すべてのお客様へ最大限のおもてなしを。大阪・肥後橋の人気店フルーツカフェ&ダイニング「BOSCO di frutti」がディナー完全予約制に踏み切った背景とは
「BOSCO di frutti」は、大阪・肥後橋駅から徒歩6分のところにある隠れ家的なフルーツカフェ&ダイニングです。2023年5月のオープンより、Google口コミは安定して☆4.9をキープしており、近隣にお住いの方や通勤の方はもちろん、観光客の方々にも愛されるお店として少しずつ認知を高めてきました。
ビルの2階にある店舗のため、入口が少し分かりにくいのですが、大阪市立科学館や国立国際美術館からもアクセスが良く、特に土日はカップルやお子様連れのお客様が非常に多く来られます。人気のテラス席からは、土佐堀川の眺めが楽しめるため、水都大阪の魅力を味わえると海外の方にも好評です。
ランチセットとテラスの眺め
そんなBOSCO di fruttiですが、2023年11月の終わりにある大きな決断を下しました。ディナータイムを完全予約制に切り替えると決め、ドリンクやメニューも全面的な見直しを図ったのです。
2023年12月を移行期として、2024年1月よりディナー完全予約制を導入するBOSCO di frutti。なぜ、そのような決断に踏み切ったのか。そこには、店舗立ち上げ時からこだわってきたBOSCO di fruttiのコンセプトに対する思いがありました。
BOSCO di fruttiの店舗マネージャーであり、ドリンクやメニューの見直しを担当した嶋崎絢妃にこれまでの経緯を語ってもらうことにしました。
BOSCO di fruttiの店舗マネージャー嶋崎が語る
「新鮮野菜と果物」「憩いの空間づくり」にこだわったカフェ&ダイニング
BOSCO di fruttiは、2023年5月21日のオープン時から「新鮮野菜や果物を思う存分味わえる店」、そして「日々多忙な経営者や会社員の方々がホッと一息つく憩いの空間」作りを目指してきました。
野菜や果物の自然な甘みや風味を活かした無添加・無着色のカラフルスムージー(定番10種・期間限定フレーバー有)をはじめ、メニュー開発時にもそのコンセプトを徹底。おかげさまで、女性のお客様や健康志向の高い方を中心に口コミが集まり、Google上では☆4.9(2023年12月15日時点で136件平均)の高評価を維持しています。
10種類の定番カラフルスムージー
オープン時から満席や貸し切り予約による課題、解決のためへの完全予約制の検討
そんなBOSCO di fruttiですが、オープンから3ヶ月を過ぎた頃から、ある問題が浮上してきました。満席や貸し切り予約が入っているといった理由で、せっかくご来店下さったお客様に対しお断りせざるをえない事態が起きはじめたのです。
特に、テイクアウト対応をしていないディナータイムのお客様に対しては、お断り以外の選択肢がなく、残念そうなお客様の顔を見る度に心苦しい思いをしていました。
ディナータイムは法人様の貸し切り予約が入ることも多く、このまま放置しておくと今後もより多くのお客様にご迷惑をおかけしてしまうと予想できました。そこで、10月頃からディナータイムを完全予約制に変える案を検討し始めました。
おもてなしのクオリティ向上のためのディナータイム完全予約制という決断
完全予約制にすれば、お客様の来店時間や人数が正確に把握できます。その分、店舗スタッフもゆとりを持って準備できるため、おもてなしのクオリティも高められると考えました。
完全予約制にすると敷居が高くなってしまうのではないか、といった懸念点も上がりましたが、スタッフ間で何度も議論しあった結果、店舗のコンセプトを貫こうという結論に至りました。
ご来店下さったお客様に心ゆくまでくつろいで頂ける店にしたい。新鮮野菜や果物を贅沢に使ったビタミンメニューを味わいながら、明日への活力を取り戻していただきたい。その想いのもと、2024年1月から完全予約制に踏み切ろうと決めました。
完全予約制への移行に合わせたドリンク・メニューの全面見直し
1ヶ月の議論を経て、その結論に至ったのは11月初旬のこと。そこから急ピッチで見直しを進めました。せっかくならフードやドリンクもより良いものにしようと全メニューのレシピを今一度見直しました。
アレンジ1つ加えるにも、決して簡単ではありませんでした。メニュー全体の味のバランスを崩すことなく、かつ見た目の映えも考慮しながら、数グラム単位で慎重に改良を加えました。
試行錯誤を重ねた結果、既存メニューの9割はレシピを改良。また、豚肉のポルケッタやフォンドヴォーのビーフシチューなど、新たなディナータイムを彩る新メニューも開発できました。
完全予約制に合わせたディナーメニューの見直し
完全予約制ならではの高級感のある心地よいプライベート空間づくりを目指して
また、店内インテリアの心地よさはそのままに、完全予約制ならではの良さを活かして、より高級感あふれるプライベート空間を作りたいと考えました。当店では、店内のテーブル席にあえて椅子ではなくソファーを設けています。
ソファーに体を預けて、ゆったり寛いでいただきたいとの思いからですが、その分適切なテーブルが見つからず、オープン時にはある程度妥協してしまっていた部分がありました。
また、店内インテリアの心地よさはそのままに、完全予約制ならではの良さを活かして、より高級感あふれるプライベート空間を作りたいと考えました。当店では、店内のテーブル席にあえて椅子ではなくソファーを設けています。
ソファーに体を預けて、ゆったり寛いでいただきたいとの思いからですが、その分適切なテーブルが見つからず、オープン時にはある程度妥協してしまっていた部分がありました。
リニューアル前のソファー席(テーブルがやや低い)
しかしこの度の完全予約制への切り替えに向けて、苦心しながら、ソファーに合った高さのテーブルを探しました。その他、贅沢な夜のひとときを演出すべく、カトラリーも一部変更し、スタッフのユニフォームも世界観に合ったものを取り入れました。
2024年1月の完全切り替えに向けた12月の移行期とお客様の反応
そうして、約1ヶ月の準備期間を経て、2023年12月はディナー完全予約制への移行期としました。クリスマスシーズンの繁忙期だからこそ、大切な方と過ごす場として当店を選んで下さるお客様に、最高の時間を過ごしていただきたいと考えたのです。
インスタやホームページに事前に告知はさせて頂き、ディナーについては前日17時までに予約いただくよう、お客様にはお願い致しました。グルメサイトの仕様も変更し、当日予約をお受けできないように設定を変更しました。
正直なところ、完全予約制への変更が伝わりきっておらず、12月初旬には当日ご来店下さったお客様も何名かいらっしゃいました。電話での当日問い合わせなどもあり、その都度事情を説明の上、丁寧にお詫びをさせていただきました。
幸いなことに、ほとんどのお客様には完全予約制に切り替えた背景をご承諾いただけました。その後、別日に改めて予約を入れてくださるケースも多く、本当にありがたく思っております。
サプライズ演出等についても柔軟に対応できるようになったため、記念日のお祝いに当店を利用下さる方からは特に好評いただいています。先日も誕生日パーティーを開催くださったお客様の企画にスタッフ全員で協力させていただき、「BOSCO di frutti最高!」というお言葉を参加者の皆様から頂きました。
完全貸し切り制に移行するにあたり、試行錯誤の連続では有りましたが、お客様の笑顔を見る度、思い切って決断してよかったと感じております。
12月の移行期間中にオペレーション等を見直し、年末年始にかけてさらなるブラッシュアップを図った後、2024年からはディナーの完全予約制を本格的に始動してまいります。
ランチメニューについても、内側から体が温まるホットスムージー等、季節に合わせたものをご用意。期間限定メニューやイベントなども積極的に開催してまいります。
季節限定の体が温まるホットスムージー
2024年からさらに進化する隠れ家的フルーツカフェ&ダイニング「BOSCO di frutti」をぜひ一度、ご体感頂ければ幸いです。
フルーツカフェ&ダイニング「BOSCO di frutti」
ご予約はホームページから
https://bosco-di-frutti.com/reserve
最新情報はインスタグラムにて発信中
https://www.instagram.com/bosco.di.frutti/
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