第4話:独立なんて絶対無理|「死にたい」と二度思うときから本来の自分を思い出す物語
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【言葉のこだま】
上司の言葉がこだましていたが見ないようにしていたつもりだった。
次の日に税務署に個人事業主届を出しに行った。
2013年5月コバケンフリーランスとして開業
そしていい気になっていた
フリーランスになったと周りに言ったりすると
「おーーーーすげーーーじゃんー!こばけん」
とかそんな風に言われて嬉しかった。
なんだか強くなった気になった。
「ついに独立しちゃったもんね、えへへへ」
その時はなんだかうまくいく気がしていた。
自分のサイトや名刺も作ったりワクワクしていた。
なんだか上手く行く気がしていた。
でも実際はそんなこともなかった。
不安最高潮
といい気になったのもほんの数日。
生活資金1ヶ月半・クライアント0で独立。
このとき全資金は1ヶ月半くらせるくらいだった。
両親もいないので本気で困った時は本気でまずい。
仕事はいくつか頂いていたが生活ノルマは全然いかないし
このままだとお金が0円になってしまう。
自分の不安は頂点に達していた。
頭の中がぐるぐるしていた。
「あ〜〜〜〜〜周りに独立するって宣言しちゃったけど
まさかの1ヶ月で終了???ほんとかっこわるい。。。ありえない。。。」
「お金どうしよう。。。バイトでもする・・??探さないと。。。」
「今ある仕事もどうしよう。。。納期がピンチ!」
「消費者金融使う?う〜〜〜んどうしよう。。。。。」
どうしよう
どうしようどうしようどうしよう
どうしようどうしようどうしようどうしようどうしよう
追い込まれていた。
フリーランスなんて自分にはまだはやかったのか。
会社って改めてすごいところだとおもった。
毎月絶対におかねがはいってくるんだ。
でもフリーははいってこないかもしれない。
常にその不安と向き合う必要がある。
こわいこわいこわいこわい。。。。。。
逃げ出したくって仕方がない。
誰かに頼りたいけど頼る人がいないよぉ。。。。
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そんなときにYさんに言葉をおもいだした。
そうだ、
自分の心を見るのを忘れていた。
自分の感情を感じてみる。
ぐわーっと包まれていた。
自分が不安まみれなことを
改めて気がついた。
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なんだ、問題だと思っていたのは
自分の思い込みだったんだ。
自分は生きてる。
根拠はないけどなんとかなる。
そんな気がしていた。
実際になんとかなった。
お金が廻る仕事がはいってきて
不安がありつつも食べられるようになった。
このとき感じたのは自分の限界を決めているのは自分だと思った。
そして限界をこえられないのは感情が蓋をしていたんだ。
そう悟った。
自分のワクワクに従っていって
不安を受け入れて進んでいけばいいんだ。
自分の運命を委ねることに覚悟ができたときだった。
それから1年半がたち、驚愕の事実・思い込みに気付く。
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小林謙太郎(こばけん)
動物占いは狼/1988年生まれ。
陰陽五行は水の弟。
座右の銘は「幸せ・自由は思い出すもの」
■現在の活動
01 web制作・コンサル事業
Kobaken Official Web(事業サイト)
02 好きなことを事業にするスモールビジネスコンサルティング
http://kokoroodoru-job.com/service
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