルオーダーだとサイズ補正だけでなく、体型補正まで対応できるため、例えば肩で言うと、撫で肩、イカリ肩、右だけ下がっているなどの様々な肩に対応でき、よりジャストフィットしたスーツを仕上げることができます。その代わり、完成度は採寸者の確かな技量に依存しているため、街のオーダースーツ屋でしか受けられないサービスなのです。

コロナ以降、テレワーク、オフィスカジュアルの推進を要因として、スーツを着る回数が減りました。しかしその一方で、ここぞという時の勝負スーツの需要が高まってきています。

その勝負スーツについて、よりジャストフィットして、デザイン性の高いものを求めるのであれば、「SUIT STATION」でスーツ屋を探してください。

「SUIT STATION」は、単なるネット検索、マップ検索では分からない、街のスーツ屋さんの特徴や魅力を、ブログ、写真、動画、様々な方法で伝えていきます。