サプリメンタルストーリー 1人で感動 家族は無感動の物語  1話 うつと不眠症と学校 

著者: Oota Mituhiro

       

こんばんは。みつひろです。寒い冬の夜にこれを書いています。
今日は12月半ばなのに関西でも雪が降りました。
つい最近まで札幌民だったので、舐めてました。

住宅の断熱性の無さがやばいですw


それではさっそく本題に入ります。

高校1年製の当時、
僕は札幌の手稲区から東区の学校に通っていました。
わかりやすく言うと、北西から東ですね。


中央区よりの学校だったのでまだマシですが、それでも遠くて
冬は1時間ちょいかかりました。

積雪40-50cmの道 と 道路はスケート場状態 で
毎日30分近く歩かされました。


当時の僕は一応高校で成績を上げ続けていたの
で校内では中の上ぐらいでした。

勉強自体にあまり興味は無くて、

「社会と英語の文章の読み上げ眠い。だるい。
こんな効率の悪い方法じゃなくて、
もっと時間を有意義に使えればいいのに!」

と いつも思っていました。

だから、社会は裏ワザ的な自分向きの勉強方法を

開発開発して 授業は寝て、


テスト前日の1時間ちょいの特殊な読み上げ
で学年1ケタの順位を取れるようになっていました。

中学時代は毎日地道な進研ゼミのやり方で同じぐらいの結果を出すのに2週間かかったので、すごい発明でした。



数学は計算が得意なので 文章題に苦戦しながらも
気合で1ケタの順位を維持。

理科はまぁまぁ、国語は 微妙。 クラスメイトとはどうも馴染めず、学校にいるだけでストレスが貯まる毎日でした。

勉強と学校でストレスが貯まるからこそ、小テストの満点や、
1ケタ代の順位が貼りだされるのだけが唯一の楽しみでした。

目立てるので。こう見えてひそかにムッツリーニです。


僕の学校は 朝学習というものがありまして、朝の8時15分までに登校しなさいと教師が親に言っています。


「テストの成績は朝学習のおかげで上がっているん
だから 絶対に出るように子供に言っておいて
ください」
と 担任も数学教師も母に言ってました。

それでいつも母は
「Z会の今月の通信分をやってからゲームやりなさい。朝も朝学習に間に合うように起こすからね。」


そう言って

僕が人生で一番の生きがいのゲームすら
高校では封印していました。


「数学2学期末満点取ったのは朝学習一切復習してないし、

自分のやり方でやっただけなんだけど・・」


「それにZ会は学校の範囲外だし、そもそも
勉強自体に興味が無い・・」


「成績も上がっているのに、金の卵を生む鳥が
金を産まなくなるぞ。」

冬休みに入る前にそう考えていましたが、
まさか本当にそうなるとは思いもしませんでした。

冬休み中もそうだけど、なぜか体の調子が変なのです。
学校に行っていないはずなのに 気分が悪い。
なぜか寝付けない日が多かった。

そんな状態のまま3学期がはじまりました。


「冬だからかなぁ。なんか生きてるだけで憂鬱。
今日も寝れない。」


テスト直前までそんな状態で登校していました。

そうして迎えた3学期のテスト当日・・・
まさか思いもよらない事になろうとは



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