「さすが」あざみる映画SINCE2005
いい男をさがすには、いい学校、いい会社に…。
男に頼らないで生きていくってことを良しとする教育とかって、
なんか信用できない。
みんな男をつかまえて楽しい主婦、子育て生活をしたいはず。
それを、もうひとりのナナを見て思ったね。
要するに、映画のテーマの女の行き方に行き着くわけですよ。
プライドか愛か?みたいな。
ナナの舞台設定
●クスリ
ミュージシャンなので飲んでる薬はピル(中島ミカのほう)。
もっと、ドラッグ中毒になりながらも、必死に生きてる人。
酒びたりのアル依存症なんかを、ミュージシャンには期待するね、僕なら。
●芸術家
貧しさから抜け出すのには芸術が武器になるんかなあ?
ちょっとイカレタところがある人の作品に感動するとか…。
貧乏や恵まれない家庭も、イカレタという部分に入ってるんかもね。
歌手のナナの方は、それを表してるんだよな。
でも、イカレ加減が足りない。
その上、映画のラストの結局、「彼の腕の中」っていう展開は
ちと、気持ちいいけど、やっぱモノタンナイ。
一方で、かわいい方のナナの彼氏が美大生とこれも芸術がらみ。
美大なんて金持ちのボンボンとお嬢が行くところだよなあ。
魂の表現する理由がないと勉強してもイカンと、
僕は陽水をみて思うね。
●恋愛
原作も女性漫画だし、読者も女性だよね。
だけど、映画化には男性スタッフがほどよく入ってるなと思う。
恋愛の描き方が、きれいだけど色っぽさもアリ!
バスタブシーンは良かったなあと思い出したりね。
以上。
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