個性が光る新価値創造「研究員×地方創生」
ポーラ・オルビスグループでは、チャレンジしやすい風土創りが推進され、研究員が個性を活かしながら新価値創造に取り組んでいます。その中でも個性をフルに発揮している研究員が、中国 北京出身の王 凱(おう かい)研究員です。このストーリーでは、王凱が遣島使になったきっかけや活動についてご紹介します。
美肌ウェルネス温泉研究を通じて島根の魅力に触れ、関心をもつ
王は、ポーラ・オルビスホールディングスが進めている「美肌ウェルネスプロデュース※」の活動に参加しています。このプロジェクトでは、温泉の美肌作用研究を軸にウェルネス体験のプロデュースを行っています。島根県とはプロジェクト初期から連携し、県内の温泉の美肌泉質分析や、島根独自の食や文化資源と組み合わせた美肌ツアープログラム、宿に合わせた美肌ケアの提案などを行ってきました。王は2023年からプロジェクトに参加し、島根に密着した活動でのさまざまな体験をきっかけに島根県とのつながりを深め、島根の魅力を発信する「遣島使※」として活動するようになりました。
ポーラ化成研究員 王凱: 美肌泉質分析をしたお宿の前にて
※ ポーラ・オルビス
温泉×肌サイエンス 公式サイト
https://bihada-wellness-pohd.jp/spa-science/
※しまね観光ナビ
「島根の温泉×肌サイエンス ポーラグループの研究で6つの美肌泉質を発見!」
https://www.kankou-shimane.com/news/33516.html
※ 遣島使制度:主として県外で島根県のPR等をするため、島根県とのつながりが深く、島根県に愛着を持つ人を対象に、知事から委嘱されています。
委嘱状。2023年に島根県知事から委嘱を受けた
王が感じる島根の魅力
美肌ウェルネスの取り組みを通して、県内各地を訪れてさまざまな文化や考え方に触れた王。特に感銘を受けたのは、出雲市の万九千社(まくせのやしろ)を訪れたときだと言います。
万九千社にて
万九千社は、八百万神が出雲に参集する神在祭(神在月、旧暦10月)に際し、神々が最後に立ち寄ってくつろぐ場として知られています。それほど多くの神々が集まるのに、意外にも社(やしろ)が小さいことを不思議に思った王は「このサイズで、全国から集まった八百万の神様が入れるのでしょうか。」と尋ねました。すると案内してくださっていた宮司は「神様は、ここで十分なのです。」と教えてくださいました。この回答に王は、驚いたと同時に、自分に見合った大きさや等身大で生きることの大切さを感じたのだそうです。
感じたことを発信
「肌、服、家は、自分の命を守るもの。だから自分に一番ふさわしいものを選ぶことが大切だ。これは、自分の肌に合ったものを使ってもらいたいと何万通りの中から肌分析の結果を元にケアプランを提案するようなブランドを持つポーラ・オルビスグループの考えとも一致している。」と王は言い、自分の感じたことを人にも伝えたいと、主に中国の方々へ向けて発信しています。もともと業務の一環で中国の化粧品業界従事者に向けた講演の講師を務めるなど、積極的に発信活動を行っていたこともあり、自分の言葉と感性を活かして活躍しています。
温泉宿内にて動画配信する王凱
個人の感性を新価値創造へ
こうした経験は、日々の仕事にも活かされています。美肌ウェルネスの取り組みでは、温泉の美肌作用の研究成果とともに、訪れる中国人観光客へ島根県の魅力を伝えています。この取り組みは、地方創生の一翼を担う研究として、新しい価値創造につながっていきます。
個人が、自らのバックグラウンドやみずみずしい感性・経験を活かし、それをきっかけに新しい価値を創造する。それは、きっと多様な人びとが輝く未来につながります。ポーラ・オルビスグループでは、これからも個性を活かした研究をサポートしていきます。
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