【音楽を始めてからギターを置いてみたら世界が広がっちゃった話し。(大学-現在②)】

著者: 村上 祥太
そして、初めて行った学生団体と言われるもののキャンプ企画。

確か一泊二日くらいで、
【絶対に笑ってはいけない24時】
みたいな企画でした。
内容はタイトル通りで、
笑うと叩かれる、そんなキャンプでした。

ただ、そのキャンプでは『語り』と言われるコンテンツがあって、
初対面の人たちとキャンドルだけがついている、部屋の中でふかーい話をするんですね。

MCの人がそんな話をしやすいように問いかけがあって、その場には不思議と初対面でも話せるような空気ができていました。

そこでいろんな人の話を聞き、
『学部や、出身が違えばこんな風に考えたりするのか』
『この人にはこんな背景があるから、今こうやって企画をしてるんだ』とか
初めて人と本気で話をするってことをしたんじゃないかと思います。

今までギターを弾いて、それが楽しくてそれをやり続けたい、それができればそれでいいと思っていたのが一瞬で崩れて行きました。

そのキャンプが終わりを迎える頃、さらに衝撃的な出来事がありました。

【ありがとうタイム】と呼ばれるコンテンツがあり、
参加者同士、スタッフから参加者へ、参加者からスタッフへ、このキャンプを通しての感謝を伝える時間がありました。
カードにメッセージを書いて渡す時間です。

このとき何を伝えたのか伝えられたのかはっきりと覚えてはいないのですがひたすら泣いたことを覚えています。笑

現代ではLINEやFacebook、メールと電子的なコミュニケーションでは感じることのできない何かがそれにはありました。

『自分でも何かをしたい、、、』
そう思い始めていました。

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