人口380万人のバリ島で一人の少女を捜した奇跡的な物語~1枚の写真の力

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誰にでも人生を変えるような衝撃的な旅のひとつやふたつはあるだろう。


3回目のバリ島旅行の最終日は、私にとって生涯忘れられない日となった。


その日の午後、私は一緒に旅行に来た友人達にわがままを言って、


4年前に偶然出会った美しい少女に、もう一度会えたらとサヌールビーチへ向かっていた。


それは前回のやはりのバリ旅行の最終日、浜を散歩している時に


弟らしき少年と一緒に遊びに来ていた少女に目が止まり、

あまりにも美しかったので、声をかけて写真を撮らせて貰ったのだった。


いつかまたバリに行くことが出来たなら、是非とも、もう一度会ってみたいと


漠然と想い続けて、はや4年の月日が経ってしまっていた。


そして、今日、その日はついにやってきたのだった。




だが彼女に関する情報はサヌール付近に住んでいる以外、何もなかった。


サヌールとは、バリのリゾートの中でも、クタやレギャンのような原宿的賑わいもなく、


かといってヌサドゥアのように高級リゾート地として開発された場所でもなく、


現地の人達も生活している比較的に落ち着いたリゾート地である。


今回、2人の友人達は初のバリで、僕が案内役となり、いろんなところを観光し、


そして、最後の最後に僕の頼みをきいてもらったのである。


しかし、帰りのフライトを考えると捜せる時間はせいぜい3、4時間だった。






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