Logo

ここは、人生の物語に出会う場所。

バロック流のサスティナブル、きっかけはデッドストックとYoutube

著者: 株式会社バロックジャパンリミテッド


今年発売された新作の服

みんなが着てる流行の服

世の中に色々な服が溢れ出しているけれど、

実は、使えない服(dead stock)と決めつけられて、

誰にも出会えず燃やされてしまうモノが多く存在します。

そのタイミングに出会えなかったけどあなたの好みな服。

あの頃、チャレンジしたかったけど高くて買えなかった服。

「AUNE(アウネ)」はdead stockを生かして、

あなたの毎日にちょっとした喜びをお届けします。


そんなコンセプトでバロックジャパンのサスティナブル事業「AUNE」がはじまりました。この取り組みの背景には、アパレル業界が長年抱えている環境問題がありました。


●きっかけは若手社員とYoutube

「AUNE」を語るうえで欠かせないキーマンがいます。当社の未来政策室長の“かんだま”こと神田麻衣です。彼女は社員として新規事業を模索する傍ら、Youtubeで自社の商品だけでなく他社の商品、コスメ、自分の好きなものを日々発信し続け、現在のチャンネル登録者数は30万人に上ります。


2年半前、彼女は通販事業のアウトレット部門を担当していました。もともと、通販で買い物をすることが好きで、シーズンごとの新作だけでなく、アウトレットでも自分の好みの商品を購入していました。それらアウトレット品などを自身のYoutubeでコーディネートや商品紹介としてアップすると、かなりの反響があり、紹介した商品が次々に売れていったのです。後日、会社で検証してみると一週間で数百万円動くときもありました。その時神田は「デッドストック(評価減在庫)でも良いものであれば、それがシーズンを過ぎていようと需要を作り出すことができるのでは?」と直感します。


また当時会社が、通販のアウトレットにそこまで注力していなかったこともあり、施策バナーやメルマガを打つだけで売上が伸びていきました。その結果、アウトレット品でも強く打ち出すことや、見せ方を変えるだけでそれなりの価値を見出すこともできると確信したのです。


自身のチャンネルでもコーディネートを紹介


●アパレルへの意識の変化が決定打

“デッドストックの中には発売シーズンが大分過ぎてしまい、誰にも出会えず燃やされてしまうモノが多く存在する”神田はここにも着目しました。実際に調べてみると想像以上の商品がお金をかけて焼却されていたのです。会社も近年、環境へのサスティナブルを掲げ、「売れ残り」を出さない売り方をしてきましたが、どうしても「売れ残り」は出てしまいます。そのような商品にも先程のやり方で、もう一度息を吹き込みたいと思いました。


また神田が、昨年海外出張に行った際、欧米のアウトレット市場の活性がとても印象的で、欧米では既に服へのお金のかけ方が変わってきていると肌で感じたそうです。日本でも服のサブスクが若い子に浸透し始めておることからも、世界的にアパレルの売り方の潮目が変わり始めている事が事業化することへ後押しになりました。


AUNEへの思いを語る「かんだま」こと神田未来政策室長


●単品ではなくコーディネートで売る理由

「AUNE」は基本、コーディネートで販売をしています。ECサイト自体を系統やシーン別の検索に特化させ、アイテム選びに自信がない人でも、直感的に商品を検索できるような仕組みです。その背景には、服は好きだけど、コーデの組み方がわからないという人が意外に多いこと。またデッドストックにはデザインや形は良いけれど、スタイリングが難しいものも多いことが挙げられます。それらの解決策として、コーディネートで提案すれば、届いたその日からそのまま着ることができ、デッドストックなので安く提供できると考えました。


●消費者目線のコーディネート

「AUNE」のコーディネートは、プロのスタイリストではなく社内の販売スタッフや本社社員をメインで起用しています。実際に接客している(した)人の方が、一般のリアルなコーディネートの要望が分かるからです。ただ単によく見せるだけではなく、日常にマッチし、使いやすく、それでいてお洒落な組み合わせを親身になって提案できるのです。また着用モデルについても、一般の方が身近に感じられるような人を起用していきます。


モデルはプロだけでなく、新入社員や販売スタッフも起用


●今後「AUNE」が目指すところ

コーディネート売りに特化したプラットフォームで「服に興味があるけど優先順位が低い方」「オシャレの仕方がわからない、時間も割きたくない人」「バロックの商品に関りが無かった人」など、幅広い層へのアプローチを目指します。また、社内の焼却在庫をゼロにする事はもちろんのこと、サイトユーザへ特設バナーや施策などで環境への問題提起を行い、ECサイトでありながら、売る側だけでなく買う側も巻き込んで環境へのサスティナブルに取り組んでいきます。


●関連リリース

×





行動者ストーリー詳細へ
PR TIMES STORYトップへ
STORYS.JPは、人生のヒントが得られる ライフストーリー共有プラットホームです。

この他の企業のストーリー

5min read
マウントマヨンジャパン合同会社
「何もしない節約術」が家計の救世主に! 2年で1700万円もの支出見直しに成功したコスト削減サービス誕生の秘話
「何もしない節約術」が家計の救世主に! 2年で1700万円もの支出見直しに成功したコスト削減サ...
9min read
株式会社ソラミチシステム
薬剤師の活躍も業務効率化もシステムでサポート! 『CARADA 電子薬歴 Solamichi』の特許取得機能『指導ナビ』とは?
薬剤師の活躍も業務効率化もシステムでサポート! 『CARADA 電子薬歴 Solamichi』...
4min read
株式会社結城事務所
地方からも本当の専門家にチャットで気軽にアクセス。コンサル事務所から「ラインコネクト」が誕生した理由
地方からも本当の専門家にチャットで気軽にアクセス。コンサル事務所から「ラインコネクト」が誕生し...
4min read
Fédération Equestre Internationale
馬×騎手×音楽:芸術的な「パラ馬術」フリースタイル選曲の裏側
馬×騎手×音楽:芸術的な「パラ馬術」フリースタイル選曲の裏側 馬場馬術とパラ馬術は、馬術の中で...
8min read
信濃毎日新聞株式会社
ニッポンで一番昆虫を食べてきたNAGANOから。地元の蜂の子とカイコを使った「ミックスナッツ」を、新たな信州名物に育てたい。
ニッポンで一番昆虫を食べてきたNAGANOから。地元の蜂の子とカイコを使った「ミックスナッツ」...
6min read
口熊野かみとんだ山桃会
母たちのチャレンジ。地域で繋がりを紡ぎ、その中で開発した商品「熊野やまももシロップ」が導く地域貢献。
母たちのチャレンジ。地域で繋がりを紡ぎ、その中で開発した商品「熊野やまももシロップ」が導く地域...
7min read
株式会社ゆう幸
地元食材を使った菓子が地域経済のSDGsモデルとして評された高級菓子ブランド「くら吉」の創業ストーリー〜生産者との連携事業に着目したきっかけとは
地元食材を使った菓子が地域経済のSDGsモデルとして評された高級菓子ブランド「くら吉」の創業ス...
5min read
株式会社山川出版社
「大敗」の現場で探る、戦国時代の記憶とは。『戦国の〈大敗〉古戦場を歩く 』執筆の経緯
「大敗」の現場で探る、戦国時代の記憶とは。『戦国の〈大敗〉古戦場を歩く 』執筆の経緯 古戦場、...
3min read
タカラベルモント株式会社
廃棄レザーが1点物のファッション作品に変身。大阪・西成での協業から考える、サステナブルなものづくりとは?
廃棄レザーが1点物のファッション作品に変身。大阪・西成での協業から考える、サステナブルなものづ...
7min read
株式会社All Personal
【使える目標で誰もが活躍できる職場に】サイバーエージェントグループCAM社がHRTechツール「Pinter(ピンター)」の提供を本格的に開始。戦略人事プラットフォームCANTERAが開発支援。
【使える目標で誰もが活躍できる職場に】サイバーエージェントグループCAM社がHRTechツール...