♪心の中のムズムズ感の正体はコレだったんだ?娯楽が与えるもの、奪うもの…

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時間が奪われます。


そして現実の問題への不満などの

エネルギーが奪われます。


…それは、悔しさ、不甲斐なさ、

挽回しよう、埋め合わせしよう

とする行動に繋がるエネルギー

が失われる事を意味します。


更に、コミュニケーションを

分断する作用もあります。


例えば、

家庭でTVを見ながら食事をして

いて会話が無くなる…TVに集中して

他のものが目にはいらない、


…私の話も聞いてもらえない…

という方も多いのでは無いで

しょうか。


そして心身共に成長中の子供たちは

映像等「与えられる環境」に

ならされ、受け身になり、想像力、

発想力、そして工夫や主体性を発揮

する機会を奪われ、


さらに、視力、五感を使う機会も

奪われます。


番組の内容によっては、ある種の

価値観や解釈の傾向が植え付け

られたりします。


例えばお笑い番組をみて、弱い人を

バカにしたり、笑っていいとか、

勝ち組、負け組といった、

ある一面だけで物事を判断する

ようになるとかです。


それが犯罪に結びつく場合も

あります。


更に我々の関心や好奇心が削がれ

ている場合もあります。


例えば政治への関心が失われたり、

政治への不満がガス抜きされて、

無関心、言いなりになる人が増える

という、今の時代を象徴している

効果があるように思います。


私の子供の時代は、親が子供にTVを

見せないという家庭が多かったです。


当時は、厳しいとか可愛そうと

思っていたのですが、今、こうして

振り返れば、親御さんに先見の明が

あった…


子供の未来に対し責任と愛情が
あったのだなと感じます。




Sexが奪うもの


忙しく働くことや、スクリーンの

影響で、時間がなく忙しい人が

増え、共稼ぎでお母さんが子どもと

接するのが減ると


子供に愛着障害が起きやすく

なります。


愛着障害とは、幼い頃に無条件で

もらえるはずの、反応やぬくもりが

不足することで、

子供が安心できなくなったり、

反応が返ってこないことで


…自分には存在価値がないと感じ

たりして、自分に自信が持てな

かったり、冒険、挑戦できず、


…社会が怖いと恐れを抱き、

人付き合いが怖くなるという

ハンディキャップです。


その悲しさ、恐怖が身体的な緊張

を生じさせ、血液や脳内伝達物質の

循環にも影響を与え、身体的にも

ハンディキャップを与える場合も

あります。


そんな悲しさ、怖さを補う為に

依存しがちなのが、お酒、薬、

異性です。


TVに刺激されたドラマチックさ

を現実に求め、戦前の親同士が決める

堅苦しい恋愛ではなく、自由な恋愛…。


その象徴が「セックス」という

表現なのではと感じます。


そして異性との性交という

身体からの快楽や、自分の行為で

相手が喜ぶ事で自信がついたり

する結果、


…悲しさや怖さ、その他、現実的な

問題から逃れるようになります。





しかしそんな現実から逃れる行為が
習慣的に「ふしだら」「恥ずかしい」

…事であると気づく時、


…そんな行動に出た事、逃げている

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