“お小遣い稼ぎ”だけじゃない。withコロナの今、クラウドワークスが伝えたい新しい副業の形。
副業は、お小遣い稼ぎだけじゃない。
2020年4月7日。
新型コロナウイルスの感染拡大を防止すべく、緊急事態宣言が発出。
これを受け、在宅勤務や業務の休止・停止、自宅待機など
日本の、私たちの働き方は変容を迫られました。
そしてwithコロナを迎えた今。
このパラダイムシフトにより、日本では従来想像もつかなかった新しい働き方を模索する人が増えているのではないでしょうか。
とりわけ、私たちクラウドワークスが強く感じるのは、副業に対する取り組み方が変わり始めていることです。
そんな変容の中、私たちには気掛かりなことがあります。
検索サイトで「副業」と入力しても、目につく表示は「稼げる」の文字ばかり。
少額を稼ぐための手段として紹介されているものを見かけることから、
私たちは「副業」に紐付くイメージは「お小遣い稼ぎ」が多く、beforeコロナから変わらない固定概念と化していると考えています。
副業は、そういった一つのイメージに捕われてはもったいない。
もっとたくさんの働き方を叶える手段だと、私たちクラウドワークスは信じています。
その想いから、beforeコロナの2020年1月にはハイクラスな副業・兼業人材のマッチングサービス「クラウドリンクス」のサービス提供を開始しました。
サービスの特徴として
“DO(課題を把握しており、解決するだけだが対応リソースがない)”
ではなく
“WHAT(企業も課題が分からず、解決に至れていない)”
“HOW(企業が課題を把握しているが、解決手段を認識できていない)”
という、企業が持つ課題のうち抽象度の高い課題の解決を得意とする人材にフォーカスしており、2020年8月現在の登録者数は5,000名を超える規模となっています。
そこで今回、この固定概念とは異なる想いを持つ企業が考える、副業を取り巻く現状と、私たちの考える新しい副業の形についてお話させていただきます。
コロナ禍を経て起こった、副業を取り巻く働く個人の変容
「新型コロナウイルス感染症の影響下における生活意識・行動の変化に関する調査(2020年6月/内閣府)」にもある通り、コロナ禍を経て副業を直近の収入を解決する手段として検討し始めた方は多くいらっしゃるようです。
これは、片手間で行うお小遣い稼ぎではなく、収入を得るための重要な柱の一つと捉えられ始めており、副業がもたらす働き方への期待値が上がっていることを示しています。
そしてwithコロナ突入以降は「企業に依存せずに生きていくための新たな選択肢」として、副業に取り組む方が増えてきたように感じています。
当社のある社員が副業(オンライン学習スクールでの受講者向けメンター)で実際に感じたのも、このような意識の変容でした。
【beforeコロナでの受講動機で多かったもの】
- 「異業種への転職を目的に、まずは勉強したい」
- 「フリーランスとして独立することがゴール。まずは副業から始め、そのための投資として勉強したい」
【withコロナでの受講動機で多いもの】
- 「勤める企業が副業解禁になったので勉強したい」
- 「コロナ禍により、収入が減った/まだ大丈夫だが、これから先収入が減る可能性が高いので、今から勉強したい」
このように「自分のキャリアは誰かに託すのではなく、自分で描く。そのために自分だけのスキルを得る」という考え方へ変化が起こり始めています。
コロナ禍を経て起こった、副業を取り巻く受入企業の変容
2018年1月の「モデル就業規則」の改訂および2019年に続々と企業の副業解禁が起こったように、企業が従業員に対し副業を認める動きは従来より加速し始めていました。
そんな中起こったコロナ禍。そして、企業活動との両立を求められるwithコロナへの突入。
これにより企業は、人材への制約条件(物理的距離や雇用形態)に関係なく、優秀な人材を獲得できるという価値観が顕在化したと考えられます。
この流れも相まり、一部企業では副業を新たな人材活用手段として重用する動きが見られるようになりました。
未来の副業を形作る「戦略的副業」とは
このように、副業はコロナ禍を経て新しい価値観へアップデートが始まっています。そんな変化の中で私たちが見出した副業の新たな価値が「戦略的副業」です。
そもそも、個人・企業に共通する「仕事における課題」の切り口として
“WHAT(企業も課題が分からず、解決に至れていない)”
“HOW(企業が課題を把握しているが、解決手段を認識できていない)”
“DO(課題を把握しており、解決するだけだが対応リソースがない)”
があると考えています。
“DO”は、現在世の中で最も個人に発注されている種類の課題である一方、
“WHAT”“HOW”は現時点では企業間受発注が多く、もしくは企業内部人材だけに閉ざされた課題領域のため、個人がまだ活躍できていない領域だと考えています。
そのため、副業を始めとする外部人材にも解放することで、さらなる付加価値を創造することができるのではないでしょうか。
さらに働く個人にとっても、報酬だけでなく経験値や信頼の獲得に繋がりやすく、
受け入れる企業にとっても、潜在・顕在課題の解決に繋がることで価値拡大・創出に繋がりやすいことから、副業との親和性は高いと考えています。
この戦略的副業は、個人・企業どちらにも付加価値をもたらし、これからの副業観を変えるものになると信じています。
「働き方の選択肢を増やす」クラウドワークスの考える副業のあり方
ここまで「戦略的副業」についてお話してきましたが、私たちはこの「戦略的副業」がこれからの副業の全てだとは考えていません。
私たちクラウドワークスのビジョン(創りたい未来)は、
「働き方革命 ~世界で最もたくさんの人に報酬を届ける会社になる~」
私たちが目指しているのは、
どんな人でも、安心して自分らしく働ける社会をつくること。
私たちは金銭的な報酬はもちろん、喜びややりがいといった感情的な報酬も届けたいと思っています。
そんな未来を創るために
副業は一人ひとりの自分らしく働くを叶えるための一つの手段として、
「お小遣い稼ぎ」だけという固定概念がひっくり返り、様々な価値観に溢れたものであってほしいと考えています。
〈関連リンク〉
株式会社クラウドワークス:https://crowdworks.co.jp/
クラウドリンクス:https://crowdlinks.jp/
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