発売から52年。健康食品「BMロイヤル」が6度目のリニューアル。7年をかけた素材開発など、飽くなき探求で初代からの思いを繋ぎ、日々進化し続ける最先端の研究開発
2023年11月1日(水)より、株式会社ナガセビューティケァのロングセラー健康食品「ナガセ BMロイヤル」が9年ぶり6度目のリニューアルを果たします。
「ナガセ BMロイヤル」の初代製品の発売は今から50年以上前。当時ナガセはいち早く女性の社会進出を支援し、主婦層を中心とした対面販売組織作りを行っていました。ある時、開発者が販売員やクライアントから挙げられる働く人々に共通するストレスや悩みを知り、その悩みを解決するための健康食品を作ろうと起案。
“ホメオスタシス(恒常性)”に着目し、研究開発がスタートしました。ホメオスタシスとは人間本来が持つ、自ら健康になろうとする力のことです。
自身の健康を薬に頼ることなく、未病のうちにコントロールすることが出来ることが理想であると考え、未来の健康を支える製品作りの糸口を探り始めました。
まず、1番最初に取り組んだのが、薬のなかった古来より、命をつなぐ役割を担い、世界中で用いられてきたローヤルゼリーです。この確かなる手ごたえをベースに、オタネニンジン(高麗人参)などの健康素材の力をサイエンスの力で高め開発されたのが「ナガセ BMロイヤル」です。
今回のBMロイヤル6度目のリニューアルに関わった、研究員と商品開発の2人に話を聞きました。
(聞き手:株式会社ナガセビューティケァ 経営企画本部 広報担当 中澤)
過去52年間、BMロイヤルはリニューアルを繰り返して愛され続けているロングセラーですが、最初のプロダクトが生まれた背景について詳しく教えてください。
浅井:1971年当時、研究開発、商品開発に携わった人間は現在社内にはいないのですが、当時ナガセビューティケァはアメリカの輸入洗剤などを訪問販売しており、 販売員やクライアント先が困っている健康悩みを解決するために、一般販売というよりはクローズドで、身内のために商品開発し、細々と販売がスタートしたと聞いています。
今回6度目のリニューアルとなりますが、初代から変えていない点、逆に変え続けている点があれば教えてください。ちなみに、お二人は過去もBMロイヤルのリニューアルに携われているのでしょうか。
浅井:実は、今回BMロイヤルのリニューアルに携わるのは初めてなのです。これまで同様、自律神経の乱れに着目した健康食品として愛されてきたBMロイヤルは、ローヤルゼリー配合という点は初代から変えていません。一方、今回商品開発をする上で私が重要と考えていたのは、これまでの愛用者様にずっと飲みやすく、続けやすいものを提供したいという思いです。新しいお客様にとっても親しみやすい商品となるようにパッケージやデザインの細部へも工夫を施しました。
位上:私は前回2014年のリニューアル時にも関わっていて、今回が2回目となります。前回もオタネニンジンを発酵させることで素材パワーを最大限に引き出しましたが、今回はオタネニンジンを蒸したコウジンを発酵と酵素分解という2段階製法により、さらに素材の力を体感していただけるよう、7年かけて素材開発をしました。
BMロイヤルの愛飲者様は、世代を超えて家族で愛飲してくださる方も多いので、毎回最先端技術とエビデンスをもとにその時代に合った素材を採用するようにしています。
今回の素材研究に7年費やしたということで、研究開発段階での苦労話があれば教えてください。
位上:はい。私たちはこれまでオタネニンジンについて研究を重ねてきたことから、その成分や機能について多くの知見がありました。今回、BMロイヤルのリニューアルが決定した際に、これまで全く着目されていなかった、オタネニンジンに含まれる、人の免疫に働きかける「酸性多糖」に注目して研究開発をすることに決めました。その視点は他社でも取り組まれていない状況であり、未知なる領域に挑む価値があると考えました。もちろん、社内にも分析・試験方法が無いので、 1からベースで立ち上げて行ったという苦労がありました。
研究員:位上 健太郎
生産開発本部 R&Dグループ
それは大変な苦労だったと想像します。オタネニンジンに含まれる「酸性多糖」に注目し、最終的には今回の新素材発酵オタネニンジンエキスRGにたどり着いたのですね。その工程はどのようなものだったのでしょうか。
位上: まずは、多糖研究に関する論文を読み漁りましたし、分析方法や試験方法を確立するまでにもかなり時間がかかりました。オタネニンジンの持つ「酸性多糖」に最適な乳酸菌選びにも一苦労しました。当社R&Dが保有する約2,000株の乳酸菌の中から、特に糖を分解する能力が高い乳酸菌BL1889株をようやく見つけ出しました。そして、研究する中で多糖の分解には酵素の力も必要だと認識し、様々な酵素を用いて試験を繰り返しました。その結果、免疫に働きかける機能を高める2段階製法にたどりつき、発酵オタネニンジンエキスRGの開発に成功しました。
今回の健康食品は、素材の力をパワーアップすると同時に、飲みやすくするという剤形の課題にも取り組まれましたね。商品開発におけるリニューアルでこだわったポイントを教えて頂けますか。
浅井:今回のリニューアルでは、従来品では「むせることがある」とお声のあった微粉末の乾式顆粒を、飲みやすい球形顆粒に変更しました。
また、パッケージや個包装のデザイン開発にも力を入れ、同時期にリニューアル新発売されたロングセラー健康食品、ベルマッシュとの統一感やパワーアップ感を考えつつデザインを作り上げました。またエコパッケージに対応することで、スマートに持ち運び、収納しやすい利便性の向上にも気を配りました。
商品開発担当:浅井 美絵
生産開発本部 食品企画グループリーダー
理想の剤形へ近づけるというのは、想像するよりはるかに大変な苦労があったそうですね、どんな点で苦労されましたか。
浅井:今回は機能性成分の全体の割合を増やしつつも、飲みやすいようにギュッと凝縮したかったのですね。通常は理想の剤形に近づけるために、添加物を増やすのが一般的ですが、それはしたくなったので苦労しました。
まず、最初は数百グラムからの試作で始まるのですけれど、その時にうまくいったのです。ですので、次は実機でやることになったのですが、最小ロット、つまり一番小さい仕込み量っていうのが100キロなのですよ!
最小ロット100キロですか?それは、失敗出来ない!
浅井:そうなのです、それに100キロって言うとまあまあお金かかるんですよ(笑) でも実際、実機で回さないとわからないところがあって100キロで試作したんですね。製造工程は金平糖を作ることをイメージしていただくとわかりやすいのですが、小さい白い粒に粉末と液体を吹き付けながら大きくしていくのですが、粉末に入れていた機能性成分の1つが窯の底に全部落っこちてしまうことが判明したのです。結局は液体のタンクの方へ成分を溶かし入れて試作したところ、無事成功しました。製造機やその他の製品に影響があるからしたくないと1度は製造側に拒まれましたが、粘ってお願いした甲斐がありました。
お二人とも、今までの常識を覆す、未知の領域に果敢にチャレンジして出来上がった完成度の高い新BMロイヤルですね。
最後にお二人から、どんなお客様に届けたい商品か、また読者様へメッセージがあればお願いします。
浅井:新BMロイヤルは、広く世代を問わずにお召し上がりいただきたいと思いますが、特にストレス社会を生き抜く方の健康維持・管理や、良質な休息のサポートが欲しい方に推奨したいです。当社は自信を持ってお客様に商品をお届けしたいと考え、商品での臨床試験を行っております。健康食品では原料での試験を行う会社はありますが、商品で試験を行う会社はほとんどありません。
健康効果に真摯に向き合い、お客様の健康維持と健康課題の解決にこれからも変わらぬ姿勢で臨んでいきたいと思います。
また、今後は世代を問わず、家族で健康を考えて毎日の食生活に取り入れられるような健康食品の開発を目指したいです。
位上:これまでもこれからも、BMロイヤルは時代のニーズに沿って進化し続けます。世の中は、人生100年時代と言われる時代に突入し、益々日本は高齢化社会へと変化していきます。そんな時代だからこそ、将来の健康不安を抱え得る人の支えになりたいと思います。健康的に前向きに幸せな生活を送る人々が増えたら一番嬉しいです。当社が掲げる「ホメオスタシス(恒常性)」を引き出す健康食品を目指して、自ら健康になる人間本来の力へ多角的にアプローチ出来るような良い製品作りにこれからも携わっていきたいです。
商品概要
ナガセ BMロイヤル 48g(1600mg×30包)8,964円(税込)
1971年から愛され続ける「BMロイヤル」は、発酵オタネニンジンエキスやローヤルゼリーを贅沢に配合し、ストレス社会を生き抜く現代人の健康維持と良質な休息のサポートに着目した健康食品です。
こんな方にオススメ
● 質のいい休息時間のサポートが欲しい・朝から爽快でいたい
● 毎日慌ただしく忙しい・休息不足のための健康管理が気になる
● 季節の変わり目の健康管理が気になる・シャキッと毎日を送りたい
● ON/OFFメリハリのある生活を送りたい
● 乳酸菌を手軽に摂りたい
左から 商品開発責任者 木嶋 育雄、商品開発担当 浅井 美絵
ナガセビューティケァ本社ビルにて
新BMロイヤルを手に撮影
ナガセビューティケァの取り組み
ナガセビューティケァは、「総合美の創造」を目指し、化粧品から健康食品まで幅広い商品を取り扱いながら、いきいきとした女性のためのお仕事の場も提供しています。
国内トップクラスの化学品専門商社である長瀬産業のグループ会社として、ナガセバイオイノベーションセンターを研究開発拠点とし、多岐にわたる研究活動や、製造工程の徹底した管理を大切にしています。
そうして生み出される、植物をはじめとした自然の恵みを生かした商品を、仲間の輪を拡げながら丁寧にお届けしております。
【会社概要】
株式会社ナガセビューティケァ
会社所在地:東京都中央区日本橋本町1-2-8 長瀬産業本町ビル3F
代表取締役社長:三原 康弘
電話番号(代表):03-3665-3617
コーポレートサイトURL:https://nagase-bc.jp
ブランドサイトURL:https://nbc.jp
事業内容:化粧品の製造販売・健康食品の販売業
設立:1991年
資本金: 110,000,000円
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