ダメ人間力

1 / 2 ページ

「15」

この数字は僕が高校を卒業してからの約20年間の間に務めた仕事の数です。

なんでこんなに転職を繰り返したのか?

一言で言えばそれは僕がいくじなしの「ダメ人間」だからです。

とにかく「もうキツイ」「あの上司が嫌だ」と思うとすぐに辞めてしまう。

一番の最速記録は勤務初日のそのお昼には辞めてしまいました。

まさにダメ人間!

そんな自分も歳を取るにつれ、さすがにそう簡単に転職するわけにもいかなくなりました。

ハローワークの求人を見ると35歳からとたんに求人が減るのです。

しかも給料などの労働条件も厳しくなります。

年齢で問答無用に弾かれる、勤めても稼ぎが少ない。これはさすがに焦りました。

さらに世の中の景気が悪くなり、ますます仕事に就くのが難しい時でした。

そんな失職中のある時、僕は突如地元のミッション系の大学でパートタイマーとして働くことになりました。

実は僕はクリスチャンなんですが、以前キリスト教のイベントで知り合った、その大学に勤めている先生から連絡があり、「事務仕事やホームページの更新などの簡単な仕事があるけどやらないか?」と連絡があったのです。

高卒の自分が大学で働く!意外な展開に驚きつつもこれは神の恵みとばかりに飛びつきました。

ですがいざ働いてみると今まで無い苦労の連続。

高卒の自分にとっては大学というのは未知の世界。
「ゼミ」とか「一コマ」と言われても全くわかりません。

それに今までは肉体労働系の仕事がメインだっただけに、事務系の三種の神器「ワード」「エクセル」「パワーポイント」の使い方も全くわからない。エクセルに数字を入力するだけで本当に吐き気がしました。

正直初日で「あ~辞めたい!」と思いつつもようやく見つかった仕事。ここで簡単に辞めるわけにはいかない。なんとか自分なりの工夫をして、今日までの約十年、なんとか勤め続けています。

幸いにも3年前には正社員になれました。

しかしそんな勝手知ったる状態にも関わらず僕は新年度になると新しい仕事内容や新しいメンバーとの仕事に馴染めるのか?と、やたらと不安感でいっぱいになります。

でも「ダメ人間はダメ人間なり」に工夫しつつ、今日まで生き延びてきました。

この春、高校や大学を卒業した、お若い方にとって初めての会社勤めは不安も多いでしょう。

今も現役のダメ人間の自分ですが過去の経験から学んだ、ダメでも生き残る力。

題して「ダメ人間力」。


①挨拶は必ずするべし。

あまりに超基本的な事ですが、たった一言「おはようございます」を言わなかっただけで印象は悪くなってしまいます。ましてや相手が挨拶してるのにこちらがガン無視なんてのは言語道断。

「こんにちは」、「ありがとうございます」等声が小さくても構わないので必ず言いましょう。

挨拶が出来る、これだけで相当印象が良くなります。


②質問するべし。

分からないことはドンドン遠慮なく聞きましょう。

「あまり質問すると使えない奴と思われるかも?」なんて思うかもしれませんが、うろ覚えで作業して大失敗するよりマシです。

私は以前精密機械を製造する工場に勤務した事があるのですが、その機械の操作をうろ覚えでやったために「絶対にやってはいけない操作手順」を見事にやってしまい、ベルトコンベヤーに乗った部品全部、金額にして約200万円分を破壊した事があります。


③メモるべし。

聞いた事はすぐにメモりましょう。

質問する事はいい事ですが昨日聞いた事を、今日も明日も聞いたら流石に「お前、覚える気あるのか?」と相手に思われます。

環境が許すのであればメモ片手に、もしメモを取るのが苦手ならICレコーダーやスマホの録音機能を使って説明を録音するものいいでしょう。

仕事を早く覚えるにはとにかく記録する事です。

さらに言えば積極的にメモを取る姿は間違いなく好感度アップします。


みんなの読んで良かった!