パーマスタイルで、“男”のオシャレを加速させる“オトコ”の「両A面」とは?
タカラベルモント株式会社 ルベル事業部広報企画・石川由紀子です。
突然ですが、男性の皆さん、ヘアスタイルを楽しんでいますか?当社の研究所には、サイエンスの力で男のヘアスタイルの自由と楽しみを広げ、オシャレを加速させたい!という想いから、新たなパーマ剤の開発に取り組んだ男性研究員がいます。今回は、彼の知られざる2つの顔を紹介しながら、新たなパーマ剤の開発のきっかけ、ぶち当たった壁、“男”のオシャレを加速した先にどんな未来があるのか?について、研究員の想いを取材しました。
※ジオ パーマ 公式サイト
https://www.lebel.co.jp/products/mens/theo/theoperm/forsalon/
※メンズ用パーマ剤『THEÓ(ジオ) PERM』、10月22日発売
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000055758.html
■ side A【オシャレ好きのスタイリングオタク】
ルベル事業部 化粧品研究開発部 第二研究所 研究員・近藤信次
私生活では兄の影響でオシャレが大好き。特に、スタイリング剤が大好き
なんです。いわば“オタク”です。
スタイリング剤って、女性にとってのメイクみたいなもの。自分ではどうしようもないヘアスタイルが、スタイリング剤1 本で、カッコよくなることができる。使うスタイリング剤によって自分を色々と魅せることができる。大学時代はスタイリング剤を大量に買って、このスタイリング剤はこうなのか・・・と、パッケージの成分表をずっと見ていましたね(笑)買い集めたスタイリング剤を入れたBOXは、今でも僕の「宝箱」です。
そして、もう一つ大好きなのがオシャレ。
京都にある「RAINMAKER KYOTO」というブランドがお気に入りです。ショップが自宅と近いので、買い物がてらショップの皆さんと色々な話をします。自分自身が研究者ということもあり、生地の話や加工技術など、こだわりのポイントについて長話をしてしまうことが多いのですが、こういう話って、胸にグッときてしまいますよね(笑)ある時、自宅に戻ってから店員さんと話した「繊維の加工技術」が頭から離れなくて、もしかしたら化粧品に応用できるのではないか?と頭をよぎることがあったのです。まさか、今回発売する「ジオ パーマ」の開発につながるとは、その時は思いもよりませんでしたが・・・
■ other side A 【知識の融合を“ ワクワク” につなげる研究員】
学生時代は、大学・大学院ともにタンパク質工学を専攻していました。
タンパク質工学とは、社会に役立つタンパク質を自由自在に創るという学問です。特定のタンパク質を細胞に滴下することでiPS 細胞を作ろうという最先端の研究をしていました。しかし、スタイリング剤が好きだったので、“好きなコト”を仕事にしようと思いタカラベルモントに入社。最初はカラー剤の研究に配属となりましたが、ずっとスタイリングをやりたい!と願い続けたら1 年半後にはスタイリング担当になり、その中のひとつである「ジオ」のスタイリングも担当することに。今では、パーマ剤も含めた「ジオ」を担当しています。
知識の融合で
「男性のスタイルをオシャレにするツール」を作るという発想。
「ジオ パーマ」の開発は、スタイリング剤の開発をしながら、仕事終わりに仲間と一緒にナニか面白いことできないか?あれこれモノづくりをしていたのが始まりです。最初は、男性のスタイルをオシャレにするツールを作ろう!というところからスタート。その延長でパーマ剤開発にシフトしていきました。
もともとスタイリング剤の研究をしていましたから、スタイリング剤の様な剤形をパーマで表現したら面白いのではないか?と考えているうちに、今回の「ジオ パーマ」につながる方向性が見えてきたのです。それはスタイリング剤×パーマ剤の“知識の融合”。モノとしての融合は、スタイリング剤にパーマの有効成分を入れたらどうか?という単純な発想。“知識の融合”という発想は、スタイリングの研究員ならではのノウハウ、例えば泡質のコントロールを活かすことで新しいものができるのではないかという考えです。でも、最初は、めちゃくちゃ失敗しましたね(笑)。それでも、めげずに検証してくれた仲間がいてくれた、というのが支えになりました。失敗しているのにワクワクする感覚。研究にはワクワクが重要だと感じています。
■「ジオ パーマ」はスタイリストやお客様の気持ちに寄り添ったパーマ剤。
多くのメーカーのパーマ剤は、仕上がりや時間効率を考えてモノづくりをすると思うのですが、私たちは「メンズに特化しよう」と考えました。さらに言えば、「パーマそのものを見直そう」と話し合い、行きついた答えは「快適性」でした。「快適性」にはスタイリストさんの視点、お客様の視点、両方が含まれています。例えば、スタイリストさんの「快適性」をヒアリングしてみると、パーマには多くの工程があるため、それらをこなすことに対してストレスがあることが分かりました。また、お客様の「快適性」としては、私たちの想像以上に髪や頭皮に対する不快感を抱えていることも。この両方の「快適性」をサイエンスで解決することができれば、きっと受け入れられるはずだ!という信念にも近い想いがありました。
特に、お客様が抱える「パーマ剤が頭皮につくからダメージを受ける」という根深い思い込み。これをどのように解決すればよいのか?色々考えた結果、頭皮につきにくい剤形である「泡」にしたらどうだろう?と。
泡はモコモコとしているため、毛髪に滞留し頭皮に付着するリスクは少ないです。しかし、モコモコ泡は、薬剤が毛髪に浸透しにくく、今度は肝心のパーマがかからない。つまり、泡だけれども適度に泡消えしなければならない・・・
このような【メンズパーマに適した泡質の開発】という“壁”にぶち当たりました。
開発の壁をブレイクスルーした瞬間は、シャワー室の中に。
ある日、仕事から帰ってきてシャワーを浴びているときに、フッとアイデアが沸いてきました。
「スタイリング剤をつけすぎた時に、なぜシャンプーが泡立たないのか?」ということをぼんやりと考えていると、「スタイリング剤に配合している成分(油)を配合すれば泡を消せる?もしかしたら、泡立ちと泡消えの両方を解決できるのでは!?」とひらめいたのです。シャワー室でのふとした思いつきが、【メンズパーマに適した泡質の開発】という壁をブレイクスルーした瞬間です。それは、今回の「ジオ パーマ」の泡質となって実現しました。
大好きなオシャレがヒントになった「SpringPlex 処方」
そして、もう一つ。今回開発した「ジオ パーマ」は、繊維の加工に使われる技術を進化させています。この技術は、メインのメカニズムである「SpringPlex 処方」に昇華させました。ヒントになったのは、RAINMAKER KYOTO のショップ店員さんと話していた時に、何気なく自らが発した「この服のウールも、ヒトの毛髪も、主成分は同じケラチンというタンパク質」という言葉でした。そこから繊維も毛髪もリンクする技術があるだろうと考え、独自に繊維の加工方法を調べ、毛髪における有用性を発見。今回の開発に至りました。まさか、自分が好きなオシャレがヒントになるとは(笑)。不思議なものですね。
■男のオシャレをもっと加速させる未来とは?
多くの理美容師の皆さん、髪や頭皮に対する不快感がストレスになっている等の理由で、パーマをかけたいのにかけられないという多くの男性のお客様、それぞれの気持ちに寄り添い、各々の悩みを解決出来るのが今回の「ジオ パーマ」です。昔はカラーを楽しんでいたのに社会人になって、カットしかオーダーしなくなったような”くすぶりメンズ”にパーマをかけて貰いたいですね。そして、新たな自分を発見し、メンズヘアをもっと楽しんで欲しい、「ジオ パーマ」がそのきっかけになって欲しいと思っています。そして、これからはパーマ剤、スタイリング剤というジャンルにこだわらず、今まで誰もみたことがない新たなモノを作ってみたいです。今、メンズ市場は伸長しており、加速スピードは女性の市場よりも早いように感じます。これからの男のオシャレは、人それぞれの多様性に富んでいくのではないでしょうか。ずばり、「自己演出」の時代に突入ですね。これからも、「ジオ」というメンズのシリーズを通じて、“男”のオシャレを加速させていきたいですね。
行動者ストーリー詳細へ
PR TIMES STORYトップへ