聖蹟桜ヶ丘”PA numa"が新店OPENまでのストーリー

シェフから引き継いだ新MGR奮闘の日々

設計、建築、原子力・・・他業種から生まれた飲食グループが新規開拓に至るまで

弊社は、CADを使用したプラント設計を行っており、主に２次元ではAuto CAD、3次元ではAVEVA社のPDMS/E3Dを使用しています。PDMS / E3Dは12ライセンス保有し、様々なお客様からのニーズに対応できる環境が整っていて、配管設計、機械設計、躯体設計、電気計装設計等を3Dモデルにより、目で見て解り易い環境で行ない、お客様にもよりイメージが沸いて実際に現場がどのように完成するかまで確認できるような、細かいところまで再現した設計を心掛けております。

そんな中、管理部の配下にあります飲食Grから一番最初にOPENしたのは、大塚にあるレストランALITALE(アリターレ）でした。

「自分の店を持ちたい」。子供のころからの夢を叶えるレストランをオープン

ALITALEは、弊社社長が子供のころから夢だった自分の店舗を持つという事を実現させるべく、イタリアで修業を積んだシェフを招き入れ、新店OPENさせたのが始まりです。

また、社長はこんなことも言っており、

“日頃より現代人は野菜の摂取率が落ちている。ニュースでは野菜の大量の食品ロスも目に余る”そう口にした社長は、少しでも農家に協力できないかと考え、物件とのご縁もあり、海外では主流のサラダ専門店”VEGETOMO”の出店をシェフとともに考案。

現在は吉祥寺店と、聖蹟桜ヶ丘店の2店舗を構えておりますが、聖蹟桜ヶ丘に関しては、イタリアで修業したシェフが、2店舗目は僕の技術をもっと活かしたい!!

という要望から、以前より社長と話を進めていたため、2店舗目はシェフ主体のもと、全粒粉ピザをメインとした”PA numa”を2023年10月にOPENさせていただきました。

2号店オープン半年前にシェフが急遽退職。開店準備に追われながら、新商品のピザをお客様に届けるべく奮闘

吉祥寺店とは違い、聖蹟桜ヶ丘店には全粒粉のピザがあります。

そのピザをめぐって、悲劇は起こりました。OPEN半年前の出来事でした。

シェフがマネージャーを兼任しておりましたが、家庭の事情により、急遽退職という形になってしまったのです。予定ではOPEN後という話をしていたので、仕方がないという気持ちもありましたが、その時すぐ動けるのは私しかおらず、ピンチはチャンス‼と思うこととし、急な引継ぎや慣れない作業と現場の往復、新店OPENに向けて、ひたすらピザ生地をこねて、発酵具合の確認や成形、焼成の練習、社長とのピザ品評会、ダメ出し、作り直し、味調整など、現場のほかに毎日訪れる試練。すべてが勉強になりました。本社社員や飲食Grの仲間たち、吉祥寺のスタッフに支えられ、右も左もわからない私は救われたのを覚えています。

メニュー構成が終盤を迎え、アルバイトの採用期間には入りました。

期間は長めにとったものの、なかなか連絡がこず、ちゃんと面接に来てくれるかわいい学生さんたちは、もちろんキッチン経験なし。家で自炊もしない。私以外の社員もほぼ未経験。OPENを1か月に控え、焦りと、どう立ち回るか、頭での導線イメトレなど把握はしたものの、もちろんスタッフにも向き不向きがあり、時も空しくOPENし、やはりスピードと全員へのフォローが間に合わず、楽しみに来てくださったたくさんのお客様を、とてもお待たせしてしまったこともありました。そのせいか、口コミには遅すぎるというコメントや普通のピザの方がおいしいなど、お言葉を頂戴することもあり、お待たせしてしまった日々が祟り、2週間後には、来店者数が初日の半分ほどになってしまいました。スピードやクォリティを上げるために、たくさん焼く練習もスタッフ達にしてもらいながら、なんとか11月以降は、お待たせすることもほぼなく提供できています。

サラダもピザもヘルシーに楽しめる、地域に愛されるお店を作りたい。

今後に関しては、聖蹟桜ヶ丘唯一のサラダ専門店としてさらなる向上と、ピザに関しては、シェイキーズさんやドミノピザさんが近隣に構えておりますが、また、違う商品として、全粒粉のピザ(通常より低カロリー）をとにかくＳＮＳ等で発信し続けて、認知度をあげ、カロリーを気にされている方も、サラダを少しでも日常に取り入れようとという意識高い方も、ピザが大好きな方も、聖地“聖蹟桜ヶ丘”にて皆様から愛される店舗にスタッフと共に作り上げていきたいなと考えておりますので、今後とも宜しく終お願い申し上げます。