ダンスニュースメディア誕生秘話
実績の中で最も古い2014年に立ち上げたダンスニュースメディア「Dews」についてご紹介させて頂きます。
立ち上げてから早いものでもう6年以上が経ちましたが、現在、月間300万PVとなり、ダンス業界ではNo1のデジタルメディアへと成長を遂げています。
このメディアはアノマリーというダンスカンパニーが運営をしているのですが、当時このアノマリー社ではテレビ東京の深夜枠でDANCE@TVというテレビ番組を作っていました。
この頃のダンス界はというと2011年より小学校、2012年より中学校、2013年より高校の体育のなかでダンスが授業カリキュラムの中で必須化されたタイミングでもあり、キッズダンス、ティーンズダンスの最盛期でした。キッズダンス専門誌もDSKなどを中心にキッズダンスコンテストも全国各地で活発に開催されていました。
圧倒的にキッズが多い中、深夜テレビを頑張るよりもデジタルメディアの方が良いだろうし、そもそもダンス業界にダンスに関するニュースだけをまとめて読める様なメディアがなかった事もあり、アノマリー社は業界に先駆けてテレビからデジタルへのシフトを行いました。
立ち上げ当初は三代目JSBのインタビュー記事が掲載された時にサーバが落ちるなど、ドタバタで色々トラブルもありましたが、今や立派なダンスニュースメディアとしてその地位を確立していますし、深夜のテレビ番組放送より明らかに多くのユーザーにリーチできるメディアへと成長しています。
立ち上げ当初の企画から開発までトータルでお手伝いをしながら、これからダンスの情報がもっと多くのユーザーに読まれ、ダンサーの地位も今よりもっと上がるのではないか?とワクワクしたりしながらリリースしました。
ちなみにこのアノマリー社、このメディア運営の他にも様々な事業を行なっており、その中でも最も大きな事業のひとつとして「DANCE@LIVE」というダンスバトルの大会があります。年に一度の決勝大会は両国国技館で盛大に盛り上がる日本で1番大きなダンスイベントです。
このイベントも今年はコロナで開催されませんでしたが、毎年見に行くのがとても楽しみなイベントのひとつです。ステージの演出から全てが素晴らしいイベントですし、ダンスを知らない人が見ても楽しめるイベントです。このダンスイベントの他にもダンス界にはエンタメ業界の人が知らない様な素敵なイベントがたくさんあります。
例えば今、私が好きなMnetの番組のひとつで『Queendom』『Road toKingdom』という番組があります。これは既存のアイドルグループが一つのストーリー性のあるショーケースを作る番組です。見たことのない人はすごくカッコ良いステージングなので是非見てみてください。
でも、こういう趣旨のショーケースは、ずっと昔から日本のダンスシーンにはありました。ダンスナンバーショーケース、と言えばダンサーなら誰しもがピンとくると思いますが、日本だったら「Legend Tokyo」というイベントなどがメジャーですね。大きなステージでストーリー性のあるダンスショーケースが見れるイベントです。
『Queendom』や『Road toKingdom』を初めてみた時の私の感想は「ああ、Legend Tokyoみたいだな」と、ダンサーではなくアイドルがそれをやって、少し演出にお金がかかっているだけだなと思いました。ちなみにこの「Legend Tokyo」は2011年からやっているイベントです。このイベントでグランプリを取ったコレオグラファーの中で私が個人的にも親しい方だとSeishiroさんですかね。ちなみにSeishiroさんはレコ大を取った乃木坂46のインフルエンサーの振付師です。
この様に日本のダンスシーンは世界的にみてもスキルも取り組みも進んでいます。世間様が知らないだけです。この日本のダンスカルチャーの中からさらに磨きをかければ、K-POPの様に世界で通用するエンターテイメントを日本で作ることも十分に可能なはずです。
エンタメを作る上で、特にワイナの注力分野でもあるG-EGG、すなわちアイドルを生み出すために必ず必要でかつ重要な要素の一つであるダンス。そしてこの日本のダンス界にはこれからのエンタメを作っていく上で重要なヒントはたくさんあるはずです。そんなネタの宝庫として「Dews」があります。
そんなところで、今回は少しだけダンスについて熱く語ってしまいましたが、ダンスの話だけで何日でも話せてしまうので今日はここまで。
少しでもご興味を持っていただけましたらぜひ「Dews」「DANCE@LIVE」「Legend Tokyo」の方もチェックしてみてください。
それではまた。
比屋定
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