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echari開発story 〜 グローバルに向けて前進 ⑵ 〜

著者: TLMJ株式会社


echariアプリ|開発ストーリー

〜 グローバルに向けて前進 〜

今回は、開発に至った企画の背景やストーリーを詳しく掘り下げます。

また、PoC(Proof of Concept)の企画背景についても、インタビュー形式で詳しくお話しします。





インタビュアー | カミノ アキナ


それでは、前回に続いてよろしくお願いします。

2019年のコロナ禍が弊社の創業に大きく影響を与えたと聞きました。その時期にどのような状況があったのか、詳しく教えていただけますか?



取締役 | 長村 有希


はい、今回もよろしくお願いいたします。

最近はインバウンド客もコロナ禍前に戻り、街中も賑やかになり景気も人も健康になった感じもします。大変ありがたい事だと思います。


遠い昔の出来事のようになりつつありますが、コロナ禍では、世界中でデジタル化への急速なシフトが必要とされていました。その様な中で、非接触型決済方法が、感染リスクを低減するために急速に普及し多くのIT企業が市場に参入しました。


しかし、それと並行して経済の全般的な停滞が見られ、人々の経済に対する意識も大きく変わりました。これらの状況が、創業の大きな動機となりました。




インタビュアー | カミノ アキナ


あの時期は本当に大変でした。そんな中、アプリ開発にはどのように取り組まれたのでしょうか?



取締役 | 長村 有希


当時の経済状況と市場の需要を分析した結果、送金に期限を設定することが経済活動を促進する可能性があると判断しました。


そのため、期限設定機能を備えた独自のアプローチでモバイル決済アプリの開発に取り組みました。


このプロジェクトでは、「発行アプリ」と「決済専用アプリ」の二つに分けて開発しました。初期の段階では、一般の消費者も対象に含める仕様で、先行するモバイル決済アプリと同様の方向性でした。


しかし、期限設定の機能を重視することで、一般の消費者市場は残しつつも異なるニーズ、特に事業活動に伴う交際費や経費の管理に焦点を当てました。


その流れから「発行アプリ」は、よりカスタマイズした送金ができる「PC版」の開発もプロダクトに含めました。




インタビュアー | カミノ アキナ


プラットフォーム提供において、「まずは弊社のアプリを体験してほしい」と話されていましたが、そのためのPoCの実施における戦略について、詳しく聞かせてください。



取締役 | 長村 有希


PoCの目的は、弊社のビジョンとアプリの実力をビジネス界やキャッシュレスに関わる世間に示すことです。


BtoBモデルを主戦場として採用し機能に盛り込み開発、その分野での成功を目指しています。しかしPoCでは単に一部の企業の協力で、アプリの性能を確認するだけでは不十分だと考えました。


少し以前に戻りますが、アプリストアにベータ版をリリース後にプレスリリースを行いました。ありがたい事に、たくさんの企業様から連絡をいただきました。

VCや協業の提案など何社かの企業様と面談の機会をいただきました。

その会話の中でPoCの重要性を認識しました。私は開発の中継点程度の認識でアプリの特色から皆様にきっと受け入れていただけると考えていました。


そして、面談した皆様は、口を揃える様に「PoCは大変ですよ」「ぜひPoCの結果を共有してください」でした。


スタートアップである弊社は、大きな投資でSIerによるスピードアップした開発を行っても、その後(PoC)にしか、その先に進めない事も分かりました。

先行アプリと比較され説得力が乏しいと、どんなに自信のあるイノベーションやソリューションであっても人の心に刺さらない、企業の姿勢も問われるPoCの重要性も感じました。


そこで、簡単なPoCではプロダクト全体が霞んでしまうと考え、開発の手を緩めることがない様に、PoC企画の初期段階からBtoBtoCモデルも計画に取り入れました。弊社のアプリが提供する新しい特徴とメリットを広範囲に伝えるために、単に一時的なPoCに留まらず、楽しく継続的な認知度向上を目指してイベント要素も取り入れました。


イベントの企画では、アプローチの速さと効率性を重視し、それぞれの要素の重要性に焦点を当てる戦略を採用しました。




インタビュアー | カミノ アキナ


非常に戦略的なアプローチですね。では、そのイベント戦略についても詳しく教えていただけますか?



取締役 | 長村 有希


現在、地域コミュニティとの関連性を深めるため、地域猫の保護意識の向上と地域観光の活性化を目的としたイベントを計画しています。


このイベントでは、トレカを通じて地域猫のキャラクターと名所を紹介します。

キャラクターデザインは、地域猫が、黙ってこちらを見つめたり、面白い行動をしたり、こちらに気を寄せたり、隠れたりする多くの様子が魅力的なイラストで描かれております。「クスっ」と共感されるシーンもあります。もちろんトレカでは欠かせないレアキャラもあります。実は私の家にいる保護猫もキャラクターデザインの一員です。


このトレカを含めた企画は、イベントのパッケージやアイテムとして継続して、ご要望がある地域にご提供できる仕様です。イベントの目的やクーポンの追加特典としてもご利用できるアイテムとして企画いたしました。


このアイテムを利用する事で、地域経済への貢献、特に観光分野を含め、同時に弊社アプリの多様な機能の認知度向上を目指しています。


元々多機能性を備えているため、既存のソリューションと競合する際に、弊社のアプリは利便性と効率性を特に重視しています。PoCを通じて、これらの利点を実際に体験していただくことを目指しています。



インタビュアー | カミノ アキナ


「イベントで楽しみながらPoCをする」というアプローチは今からワクワクします。

次に開発ストーリーに「グローバルに向けて前進」というテーマがありますが、このアプリを海外市場にどのように展開していく予定ですか?



取締役 | 長村 有希


はい、少し日本におけるモバイル決済アプリの歴史を話します。

ご存じのように、街中にATMがある日本では現金の流通には海外と比較して問題がありませんでした。日本でのモバイル決済アプリの登場は、海外のモバイル決済アプリの導入から約10年後、その海外仕様を参考にしたアプリがリリースされました。


ただ、モバイル決済アプリが活躍できる時期になったのは、コロナ禍が発生以降です。非接触型決済の需要が急速に高まり、キャッシュレス決済の普及が加速しました。


そのような歴史背景もあり「期限を設定する」などのカスタマイズ機能を持つ弊社のアプリは、モバイル決済に慣れた海外市場にも適応可能であると考えています。海外市場においては、特に資源の効率的な配分や管理が求められる地域で、弊社のアプリが重要な役割を果たす可能性が高いと考えています。


また、今後の海外パートナーとの協力も視野に入れ、アプリを各地の状況に応じてカスタマイズできるよう、開発チームの体制も整えていきます。


日本市場でのPoCの成功を目指しつつ、これらの成果を海外市場に向けても発信していく計画です。海外市場への展開も積極的に進めていきます。

 



インタビュアー | カミノ アキナ


今回のPoCを海外にうまく発信していきたいです。最後に前回同様、従業員やステー

クホルダーの皆様へのメッセージをお聞かせください。



取締役 | 長村 有希


はい、私たちは常に革新を追求し、市場の変化に応じて柔軟に対応していきます。


私たちの目標は、単にテクノロジーを提供することだけではなく、それを通じて社会に価値をもたらすことです。従業員の皆さんには、このビジョンに共感し、一緒に成長していくことを期待しています。


また、弊社のステークホルダーに対しては、信頼とサポートを継続していただけることを心から感謝しています。


弊社は、技術革新を通じてお客様に最高のサービスを提供することに尽力します。

これからも、常に一歩先を行く製品とサービスを提供し続けることをお約束します。






PR企画事業部|企画チーム


「アプリ」について簡単に説明します。そして今回企画したイベントアイテムをどのようにして、弊社アプリのPoCを実施するか説明します。


◯ このアプリはプライベートシーンでの利用はもちろんのこと、特にビジネスシーンでの活用が一つの大きな特徴です。ビジネス用途では「予算」と「期限」の設定後に、指定日時やリアルタイムでの送金ができます。

◯ 全国展開している企業だけでなく、地域の小売店舗や施設でも簡単に活用できる仕組みを持っています。これにより、集客の促進が期待できます。

◯ 例えば、キャッシュバッククーポンを用いて消費者の関心を引き付けることで、より効果的な集客活動が行えます。



トレカのタイトル面にクーポンコードを貼付し、参加者が弊社アプリで読み取り、入金していただき、トレカと共にクーポンも受け取り、イベント地域でのお買い物に利用していただきます。

トレカは地域の名所や建物などを風景にカスタマイズでき、現在100種類以上の猫のキャラクターを制作しており、今後も増やしていく予定です。詳細はプレスリリースをご覧ください。



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■本件に関するお問合せ

https://timelimitmoney.com/contact/


撮影 | 深見 彩乃 | PR企画事業部

1996年生まれ。横浜市出身。学生時代はマスコミ・広報学科で学ぶ。





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