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「信じてもらえると、頑張れる」全体を見渡せる環境で、自分らしく成長できる場所

著者: 株式会社モレーンコーポレーション


はじめまして。


モレーンコーポレーション(以下、モレーン) の経理財務部で、全ての経理財務を担当している中村亜由美と申します。


今回お伝えするのは、「入社して18年。私のお仕事ストーリー」です。


モレーンという会社がどんな会社なのか。私が目にしてきたモレーンの姿を、これまでの想いとともにお届けしたいと思います。

財務だけではなく、もっと全体を見渡せる職場を求めて

モレーンに入社する前、私は大手半導体メーカーの経理財務部門で働いていました。


人間関係に恵まれ、居心地はとても良かったです。ただ、将来のキャリアを考えたときに「もっとレベルアップしたい」という思いが芽生え、転職を考え始めました。


当時務めていた会社では財務業務のみを担当し、担当部署以外でどんなことが行われているかを知る機会は、ほとんどありませんでした。


例えば、自社で扱う半導体はどんな業界でどのように活用されているのか。お客様にはどんなニーズがあり、どんな改善がなされているのか。会社全体としてどんな方向を目指しているのか。


そんな企業としての全体像を捉えることが難しい環境にありました。


だから、もし別の会社で働くなら今度は「全体像が見える会社」で働きたいと思うようになりました。


そんな折、転職エージェントの方から紹介していただいたのがモレーンでした。

採用の決め手「中村さんは、モレーンと同じ色だったから」

私がモレーンに入社したのは、今から18年前ですが、面接のときのことをよく覚えています。


社長、副社長を含む役員面接にかかった時間は、わずか15分。ほとんど質問されることもなく「不採用になってしまうのかな」と不安になったものの、無事に採用。安堵しながらも驚きました。


入社後、しばらくたってから代表の草場さんに採用理由を聞いたことがあります。


採用理由は

「モレーンと同じカラーだったから」

だそうです(笑)


当時のモレーンは、従業員わずか20名ほどのベンチャー企業。働き始めて気づいたのは、単にアットホームというだけでなく、まるで家族のような会社だということです。


例えば、入社して3日後。金庫の管理を任されました。


驚きと戸惑いを感じましたが、それは大きな信頼の証でもありました。今振り返ると、社員を信頼し、重要な責任を託すモレーンの姿勢が表れていたのだと実感します。


社員を家族のように信頼するモレーンのカラー。それは今も変わりないように思います。

自分の提案を受け入れてもらえる環境がある


とはいえ、入社当時(ベンチャー時代)の仕事はとにかく大変でした。


財務や経理業務を担当することになったものの、そのころはレクチャーをしてくれる担当者も不在。間近に決算を控えているにも関わらず、何も準備できていない状況でした。


前職で財務業務の経験があるとはいえ、新しい会社の環境にまだ慣れない中で、資料の場所や進行状況を把握することから始めなければならず、入社早々忙しい毎日を過ごしていました。


そのころは業務を終えて帰宅して鏡を見ると、別人になったかのように顔つきが変わっていましたが(笑)、それでも「私が何とかしなければ」という思いがあり、ひとつひとつ必要な資料を整え、必要な作業を進めていきました。


前職では数人でこなしていた財務業務を、モレーンではひとりで考え、行動するという経験をし、そのことがスピード感を持った成長につながったと思います。


大変ではあったけれど、今も変わらず仕事ができることに感謝しています。


それに、モレーンは経営者と立場が近く、私が経理業務に関して


「新しいシステムを導入したい」

「こんなふうにやってみたい」


と提案すると「わかった。とりあえずやってみよう」と受け入れてくれます。


そうした環境のおかげで、経理財務部門の体制は徐々に整えられ、スムーズに進められることも増えました。


自分の提案を受け入れてもらえる環境があると「こんなふうに変えていきたい」「より良くしたい」というポジティブなアイデアも芽生えますし、やりがいも感じやすくなりますね。

管理職だけれど「管理職」じゃない

私の仕事は、朝から書類とにらめっこして山積みの課題をひとつひとつ片付けていくことが多いですが、実は経理の仕事だけでなく、営業の電話対応や商品説明をすることもありました。


モレーンは会社の構造や部署ごとの業務が見渡しやすく、部署同士の交流もある環境なので、転職条件だった「会社の全体像が見渡せる環境で働く」という希望通りの環境で働けていると改めて感じています。


また現在、私は「女性管理職」という立場にいますが、正直管理職への馴染みはなく、管理者の意識自体、まだまだ薄いかもしれません。


ただ長らく実務をやってきて「やってみないとわからない大変さ」は身に染みて理解しているつもりです。


だから他部署の方と話すとき、抱えている業務量のレベルや仕事のやりやすさについて同じ目線で話すことができればいいなと思っています。


そうした自分の経験を活かして社員の方の声を拾い、より働きやすい環境づくりに貢献していくことが今後の自分の役目になると思っています。


誰に対しても公平にフラットな視点で

この20年で、会社は大きく成長しました。その一方で、各部署の状況が見えにくくなっています。


だからこそ、これからはメンバー同士が気軽に対話できる場を増やし、いろいろな意見やアイデアを柔軟に取り入れていく必要があると思います。


さまざまな意見を真摯に受け入れるためには、現場で実務を担う方々の苦労を理解しながら、公平かつフラットな視点で接することが大切です。


成長する会社の中で、社員一人ひとりの声を丁寧に拾い上げ、より良い職場環境をつくることに今後は貢献していきたいです。






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