4歳の時、初めてのウォシュレットでの惨劇。。。

著者: 太田 裕治

僕はこれがトラウマで今(35歳)に至るまで、一切ウォシュレットのボタンに触れたことがありません(笑)


あれは4歳の冬だった。

当時、親類のおばさんの家が新築されたとのことで、

親戚一同で新築祝いにおばさんの行ったのです。


35になった今でもなのですが、新しい環境に行く(家とか場所とか特に本屋、図書館)と

どうしても、「う○ち」がしたくなるのです。(笑)

※すんません汚くて※

ここで、当時のトイレ事情を少しだけ。

都市部は当たり前の様に水洗化されてます。

田舎は懐かしの「ボットン式」

私の実家は田舎にあったので当然「ボットン」


お金のある家は「ボットン」でもタンクを大きくして「簡易水洗式」なんてのもありました。

「簡易水洗」さいきん良く仮設トイレで足踏みで水が流れるタイプあるじゃないですか。

それです。


ウチの実家も当初は和式ボットン。

20年くらい前に家を建て替えた時に簡易水洗(洋式)にしました。

ちなみに、完全水洗化(下水管がやっと来た)が完了したのは21世紀に入った2007年でした(笑)


なので4歳当時の僕はトイレは和式でボットンが当たり前だったんです。


そんな僕がおばさんの家で、う○ちをしたくなりお借りしたトイレで見た物は。

なんと!!

洋式!

しかも、水洗!

さらに、便座の横に「ワクワクするようなボタンがたくさんついてるぅ〜(キラーン)」



僕がう○ちをしたいのを忘れて、このワクワクするようなボタンに触れようとすると、

母「あんた!それ触っちゃだめよ!」

僕「え?」

母「これは大人しか使っちゃいけないボタンなの」

僕「そうなん?わかった(わかったふり)」

1回目は大人しく う○ち をしました。


宴会も進み。。。時は経ち。。。


2回目のトイレタイム(今度は小のほうね(笑))

母「あんた、1人で大丈夫?」

僕「うん!さっき水の流したし、大丈夫」


で、1人ルンルン気分でトイレに行くのです。

あの「ワクワクするボタン」を押す為に。

そしてこの「ワクワクするボタン」は

僕を辱める「地獄のボタン」へと豹変するのです。


トイレに入った僕はまずは

用を足す。

でいよいよ「ワクワクするボタン」を押す!

が!?

ボタンの表示の意味がわからん!!(ガーーン)

だって僕4歳だもん。漢字やカタカナで書いてあっても よーわからん!!(怒)


まっいいか!って感じで適当に「ワクワクするボタン」を押してみる。


※ここでまだ余談ですが、最近のウォシュレットは便座に座ってないと作動しません※


そう僕は、便座に座る事無く便器の前に立ったまま、「地獄のボタン」を押してしまったのです。


便器「うぃぃぃぃん。カチャっ。ちょろちょろちょろ」

僕「!?」

便器「ぷしゃぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」


僕「うぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ(驚)」

便器「ぷしゃぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」


僕「ヤバい!!停めなきゃ!!」また適当にボタンを押す


※もうこの段階で、僕の下半身はビチャビチャ。トイレも水浸し(ガーン)


便器「ウィーン、ウィーン(ノズルが首振りだした)ぷしゃぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」

僕「きゃぁぁぁぁぁぁぁ(悲鳴)」


どのボタンを押しても止まるどころか、どんどん事態が悪化していく(涙)


僕「きゃぁぁぁぁぁぁぁ(悲鳴)」


ようやく居間で宴会をしていた大人たちが異変に気づく


おばさん「ゆうくん、どうしたとね?」

トイレの悲惨な惨状を見たおばさん。

おばさん「。。。。。。。」

ポカーンとしておりました。

すぐに我にかえって、停止ボタンをおしてマシンは停止。


母「あんた、なんばしよっとね!!(怒)」

僕「泣きながら、ボタン押したら み、水が〜」

母「だけん、言わんこちゃなか!ボタン触ったらいけんって言ったやろ(怒)」

母「おばさん。すみません、すぐ掃除しますんで」


母はビチョビチョの僕をほったらかして、まずは惨劇の現場の清掃をする。

で15分程で掃除完了


僕はというと、着替えもなく下半身ビチョビチョ。

お風呂場に連れて行かれ、ズボンとパンツを剥ぎ取られ。

着替えが無い事を理由に下半身(象さん)丸出しで宴会をやってる居間へ連行。

結局宴会が終わり帰るまで下半身丸出しで過ごすことに。

親類の同い年の女の子達には笑われからかわれ(涙)

ずっと赤い顔をして過ごすのでした。


あれから30年の月日が流れました。

未だ、ウォシュレットのボタンは触る事ができません。(笑)

大人になった今「便利なボタン」と見えるのですが、

やっぱり「地獄のボタン」なのです。


すみません、しょーもない話で。

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