「さすが」あざみる映画SINCE2005
そのため、ヨーロッパやさらに古いエジプトなどの
歴史に対する憧れが大きい。
街の造り、王宮、石造りの家、奴隷、古代美術。
*現代性
一方で家の周りの畑を耕し、
牛や羊を育てたアメリカの田舎や開拓への
懐かしさも感じられる。
現代人の心の貧しさは
家族と職場が離れてしまったことも原因の一つだからだ。
*監督性
原作を翻案した宮崎駿の「シュナの旅」という
第二の原作がある。
吾郎監督は父の遺産の上で
独自のカラーを表わせているか?疑問。
:*テーマ性
永遠なものは「愛」とその結晶である「子供」しかない。
少子化や家族、性という現代問題を扱う。
以上から
冒頭で書いた現代社会の再構築は、
人間の理性は一部の天才によって操られてしまうほど弱い。
戦争と差別を繰り返した歴史の【狂気】を受け入れ、
【愛】のある平凡な暮らしを求めるしかない。
そのためには未来に【夢】を持とう、
というメッセージだと理解したい。
TITLE: ハチミツとクローバー感想文
DATE: 08/04/2006 22:16:05
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