ウォータースタンドとマイボトルで使い捨てプラスチックボトル30億本を削減!
ウォータースタンド株式会社は世界トップの品質を誇る水道直結式ウォーターサーバー「ウォータースタンド」のレンタル事業をコア事業としています。「ウォータースタンド」は、JISが定める浄水器規格の全ての項目について対象物質の約99.9%を除去しおいしいお水を生成します。
ウォータースタンド株式会社は、SDGs達成にコミットし社会における当社のミッションとして「日本国内で消費される使い捨てプラスチックボトルを30億本削減する」ことを目標としています。2019年からは、地方自治体とプラスチックボトル削減に向けた協定を締結し、「ボトルフリー」に向けた具体的な取り組みを始動しました。すでにさいたま市、所沢市、葉山町、鎌倉市、京都市と協定を締結しました。
日本国内で消費されるプラスチックボトルは230億本に上ると言われています。そのうち約1割はリサイクルされず投棄され、川や海に流れこみ、マイクロプラスチックとなることがあると言われています。
プラスチックボトル削減に向けた協定によって各地方自治体と目指すのは、「ごみを減らす」といったボトル入り飲料水を消費するプロセスの一部分を改善することではありません。プラスチックボトルを生産、運搬、消費、回収、リサイクルするという一連のプロセス全体を見直し、より良い行動をとるための働きかけを目的としています。この目的の下、京都市とは観光スポットである寺社仏閣を含め市内1000か所に給水スタンドとして「ウォータースタンド」を設置して参ります。
ウォータースタンドは1969年の創業以来、誰も手掛けない分野に飛び込み続けてきました。2020年2月以降、コロナ感染症が拡大し私たちは事業の目標を見直しました。大人たちだけでなく子供たちも大きな影響を受けたこの有事の時こそ、誰も手掛けないことに取り組まなければならないと考え「日本国内で消費される230億本のプラスチックボトルのうち、30億本を削減する」ことを事業の目標に設定し直しました。
この目標にたどり着くまでに、環境分野の専門家の間では「パラダイム・シフト」が叫ばれ、私たち自身が行動を見直さなければ地球が持続可能でなくなるとの警告を目にするようになりました。2015年に国連で「持続可能な開発目標(SDGs: Sustainable Development Goals)」が採択され、同じ頃、「2050年には海洋中にプラスチックの重量が魚の重量を超えると予測されている」との報告が見受けられるようになりました。
このような状況のなかで、私たちは2018年7月、水道直結式浄水器「ウォータースタンド」のレンタル事業を当社のコア事業とし「ウォータースタンド株式会社」として生まれ変わることを決意しました。ステークホルダーの皆様に「ウォータースタンド」から給水頂くことによってプラスチックボトルの生産や運搬、回収、リサイクルといった生産工程で排出するCO2や、リサイクルされずに廃棄されるプラスチックの削減に貢献することを決めました。
まず、私たちは従業員全員に水筒を配布し、喉が渇いた時は「ウォータースタンド」から給水することを呼び掛け、本社の自動販売機を1台ずつ減らした結果、プラスチックボトルのごみが急激に減りました。この当社の取り組みを地方自治体の方、企業や個人の方へお伝えし、2019年3月末までに約15万本の水筒をマイボトルとしてプレゼントしています。
コロナ感染症が拡大したことでプラスチック製品の使用は増加し、脱プラに向けた動きは後退したとの評価も聞かれます。アフターコロナ、ウィズコロナの時代には、私たちが1つ1つのプラスチック製品を本当に必要としているのか、見直すことが必要になるでしょう。当社は、マイボトルを携帯することが当たり前の社会をつくり、使い捨てされるプラスチックボトルの削減に取り組むことをより多くの人に呼びかけて参ります。
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