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今日が、残りの人生の最初の1日。

Go2marketing「交通インフラ改善とADASの進化」

著者: Go2Marketing合同会社

Go2Marketing合同会社「歩行者の安全を優先し、グローバルに進む交通インフラ設計改善と自動緊急ブレーキ(AEB)の義務化」海外先行事例調査報告セミナーの裏側

#まちづくり、#ADAS、#プロジェクトの裏側


クラウドスタートアップ支援事業の経験と海外の友人ネットワークから始まったGo2Marketing合同会社。

フィル・マグニー経営の米国、ミネソタ州のVSI-Labsのジャパンエントリーを手がけて6年間。「自動運転、ADAS、V2X」のシンクタンクとして第一人者の地位を築いた。



僕は人間としてもっと成長し、Go2Marketing事業を発展させていきたい。

デジタル革命の進化は、ヒトの生活にどのようなイノベーションをもたらすのか?新たな領域での事業開発を進めていきたい。

米国の州・郡・都市の取り組みから先行事例を収集・分析し、日本の交通インフラ改善と自動緊急ブレーキ(AEB)をはじめとするADAS車載テクノロジーの進化に反映していきたい。

取りかかりとして”タイトル”にあるオンラインセミナーを開催し、本領域に関心を持つ企業に対する情報提供を図り、相互のコミュニケーション醸成を図っていきたい。



このストーリーでは、米国において増え続ける自動車事故により歩行者やサイクリストの死亡事故を撲滅する為の「交通インフラの設計改善や、AEBの義務化など」に関する行政や都市、そして産業の取り組みについて、Go2Marketing 永井の現地調査報告セミナー開催の裏側をご紹介します。

(写真)Go2Marketing永井:米国シリコンバレーにおいてレベル4自動運転トラックを視察

Go2Marketingのコアビジネス:米国VSI-Labs提携により自動運転テクノロジー・リサーチ・ビジネスの第一人者へ

僕は会社も一つの生命体であり、ヒトとのつながりと社会に生きている中での必然性があって生まれるものだと思っている。

Go2Marketing合同会社は2018年に生まれた。


2017年に自動車部品サプライヤーの先行開発チームを退社して、これからどうしようと思っていた時に、海外の知人から「ナガイは、前々職のVCでスタートアップ企業支援をしていたよね。自分が現在経営職を務める会社で日本市場へのエントリーを模索しているが手伝ってくれないか?」というお話を頂いたのが企業のきっかけである。初期、Go2Marketingと契約頂いた企業の多くは、北米市場のソリューションやサービスを開発する企業。その多くは、提携企業を通じてのB2B2Cモデルであった。


そのうちの1社が、米国ミネソタ州に本社を構えるVSI-Labsである。「自動運転、ADASとV2X」を専門領域にOEMやサプライヤーに向けて調査・分析レポートを発行している。ファウンダーのフィルマグニー氏の依頼で、ジャパン・カントリー・マネージャーを兼務している。

VSI-Labsは会員制の形態で、独自調査・分析のレポートを発行している。以下は、その一例である。



①ソフトウェア定義車両(SDV)時代のサイバーセキュリティ管理

②ロボタクシーは人間が運転する車よりも安全か? Google系ウェイモの調査データの分析・評価

③米国運輸省はFMVSS第127条を改訂。AEB ,PAEBを義務化

×


僕はVSI-Labsの事業にコミットする中で自動運転、ADASとV2X分野における知見を蓄積し、一定のポジショニングを構築することができた。きっかけを与えてくれたフィルとVSIの顧客に感謝である。お陰様でVSI-Labsの事業は堅調に推移している。



自動車産業は今100年に一回と言われる変革期に直面している。クルマの電動化と同様に「自動運転やADAS, V2X」は技術的な変革である。問題の核心は、そのような技術的変革がヒトの生活にどのようなイノベーションをもたらすか?ということであると僕は思う。



ヒトの生活のイノベーションは、デジタル技術変革に加えて、地球環境変化などSDGs、シェア型のライフスタイルの普及など、多岐な要素によって形成されていくものである。

僕たちが生活する道路環境一つをとっても、ヒトとモノを拠点間で移動するROADと、都市空間に人々が集うコミュニティとしてのSTREETに分解して、モビリティを再設計・再構築するべき時が来ていると僕は感じている。こうした視点から、Go2Marketingとしての新たな取り組みを模索し始めた。

グローバルな潮流の調査を開始:路上の歩行者の安全を優先する為に、どのような交通インフラ改善やADAS技術が導入されているか?

そんな時に米国の友人から全米都市担当者会議(NACTO)が、2022年7月にボストン市で4年ぶりとなる会議「デザイン・シティ2022」を開催するから取材に来ないか、というお誘いを受けた。NATCOは全米150以上の州・郡・都市n運輸局が参集するNPOである。各団体の実績と計画をプレゼンテーションし、それぞれが抱える問題と解決法に関する情報交換を行なっている。アメリカ合衆国では、都市間の議論は国の方針からは独立して行われる。場合によっては、団結して連邦の政策決定に意見を述べることもある。


米国においては、2009年以降、道路で増加傾向にある対歩行者、対サイクリストの死亡事故が大きな問題として取り上げられており「デザイン・シティ2022」におけるワークショップのテーマは以下のようなものであった。

①歩道の縁石延長(デーライティング)等によって、歩行者の安全性向上を図る道路の再設計・再構築

②脱炭素化時代のヒト移動に適したサイクル専用ルートの設計・構築

③マイクロモビリティやコネクテッドカーなどのデータの見える化による都市交通の再構築

④歩行者・サイクリストの安全性向上を図る車載ADAS技術、自動緊急ブレーキ(AEB)など義務化

(写真)NACTO主催「デザイニング・シティ2024マイアミ・デード」基調講演


デジタル技術の進化、世界的な普及によって、IT技術をベースとする近代型社会生活普及に関する時間差は、欧米諸国と日本の間で僅かなものになったと感じている。しかし、上記の4つのテーマに関してはどうだろう?それぞれ社会的背景、文化的背景、法規制など背景が国ごとによって異なるため、社会における取り組みは異なっている。

そのこと自体は良いとして、「ヒトとサイクリストが共有する空間としての道路の再設計・再構築」という課題への取り組みについて日本の現状は十分だろうか?という疑問が僕の中に湧き起こってきた。


先進高度支援システム(ADAS)は、ドライバーの付加価値向上から、歩行者やサイクリストの安全性確保へと進化

僕自身、自動車部品サプライヤー在籍当時、趣味で講じているロードサイクリングの途中で、信号停車位置の手前を路地に入るために左折する車両と衝突し、大怪我をした経験がある。自分自身の自転車操縦にも注意不足な点があったと反省はしているが、「日本における道路のナビマークはあくまでもガイドラインであり、道路を走行するサイクリストにとって、安全を確保するものにはなっていない。」ことを知り愕然としたものだ。文明の利器である自動車に対する弱者である歩行者とサイクリストの安全性を向上するための取り組みが、日本においても強化されるべきと感じている。



自動運転を含む自動車のIT技術は飛躍的に成長している。しかし、それら技術の多くは、ドライバーと同乗者のためのものである。公共スペースである道路を走行する自動車は、もっと歩行者やサイクリストの安全性にも配慮するべきであろう。僕が考える配慮とは”ドライバーの運転モラル向上”だけでなく、”自動車の装備としての周辺環境検知と事故防止機能”などの搭載・強化である。

人間を中心とする交通インフラ設計改善とADASに果たすべき役割に関する調査報告書項目

Go2Marketingは、新事業領域として「交通インフラの改善と車載テクノロジー(ADAS)の進化」に取り組んでいる。

Go2Marketingは、新事業領域として「交通インフラの改善と車載テクノロジー(ADAS)の進化」に取り組んでいる。

以下の項目における調査報告書をご用意している。

第1章 米国の最新交通事情:歩行者・サイクリスト死亡事故の増加

第2章 社会的な課題への連邦と地方行政の取り組み:ビジョンゼロとヒト中心の都市・道路設計

第3章 全米都市担当者会議(NACTO)カンファレンス:ニュージャージー州ホーボーケン市「ビジョンゼロ」成功事例から

第4章 歩行者死亡事故とクルマ大型化の相関関係:IIHS調査報告書と全米都市の動向(ニューヨーク市やNACTO)


(写真)ニューヨーク市コロンバス通りと75丁目のプロテクテッド交差点とバイクレーン


セミナー開催告知:海外先行事例調査の報告により、日本における研究開発へのフィードバックを行います!!

上記レポートの初披露として、Go2Marketing主催のオンラインセミナーを開催予定している。以下はセミナーの要旨である。

米国では歩行者死亡交通事故の増加が社会問題化し、米国運輸省は課題解決の方策の一つとして”都市と道路など交通インフラの設計改善”と”歩行者保護を図る自動緊急ブレーキ(AEB)と歩行者自動緊急ブレーキ(PAEB)を新車アセスメントに組み込む”方針を打ち出している。衝突事故の原因究明は、データ収集・分析から「路上の歩行者を危険に晒している現状の道路の問題点」や「歩行者やサイクリストに優しくない車両設計など」多くの問題が抽出され、改善の必要性が指摘されている。

「何故、クルマ中心社会と言われた米国社会」において急速にヒト中心の都市・道路設計が進んでいるのか?

セミナーでは、米国人への生インタビュー取材を含めたリアルな裏側をご紹介する。”自転車専用ルート”設計ガイドラインや、”歩行者の安全性を優先するデー・ライティング設計やリーディング・ペデストリアン・シグナル(LPS)など”実践的な道路改善設計事例について解説する。また、歩行者の安全性向上の為に、どのようなADAS技術の車両への搭載義務化が検討されているかについてもロードマップをご提示する予定です。


Go2Marketing特別オンラインセミナー(登録無料)

「歩行者の安全を優先し、グローバルに進む交通インフラ設計改善と自動緊急ブレーキ(AEB)の義務化」

2024年8月1日(木)午後3時〜4時30分

https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_APgMjTEvTWmP_lCt3NUiYw






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