試食という文化を次のステージへ 〜新しい食体験価値の提供を目指して〜
「新しい挑戦」ができる機会。“おためし本舗 試食屋”は食の体験価値を生み出したい
おためし本舗 試食屋は、食に特化したショールーミングサービスとして、食品メーカーのマーケティング支援を行っております。
イオンモール株式会社との連携事業として、新たにイオンモール幕張新都心にOPENした“おためし本舗 試食屋”。食に特化した所謂ショールーミングビジネスとして、首都圏の多くの生活者に対して「ちょっといいもの」を提案する店舗となっています。これまでの食品の販売といえば、リアルで商品を陳列して販売する小売店や、お店を持たず全国の方へ販売することができるECサイト販売などが当たりまえでした。いつでも気軽に食品を購入することができる時代になったものの、その反面「これまで買ったことがない」商品や、各企業から出される「新商品」のようなものは、消費者はお金を払って食品を購入してから味を確かめることしかできないので、なかなか挑戦をすることができなくなってはいないでしょうか。試食屋は、生活者の食における「新しい挑戦」ができる体験価値の機会と、食品メーカーの生活者との食体験という、購買判断における重要なタッチポイントを生み出すことを目指しています。
今回は、“おためし本舗 試食屋”のきっかけとなった経緯や裏側をお話しながら、これから目指す未来の形についてお伝えします。
「その企業、その人から買いたい」商品の情緒的価値を創出
デジタルが普及した時代において、アナログの価値は何かと問われれば「情緒」だと考えます。生活者の普段の食品(日用品)の買い物は、経済合理性が最優先事項になっている傾向があると考えています。簡単にいうと、実際に味などが良いとわかっている商品であったり、容量と価格のバランスにおけるコストパフォーマンスや、生活導線における買いやすさなどです。特に価格の部分は、企業規模の優位性によって競争力が大きくことなる部分であり、規模が大きくない企業が競争をしようとしてもなかなか難しいことが事実です。そのなかで各企業は、他社にはないこだわりで差別化を図ったり、独自性を出しながら商品を展開しています。経済合理性だけで選択をされると、もしかすると購入されにくかったような商品でも、試食屋は体験価値に加え、ストーリーや生産者の想いをさまざまな形で届けて、企業・ブランドのファン創出を目指して生活者にアプローチすることを目指しています。そうすることで、商品に付加価値が乗っかり、「その企業から商品を買いたい」や、「この人の商品を買いたい」という情緒的な価値の創出が実現すると考えています。
アナログとデジタルの両面から価値の最大化を。ショールーミング事業のリーダーカンパニーを目指して
おためし本舗試食屋は、知らなかった全国のメーカー(生産者)や商品の 「発見」、試食を通じて商品の魅力を感じることのできる「体験」、商品の価値を最大限知ったうえで店舗やECで購入できる場を提供する、お客さまの食卓へ“ちょっといいもの ”をご提案する新たなプラットフォームとして、株式会社Livaとイオンモール株式会社の2社が連携して生み出した新たなブランドです。食に特化したショールーミング事業のリーダーカンパニーを目指すべく、アナログとデジタルの両面での価値の最大化と、掛け合わせによる最適なOMOの実現を進めています。おためし本舗 試食屋は、地域の食発信・事業者支援のプラットフォームです。
きっかけは将来ビジョンの親和性、イオンモール株式会社と“おためし本舗 試食屋”の実現に至るまで
株式会社Livaは、食のショールーミングの事業可能性を強く感じていながらも、より多くのお客様に商品を認知・体験いただける環境や、コンセプト(例:ヘルスアンドウェルネス・地域の食の魅力発信など)に基づく商品展開や、店舗や商品のより良い見せ方などが必要だと考えていました。そんなとき、イオンモール株式会社と事業の将来性や今後の展開施策などに関して対話する機会があり、イオンモールの考えるリアルの価値や地域活性化、SDGsに対する考え方を伺い親和性が高いと感じたことで、新しいチャレンジをする具体的な会話が始まりました。
デジタルな時代だからこそ、商品のアナログ的価値である情緒を大切にしたい(企業ストーリー紹介)
犬山のお米の美味しさと新しい感動を伝えたい(株式会社ココトモファーム / ハードバウム玄米)
〜誰ひとり取り残さない居場所を創る〜 その昔、犬山城主にも献上されていた犬山のお米。自然豊かな田んぼで、私たちの手で丁寧に育てています。その美味しさと感動を伝えたい...そんな想いから自家製米粉100%グルテンフリーのバウムクーヘンは誕生しました。また、ココトモファームでは「誰ひとり取り残さない居場所を創る」ことを目指して、お米の6次産業化(生産・加工・販売)をベースとした農福連携(農業×障害福祉)に取り組んでいます。そして地域を、日本を、社会を支える”幸せの輪”を広げることができればと願っています。
ひろしまレモンの可能性にチャレンジ(とびしま柑橘工房 / れもんげ “ひろしまレモンのお菓子”)
とびしま柑橘工房は広島県産レモンの可能性にチャレンジしています。安心安全な食材を使用したとけるレモンのめれんげ「れもんげ」をはじめ、レモンケーキやレモネードシロップなど、レモンのお菓子・シロップ・調味料の加工販売をおこなっています。2023年からは新しいチャレンジとして、これまで栽培に向いていないと言われてきた、高地にある耕作放棄地でのレモン栽培に取り組んでいます。
農家の規格外フルーツを用いた無添加ジャムバターで、美味しく楽しいフードロス解決に取り組む(株式会社トリプルバリュー/Re.BooooN!リブーン)
年間約200万tもの野菜・果実が、規格外の大きさや傷などの理由で市場へ出回ることができなくなっています。それらの、農家がこだわって作られた食材を我々Re.BooooN!(リブーン)が適正価格で買い取り、手作り・無添加でお客様へお届けできるようジャムやバターなどの加工食品へと生まれ変わらせ、販売。また、新大阪には「手作り工房」を設け、子どもも大人も楽しくジャム作り体験をしながら、隠れフードロスについて学べる食育の場としています。「美味しく、楽しく、選んでいたものが実はフードロス商品だった」となるような”Well-Food(ウェルフード)”と呼ばれるサービスを目指して取り組んでいます。
純国産天然の蜂蜜本来の味わいを、お子さまからお年寄りまで多くの方に知ってもらいたい(株式会社蜂の音 / 国産百花はちみつ)
蜂の音は自社で養蜂業を営み「みつばちには可能な限り手をかけて、はちみつには可能な限り手を加えず」の考えのもと、自然とみつばちの恵みをそのままお届けしている養蜂場です。現在、日本のはちみつ消費量は世界的にとても少なく、実際には食卓にまだまだ浸透していない食品です。蜂の音は少しでも蜂蜜の良さを伝え一人でも多くの方に少しでも多く口にしていただきたいと思っております。そうすることで業界がますます注目され、どんどん発展していくと信じております。
商品改良や向上、マーケティングリサーチなど。企業がおためし本舗 試食屋を導入する目的は様々
食品メーカーに対してマーケティング支援を行う、おためし本舗試食屋のサービスですが、導入される企業の目的はそれぞれ異なります。地方の生産者に、首都圏の消費者と商品の密度の高いタッチポイントづくりに活用いただいたり、消費者意見を収集して商品改良や向上、販促施策立案に生かすマーケティングリサーチとしての機能期待をしていただいたり、商品の首都圏のマーケットでの反応を見て、自社で販売店舗を展開するための展開の足掛かりとしてなど。多くの企業に幅広い目的で活用いただいており、食品メーカーごとに必要な機能を店舗サービス用いて提供しております。
私たちが目指す未来
私たちは「ありそうでなかった」新しいチャレンジをしています。店舗での食体験による商品PRやマーケティングリサーチだけではなく、商品の開発支援から卸までを幅広く自社で行うことで、一貫した食品メーカーの事業拡大支援サービスを提供しています。これまでの食品業界の“アタリマエ”を疑い、本質的に意味のある取り組みを進め、新しい“アタリマエ”を生み出していきたいと思います。また、さまざまな企業との取り組みによる事業シナジーを数多く生み出し、新しい未来への可能性にチャレンジし続けます(株式会社Liva 代表取締役 CEO/中村圭吾)
挑戦するのはいつもイマ
挑戦なくして仕事の楽しさ無し
私たちはチャレンジし続けることで、日本に元気を与えていきます
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