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ミライで活躍するのはキミだ!「ゲンセキ・インタビュー:早川さん」~いまは何者でもない平凡な僕がミライのエースを目指すことになったワケ~

著者: ネットイヤーグループ株式会社


ネットイヤーグループは若手DX人材の育成に力を入れています。日本国内では2030年に約45万人以上のDX人材が不足すると指摘されています。そのため、世間にはプログラミングスクールやオンライン教材などが普及し、誰もが簡単にDXスキルを身につけられる環境が整いはじめています。一方で、十分に学習したとしても、業務未経験という理由から正規雇用に至らない、あるいは志望する業務とかけ離れたキャリアを紹介・斡旋される、などが問題となっています。


この状況においてネットイヤーグループは、DX人材育成に豊富な実績とノウハウを持つ株式会社LULLとの協働でIT業界未経験の人材を育成し、彼らが成長・活躍できるスキームを形成しています。


社会問題化するIT人材不足解決に向け、若手IT・デジタル人材育成プロジェクト始動


今回は、LULLからネットイヤーグループにジョインし、約1年半にわたってクライアントのデジタルマーケティングやサービスデザインの構築に携わっている若手人材の早川さんにインタビューを行いました。彼は平凡な学生時代から、いったいどんな体験や経験をして、ミライのエースを目指すことになったのでしょうか。



──早川さんはLULLからネットイヤーグループに出向して約1年半が経ちましたね。現在の率直な感想はいかがですか?


全体的な感想で言うと、すごくやりがいのある仕事だなと思いますね。

関わっているプロジェクト自体も結構大規模なものが多いので、そういった点では大変なこともありますが、やりがいのある仕事に関わらせていただいています。仕事に慣れてきた今では、開発における設計工程を任せていただいています。


20代の前半という比較的早いタイミングで大規模案件の実務経験を積むことができたのは、他社で働く同年代のライバルと比べてもアドバンテージになっていると感じています。この1年半を振り返ってみると、大変なこともありましたが「楽しい」という印象の方が強いですね。



──現在の仕事において夢中になっていることや熱中して取り組んでいるプロジェクトについて教えて下さい。


今は一般社団法人のプロジェクトでサイトディレクションを担当しています。全国的にも知名度のあるWebサイトなので、プレッシャーもありますが大きな仕事に携わっているという自覚と自負もあって、経験の積み上げや成長に確実に繋がっていると感じています。



──「成長」というキーワードが出てきましたが、ご自身の中で「成長した」と感じたエピソードなどがあれば詳しく教えてください。


最近は「自分で考えて動けるようになった」と感じています。仕事を始めたばかりの頃は「意識的に自分で動こう」と思っていても、最初は慣れない環境だったということもあり、スムーズに行動に移すことが難しいことがありました。


業務的な知識が追いついていなかったり、慎重になりすぎて立ち止まって考えてしまったり、ということがあったんですね。


でもその中で、勇気を出してアクションを起こしていくことを少しづつ続けていたら、ある時PM(プロジェクトマネージャー)の方が「最近、すごく自発的にアクションを起こしてくれているね。成長してるんじゃない?」と褒めてくれたんです。それが自信になって「あ、これで良いんだ!」って思えるようになりました。些細なことかもしれませんが、当時の自分にとっては自己成長を実感したとても大きな出来事でした。



──ご自身の成長を楽しむ姿勢をいつも感じますが、スキルや知識を磨くために、過去にどのような努力をしましたか?


月並みではあるんですが「目標を持って努力と勉強をすること」を意識しています。

ただ単にIT関連の勉強をするということだけではなく「AWSの資格を取るぞ!」と決めて、自分のモチベーションが下がらないように具体的な目標設定をするような工夫をしています。


通常の仕事をしながら勉強する時間を作るのは大変ですが、例えばお風呂に入りながら参考書を読むとか、朝はいつもより1時間早く起きて勉強するとか、休日の午後などはまとまった時間を作ってみたり、とやってみたら工夫次第でなんとかなるもんだなーと(笑)



──とはいえ、その成長の過程で困難なこともあったと思いますが、困難なことを乗り越えたエピソードを教えてください。


本当に最近の話なんですが、大規模プロジェクトに参画していた際に、結構初期の段階でPMの方から「じゃあ、ここの部分は早川くんに任せたよ」と、ある開発の設計工程パートのリーダーに任命されました。


この時、自分だけでなく「チームで結果を出す」という新たなテーマに取り組んだわけですが、関わっているメンバーもこれまで以上に多くて、細かい指示出しなど、結構難しいなと感じることもありました。


ただ、わからないことはそのままにするのではなく、上司の方にすぐに相談したり、先輩に質問したりということを積み重ねていくうちにそういった難しさを感じることは少なくなりましたね。あとはやっぱり、とても良いメンバーに恵まれているので周囲の積極的なサポートを得ながら、ディレクション業務を学ぶことができました。



──失敗を恐れずチャレンジする姿勢を持つことの大切さについて、失敗から学んだ教訓があれば教えて下さい。


仕事やチームを任された時に、最初は「何から始めればいいんだろう?」という状態でした。色々と自己流で試してみたんですが、やっぱり経験がないことにチャレンジしていることで立ち止まることも多々あったんです。


結果、そこで時間を使ってしまって、決められたスケジュール内で全体設計を構築することが難しくなってしまいました。


メンバーのサポートもあり、結果的に事なきを得たんですが、その時は結構しんどかったんで、次は同じ失敗をしないように「先に相談する」「早い段階から周囲のサポートを得られるように情報をオープンにしておく」ということを学びました。



──その教訓をその後の挑戦にどう活かしましたか?


任されていた設計工程の後半以降は、その教訓をちゃんと活かせていたと思います。たとえば「先に予測を立ててメンバーに指示を出す」ことや「自分だけじゃなくて周囲も早くから巻き込む」ということを意識しました。


設計工程の後には開発工程があるのですが、その後工程のスケジュールにもほぼ影響なく任されたミッションを達成することができました。僕にとっては本当にチャレンジングな出来事でしたが、やってみて良かったですし自分に自信を持つことができました。



──とはいえ、チャレンジすることや失敗することは怖かったり敬遠されがちだと思うのですが、早川さんがそこに立ち向かうことができたのはなぜでしょうか?


何かを始めるとき、僕は結構色々と考え込んだり、悩んだりするタイプなんですが、考え込み過ぎて動きが鈍くなったり、それによって周りの人に影響が出ることはマズい!ということをここで学ぶことができたので「悩む時間や期間は先に決める」そして「わからなかったらすぐに聞く」という「自分ルール」を作りました。


そうすることで、自力で考えて答えを出すこともできるし、周りに迷惑をかけることなくプロジェクトを進行することもできます。いわば、「自己成長」と「チームプレー」を両立することができるようになりました。



──チャレンジの過程で周囲を巻き込んだ経験について教えて下さい。


日頃、勉強はしているものの、僕は未経験者としてキャリアをスタートしているので、変に「僕は毎日、ITの勉強してるんで知識はあります」というアピールはしないようにしています(笑)むしろ、「ここは自分なりに考えたんですけど、ちょっとわかんないところが出てきたんで教えてください!」と素直に助けを求めています。


そうすると、みんなちゃんと教えてくれるので結果的にすべてが上手くいくんですよね。周囲を巻き込むってこういうやり方もあるんだな、とチームで成果を出すということの学びと貴重な体験を得ることができました。素直さって大事ですね。



──チームメンバーや同僚との連携が成功にどのように寄与しましたか?


僕が所属しているチームには社内のメンバーだけじゃなく、パートナーさん(協力会社の方々)もいらっしゃるんですが、そういったそれぞれの立場に関係なく関わっていただいているメンバーとは密にコミュニケーションを取るようにしています。


コミュニケーションが密になると、ほとんどのプロジェクトは上手く進行します。たとえば、打ち合わせが終わったあとに「ちょっとこのあと10分くらいお話できます?」と僕から頻繁にメンバーに声をかけたりします。


細かいことかもしれませんが、曖昧さがあったり自分の中で理解したことが「言語化」されていなかったりすると、こうやって明確化してから先に進むようにしています。これが結構あとから効いてくると実感していて、プロジェクトの質そのものが上がっていくという感覚がありますね。



──未来の自分に対してひとつアドバイスをするとしたら、何を伝えますか?


ひとことで言うなら「初心を忘れるなよ!」ですかね。LULLにジョインした時も、ネットイヤーグループに来た時も、僕にとっての人生やキャリアの中でのターニングポイントだと思っていて、その時々の「やる気」や「情熱」を忘れないようにしたい、という気持ちがあります。


一生懸命働いていたり、仕事に追われていたりすると、忙しさを理由に「頑張ったしここまででいいか…」という気持ちになったりするんですが、ここでの1年半を振り返ってみて思うのは「何故この仕事を選んだんだっけ?なぜこの業界を選んだんだっけ?」と初心に帰ることで、その当時のキャリアのスタートラインに立った時の「志」を忘れないようにしたいですね。きっと未来の自分にはそういうアドバイスをすると思います。



──仕事や私生活において、自分自身にどのようなルーティーンやアプローチを設定していますか?


ネットイヤーグループではコアタイムが無い、いわゆるフルフレックス制で働いています。この制度は「何時に業務を開始して、何時に終了しても良い」という制度なんですが、僕の場合は、あえて始業開始時刻の9:30にキッチリその日の仕事をスタートするようにしています。


特にすごく真面目な性格だからという理由ではないんですが、一度仕事のリズムを崩してしまうとダラダラしちゃいそうな気がするので(笑)、今の僕にとってはこれがパフォーマンスを維持するベストな選択だと思っています。もちろん、フレックスという制度上は選択肢があって自分のコンディションにあわせて選べるという自由さがあるので、その点も心理的な安全性が担保されていると感じています。



──変化に敏感な姿勢を大切にする中で、業界のトレンドや技術革新に対する興味関心を高めるためにどのような方法を活用していますか?


新しい情報やツールなどが出てきたときには「まず自分で使ってみて、試してみる」ということを実践しています。たとえば、以前「ChatGPT」が話題になっていたときに、すぐにアカウントを作成して、実際に使ってみました。そのツールに「触ってみる」ことはとても大事だと思っています。情報だけならメディアや専門的な記事を読めば知識をインプットすることはできますが、自分だけの「体感値」やその「体験」は自分が素直に感じたままに感覚としてインプットできるので、そういった「自分だけの体験」からくるインサイトは何ものにも代えがたい貴重な情報ですよね。



──将来的にやってみたい業務やポジション、これから目指したいキャリアについて教えてください。


そうですね。直近でやってみたいこととしては、やはりPM(プロジェクトマネージャー)や、組織のマネジメントをやってみたいですね。実はネットイヤーグループで今の上司の方が僕の目標にしたい人になっているんですが、その方がとても気さくな方で話していても面白いし、自由に仕事を楽しんでいる姿を見ているので、自然と「こんな人になりたい!」と感じることが出来て、その人が僕の目標になってました。クライアントさんとの関係性の構築の仕方とか、社内でも交渉が必要な場面でとてもスムーズに課題を解決してしまう姿を見て、少し憧れに近い感情を持っているので、将来はその人みたいになりたいなと漠然と思っています。



<編集後記>

早川さんは、とても気さくにご自身の過去と現在を感情豊かに素直に答えてくれました。きっとそのお人柄が周囲のメンバーの信頼を得る源泉になっていると思わせる、そんな素敵な方でした。想像するに学生時代は特別な存在だったり、いわゆる意識高い系の学生だったというわけではなく、どこにでもいる普通の学生だったのかなと思います。ただ、社会人としてキャリアをスタートした彼は、とても真面目に、そして真摯に自分の成長に向き合ってきて、その結果や経験の積み重ねが今の早川さんを形成しているのだと思います。これからも彼の成長を見守りたいと強く感じたインタビューでした。



ネットイヤーグループは人材を募集しています。ご興味をお持ちいただいた方はぜひ採用ページまたは紹介動画をご覧ください。


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