『0点なんて最高じゃん!』何でも遊びにすることで、高3の半年で偏差値が31から75まで上がってしまった話 ~顔が輝かないようでは実力は発揮できないよ~
『あなたは疑い、行動に移していない。自分はただ行動に移してみた。進むことが出来るのは行動に移す者だけ。あなたもやれば出来る!まずは一歩踏み出すことでしょう?』
ここは非常に重要だ。
心構えが変わった瞬間に行動は変わる、そして目の前に起こる出来事さえ変わるのだ!
そして「この事は是非多くの人に伝えたい!」と後にライフワークにまでなる、、、
ちなみに、自分とはまるっきり考え方や勉強の仕方も違った友達も順調に成績を伸ばし、中央大学に特待生で入学していた^^
人それぞれ、好みのやり方は違ってもいいよね♪
もちろん苦労もあった、、、
自分にはやりすぎる癖があった。それは運動でもギターでも体を壊したことで知っていたはず、、、
しかし、自分はその二回では学びきれなかったようだ。
勉強をしまくっていた私は、右手が腱鞘炎になった。
親指と人差し指で鉛筆を握るのが難しくなった私は親指と中指に挟んだりして字を書いていた。
それも無理になった自分はグーで持って書き始めた。
すると、今度は手首が炎症を起こした。
手首をかばうと肘まで痛むようになった。
ついには、書いている途中で鉛筆は転がり落ちるようになり、もはや字を書けなくなってしまったのだ!
たしかこれは12月頃の事だったと思う。
成績も急上昇し、良い感じだったのに、、、
字がかけなければ試験は受けられない、、、
「またやってしまった!!」
物凄い辛かった、、、。
「なんで自分は学ばないんだ!やり過ぎたら体に良くないことは知っていたはずだ!」
顔回に関する記述が思い出される、、、
『過ち再びせず』
仕方なく、字を書かずにただノートや参考書を見るだけで勉強してみた。
式を書かないとまるっきり数学など解くことができない、、しかも猛烈に眠気も襲うようになってきた、、、
「またか、、、俺は何でいつもこうなんだ、、、」
ショックでこの日は早くに帰宅した。
親は自分の手に湿布を貼り、その手を握って優しく言ってくれた。
「成績なんてどうでもいいから、体を壊さないでね」
自分は物凄い幸せ者だ。
勉強をせずに進学すれすれの時も自由にさせてくれた。勉強を始めても、「勉強のやり過ぎには気をつけてね、あなたには幸せになってほしいから」と思ってくれた。
毎日毎日、自分の手の湿布を張り替え、さすってくれる親からは大いなる愛情をシミジミと感じさせてもらった。
光がもたらされた!
そうは言っても、勉強がこのまま出来ないままでは面白く無い、、
自分は悩んだ、、。
そして自分を責めた。
「顔回は『過ち再びせず』、自分はなんてザマだ!」
そして、無意識に神に祈った。(普段は神なんて信じもしなかったけど)
「自分は、「人はやる気になればやれるんだ!」という事を見せたいんです。こんなカタチで終わらせたくないんです!」
私はこの時、シャワーを浴びて髪を洗っていた。
今でもハッキリと覚えている!この時に起こった素晴らしい体験を!
私の願いを神様が聞いてくださったのか?急に目の前の霧が晴れたような感じになってきた。
そして、頭のなかにこのような想いが沸き上がってきた。
そう、自分で考えたというのではなく、まさに他の所から沸き上がってきた様な感じで!
「字が書けなくなって最悪?お前は眼が見えるだろう?口で喋ることも出来る。それだけでもどれだけ幸せなことか!」
「それに、お前にある手は一本だけではない。もしその手が使えなくなったとしても、お前には足もあるのだ!」
この体験に自分は震えるほど感動した。心からありがたく思った。
そして、物凄い力と勇気が沸き上がってきたのだ。
「あっはっは!手が壊れるほど勉強をしながら、遂には左手で書けるようにもなって成績急上昇!うんうん、その方が伝えるには面白いな!」
自分を被害者のように感じてしまっていた私は、自分が幸せ者であることに気づくことが出来たのだ。
当時は本当に苦しかったが、この経験は今考えると本当に体験できて良かった^^
おかげで今は両利きだしね♪
何で早稲田とか受けないんだ?!
急激に上昇した自分の成績を見てチューターは驚いた。そして、面白いことを言うようになった。
「室田くん、何で早稲田とか受けないの?滑り止めでもいいから受けたらいいのに。」
この時の経験は後に生かされた。
『やってみせさえすれば、わかってもらえる。”絶対にそんなことは無理だ!”と力説している人でさえも!』
自分が今やっているビヨンド自然塾もそんなことを伝えるためだけにやっている。
恐らくこの時点で、自分はその塾で成績は一番だったんじゃないかな^^
偏差値は75くらいに上昇していた。
好きでやるのと、無理やりやるのでは大違い!
■ 真面目にやってます!
■ 大変だけど、頑張っています!
こういう姿勢は人々から支持されやすい。
そんな横で笑いながらやっていると、「不真面目だ」とやや白い目で見られがちかもしれない。
確かにただヘラヘラやっているだけであれば、そう思われるだろう。
でも、
■ 思わず笑顔になってしまう!
■ 思わず顔が輝いてしまう!
■ 「お~!わかったぞ!こんな問題はもう試験に出ても楽勝だな。ワッハッハ~」
そんな感じで楽しみながら勉強するのも、額に汗しているのは真面目にやっている人と変わらない。
それどころか、実はもっとずっとずっと、ず~っと多くの力を勉強に注いでいたりするのだ。
著者の室田 泰文さんに人生相談を申込む
著者の室田 泰文さんにメッセージを送る
著者の方だけが読めます