第2話:死にたい。|「死にたい」と二度思うときから本来の自分を思い出す物語

2 / 2 ページ

前話: 第1話:はじめまして|「死にたい」と二度思うときから本来の自分を思い出す物語
次話: 第3話:自分を思い出す魔法|「死にたい」と二度思うときから本来の自分を思い出す物語

なんともいえない、心が強ばった瞬間。


「それでな、縁をきってほしいんだ。家族として」
こばけん
・・・・・・・


心が凍り付いて何も考えたくない。


「うん、そうだね」

人生なんてこんなもんだと自分の中に言い聞かせていた。

感情なんてもはやフル無視。





感情をいちいち考えていたら自分の人生なんて生きていけない。

嫌な感情が出ても抑えていないといけないんだ。


やっぱり親なんてあてにならない。
本当に一人で生きていくしかないんだな。



そんな風に考えていた。


そして家族の縁を切った。

正真正銘の一人になった。





誰も頼る人がいない。

一人で頑張って生きていかなきゃいけないんだ。








仕事・私生活も荒れ果てていた。


「仕事がしんどい。。もう死にたい。。。。」


週6日、毎日終電。





初めての会社だった。

とにかく必死で働いていた。


毎日毎日、上司から馬鹿にされる。怒られる。


「お前ほんとできないなー」

「会社の恥だよ。お前は」

「独立を考えている?一生無理だよ」


そんなことを言われ続けていた。


嫌で嫌でしょうがなかった。

会社に行くのがとにかく辛かった。


辞めたいと思ったけど

自分には家族もいないし頑張って自分が食って行くぶんは稼いでいかないといけない。



「家族はもうないんだしとにかく仕事を頑張らないと。。。。」

そんなことばっかり考えていた。






プライベートもズタズタだった。


部屋は散らかってるし、食事はコンビニ弁当。

水道光熱費を支払い忘れて止まることもある。

恋愛や友達関係もズタズタ。


とにかく毎日生きてるだけで必死だった。


でも立ち止まったら終わりな気がしていた。





この時の顔。

顔がガチガチになっていて無表情。



=================================================


自分を変えたい



今の自分をなんとか変えたかった。

このままではいけない。何かを変えないと。。。





色んな本を読みあさったり自己啓発のセミナーにいったりしていた。


セミナーにいって仲間ができたり知識を身につけたりした時は

とてもいい気分だった。

なんだか強くなった気分だった。



でもそれは少しだけのこと。


時間が経ったらなくなるなるし

会社での厳しい現実は何も変わらなかった。



なんとなく違うことは感じていたけど自分を変えるのをとめてしまったら

未来はない。


そんなことを考えながらとにかく前へ前へと向かっていた。



そしてあるとき、運命を大きく変える出来事に出会う。





著者の小林 謙太郎さんに人生相談を申込む

続きのストーリーはこちら!

第3話:自分を思い出す魔法|「死にたい」と二度思うときから本来の自分を思い出す物語

著者の小林 謙太郎さんにメッセージを送る

メッセージを送る

著者の方だけが読めます

みんなの読んで良かった!

STORYS.JPは、人生のヒントが得られる ライフストーリー共有プラットホームです。