”キモノをもっと身近に” ファッション性に優れた着物ブランド「les・mondes」がプロデュースするレンタル着物ショップ『京れもん』その想い
世界中の人々に「キモノ」を楽しんでほしい
吉川染匠4代目 吉川博也
明治30年 初代 為吉が兄・与三吉から独立し手描き友禅を始めたことが吉川染匠の始まりです。4代目となる吉川博也は、京都に生まれ育ち養われた感性で本格的で現代にマッチした 世界最高のリアル・クローズ創りを目指してきました。
経営を一変させた「新型コロナウイルス」の大流行
百貨店を中心に堅調な売り上げを上げていた、吉川染匠の経営もコロナで一変します。
これまでの主要取引先であった、きものメーカーや前売問屋は、百貨店などの得意先の臨時休業等を受け、納品予定だった商品の出荷を見合わせるなど商況は停滞します。
京友禅の生産現場でも減産が深刻化し、高齢化も相まって職人の廃業が相次ぐ事態となっていました。
「伝統の継承」と「新しい文化の創造」による新しい魅力を持つ着物の開発
自社はもちろん、業界自体の存続が危ぶまれる危機的状況の中、ダイレクトに顧客とつながってコミュニケーションが図れるDtoCへの挑戦を決心した背景には、数年前から開発を進め2018年にブランドを立ち上げた「les mondes」の存在がありました。
「伝統とはその時代に合わせて変化しながら継承されていくべきもの」という考えから、着物のファッション性と着心地に特化して、着物をもっと身近に楽しめるブランドとして開発されたのが「les・mondes」です。
京友禅と西陣織の老舗×東京のプロスタイリストチームが共同開発。
セットアップ(ジャケット+スカート=キモノ)でコーディネートできるので、上下セパレートで自由にファッションを楽しんでいただけ、「着心地の良さ」を目指し開発されたため、「歩きづらい、窮屈で疲れる」といった心配がありません。
レンタル着物ショップは「キモノ」を身近に感じてもらう、モノを売らない小売店舗の未来形
着物を着る文化自体が衰退している中で、まずは着ることを楽しんでもらうことが大切であると考え、「体験」を重視するミレニアル世代やZ世代、海外層に向けた体験型店舗である、レンタル着物ショップとしてオープンしたのが「京れもん」です。
「京れもん」でレンタルいただける着物は、「les・mondes」のプロデュース商品になります。「着心地と着姿の美しさ」の両立を目指し開発された商品で、快適に京都の街の観光を 1日中楽しんでいただけます。
「キモノ」の良さを感じながらで京都の街を楽しんでほしい。
「変化を恐れずに、チャレンジ」し続け、まずは着物文化をもっと身近な存在に。
そこから伝統的な着物や京友禅にも興味を持って頂き、いつか世界中の人々に着物を楽しんでいただけること、そして京友禅の魅力をお届けできることを夢見ています。
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