目標は、球団社長。明大野球部→楽天→RPA HD→起業。会社社長がRevCommでマーケティング部門を担う理由
こんにちは、RevComm(レブコム)広報担当です。
当社のマーケティング部門を担う今尾和真のストーリーを取材を介してお届けします。
今尾は2011年、明治大学を卒業後、楽天株式会社に新卒で入社し、Web広告の企画営業に従事。2018年、RPAHDグループに転職後、副業で自身の会社を立ち上げ、2019年6月、RevCommにジョインしました。
そんな経験を持つ今尾に、なぜRevCommにジョインしたのか、どのようなところが魅力だったかを中心に、話を聞きました。
楽天に新卒入社し、20代でマネージャーとして活躍
――大学まで体育会野球部に所属し、そして楽天へ入社されたそうですね。
はい。小学生の頃から野球を始めて、大学でも体育会の硬式野球部に所属していました。当時、明治大学野球部出身者は金融、商社、メーカー系に就職することが多い傾向にありましたが、楽天の面接でお会いした方が魅力的な方ばかりで「こういう人たちと働きたい」という思いが次第に強くなり、楽天に入社することに決めました。
楽天に入社後は、オークション事業部でWeb広告の営業およびプロモーション企画、アライアンスを担当していました。入社5年目には、ゴルフ事業部へ異動し、Web広告全般とメディアプロデューサーとして、若年層向けのゴルフのWebメディアと雑誌メディアを同時に立ち上げ、ゴルフ業界活性化のために尽力しました。入社7年目にはゴルフ事業部と兼務して、新規サービス開発室に所属し、ライドシェアサービスの立ち上げ準備をしていました。
――20代の頃からマネージャーとして活躍されている今尾さんですが、楽天を退職したきっかけは何だったのでしょうか?
私が入社した2011年頃は、楽天もベンチャーの雰囲気があり、モチベーションが高い人から学べる環境に魅力とやりがいを感じていました。その後、東北楽天ゴールデンイーグルスが日本シリーズで優勝するなどで、世間での知名度がグンと上がり、誰もが知る大企業に成長していきました。
大企業ならではの仕事の面白みや魅力がある一方で、業務が細分化・仕組み化され、コミュニケーションをしなくても進む仕事が増えてきたことで、「成長が鈍化するんじゃないか」という危機感と「ビジネスマンとして更に成長したい」という想いが強くなりました。
よって、外に出て、スタートアップで働いたり、自分で会社を立ち上げたり、さらに成長できる環境で働きたいと思ったことがきっかけで退職を決意しました。
兼業で事業をしつつ、代表會田からのメッセージをきっかけに、RevCommに入社
――今尾さんは、兼業でご自身でも事業をされていますが会社を立ち上げたきっかけを教えてください。
楽天時代からお世話になっている方に「球団経営がしたい、経営の勉強をしたい」と話していたのですが、その方に、「まず行動してみたら?」と言われたことがきっかけで自分の会社を立ち上げました。
楽天を退職後、RPAHDグループに参画しRPA・AIに特化したB2Bオウンドメディアの責任者をしながら、国内初のRPAロボットマーケットプレイスのローンチやベーシックインカムの是非を問うメディアを立ち上げるなど幅広く仕事をしていました。しかし、参画して1年ほど経ったときに、事業フェーズを考え「今は自分の会社に本腰を入れたい」と思い、RPAHDグループを退職することにしました。
――ご自身の会社では、どのようなプロダクトを提供しているのですか?
米・ニューヨークのスポーツテック企業・Decervo.comが開発した、野球の選球眼を向上させるトレーニングプロダクトを日本で展開しています。ストライクやボール、球種、ゾーンを見極める能力を鍛えるプロダクトなのですが、NHKのスポーツ番組で特集していたのを、たまたま観ていて「日本で展開したい」と思い、すぐ問い合わせフォームから連絡しました。SkypeでのMTGだけで契約をしてもらい、
現在、日本では独占権を持って、展開しています。
――ご自身で会社を経営しながら、なぜRevCommにジョインしたのでしょうか?
転職サイト経由で、代表の會田からメッセージをもらったことがきっかけです。最初の1カ月は、業務委託で入って、その後、正式に入社しました。會田と初めて会ったときに、会社を経営していることを話したのですが、「継続してやってもらっていいので、RevCommも手伝ってください」と言われたので、それならということで、入社を決めました。
入社後は、RevCommでの仕事が圧倒的に多いですね。自身の会社の仕事は、平日の早朝、土日にやっています。
RevCommの魅力は、優秀なメンバーと一緒に働けること
――RevCommでは、どのような仕事をされていますか?
オフライン、オンラインを含めて、マーケティング全般です。オフラインのマーケティングはほとんど経験がなく、めちゃくちゃ大変です(笑)。昨年6月に入社してから11月まで、マーケティングはもちろん、PRもイベントもカンファレンスも、ほぼ一人で担当していましたね。
――入社してから感じたRevCommの魅力を教えてください。
一番は、代表の會田の秀でた魅力とMiiTelというサービスですね。同い年なのですが、人を巻き込む力だったり、経営者マインドだったり、世の中を良くしたいという強い思いだったり、私に足りないものをたくさん持っていると感じています。
代表會田のストーリーはこちら
RevComm創業ストーリー(その1)AI×コミュニケーションで日本の労働生産性を上げる『MiiTel』着想までーー
また、會田しかり、働いているメンバーがとても優秀です。モチベーションが高いメンバーが集まっているので、一緒に働いていて非常に楽しいですね。もちろん、みんな仕事に対して情熱を持っているので、厳しい言葉が飛び交うこともありますが、それはそれで、上辺だけではない本音の会話ができていて、とても良いことだなと感じています。
會田はよく「本当に考え切れているのか」ということを口にします。そういうところは、「私が尊敬している経営者の方に似ているな」って思いますね。膨大な資料の細かいところをピンポイントで刺してきたり、自分にない視点で物事を考えたり、優秀な経営者の方は、人とは違う視点を持っているのかもしれないですね。
――今尾さんが感じるRevCommの課題はなんでしょうか?
ビジネスサイドにおいて、「自分自身も含めですが、ビジネススキルをもっと伸ばせるのではないか。機会損失が結構あるのではないか」と感じています。一例ですが、弊社サービスMiiTelを導入いただいている人材紹介系の企業様を例にとっても、市場として全国で約4,000社、都内で約2,000社ほどあり、まだまだアプローチできてないと思っています。迅速に顧客接点を創出できるように継続してアプローチは続けていきたいと思います。
35歳で米国へ、39歳で球団社長になるというキャリアビジョン
――では、ご自身のキャリアについて、どのようにお考えですか?
キャリア的には、35歳までに米国に行きたいと思っています。メジャーリーグが大好きなので、メジャーリーグの球団で一度は働きたいんです。今でも試合を観に行くためだけに米国に行ったり、球団関係者に直接アポイントを取って話をしたりしています。MLB球団でしか学べないこともたくさんあると思っているので、勉強や学びのために、MLB球団で働くことを一つの目標として置いています。とにかく、野球が好きで、野球に成長させてもらったという事実が、私の中でとても大きいです。
――夢は、球団社長になることだとお聞きしました。
はい。39歳までに実現したいと思っています。いずれは、球団社長になりたいので、成長させてもらった楽天に恩返しをすべく、成長した段階でもう一度戻りたいなという気持ちはありますね。
そう思うようになったきっかけは、私が楽天に入社した2011年、明治大学野球部の先輩でもある星野仙一さんが、東北楽天ゴールデンイーグルスの監督に就任されたことです。そのため、星野さんに何度かごあいさつをさせていただく機会があって。「お前は何で楽天に入ったんや?」「早く野球界に来い。野球界に貢献して、恩返しせなあかん」と、会う度に言われていました(笑)。星野さんは厳しい言葉の中にも愛情があり、言葉の重みがすごくある方でした。
そして、星野さんが他界され、更にその言葉が心に深く刺さっています。だから、私はずっと、「球団社長になりたい」と言い続けています。どうやったらなれるのかな?と思って、12球団の社長の経歴を調べたりしてました(笑)
――いずれまた、新しい挑戦をする可能性があるということでしょうか。
そうですね。キャリアビジョンを描く中で、また新しいフィールドで新たな挑戦をするということはあると思います。実は自分年表を60歳まで書いていて、自分が描いてる通りになれば理想ですし、理想が現実になるように動いていきたいと思います。
求める人材は、「周囲に影響を与えられるような人」
――今後、どのような方と一緒に働きたいですか?
私自身がかつてそう感じたように、私と出会ったことによって今までと違う感情を持つことができたり、向上心がわいたり、何かしら影響を少しでも与えられる人間になりたいと考えています。これは、黒人初の大リーガーで、私の卒業論文のテーマでもあったジャッキー・ロビンソンが言っていた言葉なんです。常々、「世の中の仕組みづくりをしていきたい」「他人の人生に影響を与えられるような人物になりたい」と思っているので、そのような考えを持っている方、また我々は事業をしているので、イシュードリブンで考え抜ける方と一緒に働きたいですね。
――最後は、RevCommに入社するメリットを教えてください。
優秀なメンバーと一緒に働けることはもちろんですが、急成長しているスタートアップで働くチャンスはめったにないと思います。思い通りにいかないこともあると思いますが、このフェーズならではの組織の仕組みづくりや急速な成長を体感できますし、起業したい方にとっても学びが多く、勉強になるはずです。
それと、提供しているサービス「MiiTel」がとても魅力的です。
RevCommにいるメンバーは「MiiTel」が大好きで、全員が口を揃えて大好きだと言えるサービスに出会う機会はそうないと思いますので、そんなサービスを展開できるということが最大のメリットではないでしょうか。
RevCommは、サービスを通じて「世の中の仕組みを変える、良くしたい」ということをずっと言い続けていますし、そこに繋がるサービスは作れているのではないかと思っています。そして、これからも新しいサービスを第二弾、三弾としてリリースしていく必要があるので、ただ受動的に働くのではなく、主体的に夢中で仕事に向き合い、組織として社会に貢献したい、世の中の仕組みを作りたいというマインドの方に来ていただけるとうれしいですね。
――ありがとうございました!
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