ドングリを食べた腰抜け引っ越し業者

シアトルからボストンまでピアノを引っ越し業者に頼んだ時の実話。

その当時一軒家に住んでいたのだが引っ越し業者の巨大トラックが大きすぎて電線にぶつかりそうになり家の近くまで来ることが出来なかった。

業者のおじさんは家からおよそ50メートル程の場所にトラックを駐車、そこからピアノを運びだそうとしたのだが当時の家には石段が9ステップ程あった。

ピアノを道路からゴロゴロ転がして来たのにはビックリしたが何とその業者二人分支払ったのに腹黒く一人でやってきた!!

そこでその当時の旦那がピアノを業者のおじさんと運ぶのを手伝うはめに。

これは予想外。私も手伝う。

そして後数段でなんとか運べる!という時になんとこの業者いきなりぎっくり腰になった?らしい。。

腰が痛い、運べない!といってなんと大胆に芝生の上に倒れた!!!

石段に斜めになっている重いピアノを一人でなんとか支える当時の旦那。

私はパニックになって近所に助けを呼びに行った!!


ヘルプ!ヘルプ!!


幸いにも近所のおじさんが直ぐに助けにきてくれてなんとかピアノを家に収納した。


そこで一件落着?と思いきや、、なんとこの引っ越し業者、、、芝生に倒れてうなっている。

救急車を呼びますか?聞くと、絶対駄目だ!と言い張る。これは違法滞在か?

旦那は仕事へそして私は腰を抜かした引っ越し業者の相手をする事に。

しばらくして彼は座れるようになった。

そこで仰天した彼の一言目。。

コーヒーをくれ。。。

な、なんなんだこの引っ越し業者!!!!

渋々コーヒーを炒れ芝生の上でもてなす?


しばらくすると携帯を貸してくれ、、と頼まれ渋々貸すとなんと30分程彼女?と芝生の上で長電話を始めた。一体何語で話しているのか検討もつかない。


もし仮病で突然起き上がってレイプでもされたらいけない!と優しい近所の方が交代で様子を見に来てくれる。


数時間経ってもこの業者なんだかゆっくり芝生の上にいる。。。

しばらくするとポケットナイフを取り出した!


や、やばい!!


するとなんと彼は芝生の上に落ちていたドングリを拾った。

そして私に「これは食べられるか?」と聞いてきた。


私は度肝を抜いたがなんとか平静を保ち「そ、それはドングリです。リスが食べているのは見た事はありますが人間が食べているのを見た事がないのでどうか分かりません」と答えると彼はドングリを観察した後ポケットナイフを使って皮を剝き始めた!!!!!!!!!


え??ま、まさか。。。


そしてなんと!!

食べた!!

彼はその後も数個ドングリを食べてまたコーヒーを炒れろと言って来た!

その後彼は箒が欲しい!と要求。

渋々箒を持っていくとそれを杖にして何とか立ち上がろうとしたが失敗。。


あ〜〜〜〜このままこのおじさん立てなかったらどうなるんだろう。。

不安が夕焼けとともに押し寄せる。。。。


その数時間後なんとか歩けるようになた引っ越し業者。

するとなぜかトラックまで普通に歩いて行った!


な、、な、、、なんだったんだこいつ!!!!!!!!!


さすがアメリカなんでもありですね。

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