神様はバリにいた「一歩間違えれば死んでたのに何笑ってんの?」神という厄介な存在を知った、神々の島バリ島

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※キムタクイメージ画像



というキムタクのような声が頭に浮かんだ次の瞬間、

50メートル上空で、目の前に人間が迫ってました!




ぼく
これ、絡まって落ちたら死ぬ…か?





とか、考えでるうちに2人は想像通り絡まり、相手と絡まりながら落下。


が、何とかパラシュートは開いてる状態。


間違い無く僕たちには、起こってはいけない間違いが起こっていました。




さて…どうしたもんかな?



何でしょう 。


やたらと冷静で落ち着いた気持ちだったのを憶えてます。



ここで金具を外して自分だけでも海に飛び込んだ方が、相手は軽くなって落下しないかも・・・


とか、


これ位の落下スピードなら、このまま落ちても大丈夫か・・・


とか、


一応ボートは落下地点からは離れてるなぁ・・・


とか。




なんか、いっぱい考えました。




結局、割とゆっくり着水して、すぐにレスキューっぽいお兄さんが助けに来てくれて無事生還。

当の本人達もなぜか笑顔で、



ぼく
いやー参ったね〜
絡まった相手
こんなことあるんですね~



なんて、お互い無傷だった事を喜んでたら、ボート操縦してたお兄さんも笑ってました。




お前は笑うな



実は、

ぼくは海に着水したと同時に物凄い恐怖を味わってました。


なんと、着水した場所は足が付く深さだったんです。


金具外して飛んでたら、




割とヤベェ事になってたと思われます。




その恐怖と、興奮と、ボートのお兄さんの笑顔にムカついたのとで、思わずぼくは口走ってました。



今のはなし、もう一回飛ばせろ



と。


楽しかったなぁ、パラセーリング。


タダで2回乗れたし。




シュノーケリングは、鼻が痛かった。それだけです。




さて、全然「神」の話が出て来ないので、ここら辺で登場させたいと思います。




バリ島は、365日お祭りがある島です。



※ウブド王宮王族葬儀


観光で成り立ってる島ということで、そこら中物売りだらけではありますが、彼らにはちゃんと元締めが居て、観光客に高めに売ってその利ざやが儲けになる仕組み。


ビジネス感が半端なく、コーラを1000円で売ってきます。


レートは忘れましたが、だいたい物価は日本の5分の1くらい。


彼らもコーラを5000円で売ることにはちゃんと気付いてる訳です。


ちょっとした罪悪感はあるから、ちょっと値引き交渉すると半額くらいにはなります。


「観光客は金持ちだから、これくらいお金もらってもいいじゃん」


という感覚なのかもしれません。



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