「さすが」あざみる映画SINCE2005

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映画「嫌われ松子の一生」を見たよ。




感想は…笑えない。泣きそうな映画でした。原作者はどうやってこのストーリーを思い付いたか、知りたいです。




愛に飢えているのが、すべてのきっかけですよね。それを満たすための「普通」の判断が出来ない人だなと思いました。




「愛」なんて平凡なありふれたもので、探さなくても身近にある。けど、過剰に愛に期待して求めてしまう松子の病。




そんな姿に僕の最近の一喜一憂ぶりが重なって切なくなりました。








映画自体の感想はまあまあ。音楽は良かった。歌詞で意味が分かんないのがあったけど。




中谷美紀は面白くない。魅力ないね。宮沢りえあたりにして欲しかった。




その他、見たことがある芸能人がちょっとずつ何人もでていて賑やかでした。












TITLE: 「嫌われ松子の一生」を読み解く。




DATE: 06/24/2006 20:56:59




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「嫌われ松子の一生」を読み解く。




映画では51歳になった松子が精神科にかかるシーンがある。




精神科にはネガティブイメージがつきまとう。




が、松子はどうみても子供のときから精神を病んでいる。




本人や妹の錯乱は遺伝的な精神病を表している。




独自の表情も父の気を引く最初の意図を離れて




精神分解の危機を切り抜ける狂人の仕草だ。




異常さは明らかだが、美貌を持ち合わせてしまった女性の不幸だ。




生活力がなければ普通は入院しかない。




が、不幸なことに実家でも入院を嫌い家族の縁を切って片付ける。




時代も精神病に理解がなく、薬もなかった。




松子の寂しさは、一種の狂気に見える。




その寂しさは誰もが抱くものだから




観客は自分の中の狂気としての恋に気付かされる。



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