【リアルカイジ】元公務員K氏に教わった違法カジノで自分の人生がたった180日で○○になり、その後●●になった話

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そして急に

K氏の顔がいつになくまじめになる。

K氏
だからなぁ、これだけはよく覚えとくんやで。
何です?
K氏
自分を見失ったらあかん。


この時、何か見透かされた気がした。


わ、わかってますよーー!


そう言ってすぐさま乾いた笑顔で返す。


しかし僕の心の中の心境はこうだ。

僕は勝てる。
そして実際に数ヶ月こうして勝ち続けている。
負けない。
負ける気がしない。
僕は他の負けるような奴とは違う。



僕が気づかないうちに僕の中ですでになにかが壊れ始めていた。





第4章
108万円


その後も1ヶ月に一回、韓国やマカオに行きながら日本のハウス(違法カジノ)にも通っていた。

その頃は毎日入り浸っていて、K氏がいなくても一人で行くようになっていて

しかも勝ったお金でハウスの近くのタワーマンションに引っ越すまでになっていた。


さすがに毎日行くと、同じように毎日いる方々やディーラーと仲良くなり簡単な挨拶なんかもする。

いつもいるのに一向にプレイをしない韓国のおばさん達がいるのである日聞いてみた。

おばちゃん。
プレイしないのに何で毎日いるの?笑
おば
私は金貸しやで。
ここやと一瞬で100万200万負けるやろ?
せやけど、お金を下しいくと面倒やし大金の場合下ろされへん場合もあるやんか。
そう言う時に私が貸してあげんねん。
へ〜〜〜


そういった事かとひどく関心した。

おば
にいちゃんもいつも来てるし何かあったらいっといで。


そういって手持ちバックにたっぷり入った札束の山を見せてきた。

は、はい。


こんな所でお金借りたらいくらで返さなきゃいけないんだよ!

怖くなりそそくさとおばちゃんから離れる。


自分のテーブルにもどり勝負再開。

再開の前におばちゃんが座っていた席の隣にある

スロット台に5万円程、興味本位で入れた。



自動で回ってくれるのでその場にいなくてもよいのでバカラに集中出来る。

早く負けをとりもどさないと、、、

今日はこの時、既に30万くらい負けていて少し気分が悪い。


まぁ自分のせいなんですけど。


負けを取り返す為に一回のベットを5万10万と増やしていった。

しかし、今日は調子が悪い。

さらに負けが増え50万円ほどになった。


そのころ、先ほど賭けたスロット台の方が騒がしい。

あわててさっきのおばちゃんが僕を呼びにきた。

おば
あんた!これ当たるかもしれんでっ!!!


僕が賭けたスロットはリールが9個ありすべてのリールがチェリーになればジャックポット。

このときのジャックポット金額は108万円

おばちゃんがいうにはかなり当たりそうな感じらしい。

僕が見たときには既に6つチェリーが揃っていて後3回転で残りのリールにチェリーが出れば、大当たり。つまり108万円ゲットだ。





1回転目

一つチェリーが出て、残りは後2つ

周りからどよめきが聞こえる。

僕の心臓がいつになく鼓動しているのがわかる。


えっ?





2回転目

さらにもう一つチェリーがでて、残り1つ

より一層、周りからどよめきが


まじすか?







そして

ラスト3回転目

周りが静かに見守る中、聞こえるルーレットの音


スロット
ブゥーーーン。。。。



残り一つのリールを固唾を飲んで見つめる。

当たればジャックポット、当たればジャックポット。

当たってくれ!

当たってくれ!

当たれ!!当たれ!!

108万!!

108万ーー!!

ひゃくはちまーーん!!



僕が賭けていた台からけたたましく音楽がなる。


何が起こったのか一瞬わからなかった。

でたのはチェリー。

ジャックポットだ。

つまり108万円の大当たり!


やったーーー!!



その喜びも束の間、さっきのおばちゃんが声をかけてくる。


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